プーケットのビーチダイビング!乾季限定カタビーチでダイビング!

プーケットのダイビングはボートダイビングとビーチダイビングの両方楽しむことができます。プーケットのビーチダイビングといえば、カタビーチ!カタビーチでのダイビングは海が穏やかになる乾季だけ!体験ダイビングもファンダイビングも手軽に楽しめることで人気!今回は、プーケットビーチダイビングについて詳しくご紹介します。

プーケットのカタビーチってどこ?

カタビーチはプーケットの西側、プーケットの中心地パトンビーチと最西端のナイハーンビーチの間に位置しています。プーケット空港から車で60~90分ほど行ったところにあります。カタビーチは白い砂浜が約2㎞続くこじんまりとした美しいビーチ。ビーチから沖合に浮かぶ無人島プー島(コプー)を見ることができます。

カタビーチは小さな岩場を挟んで、北側のカタヤイ南側のカタノイに分かれています。一般的に北側のカタヤイを「カタビーチ」と呼び、カタビーチには銀行や土産物店、マッサージ店、レストラン、ホテルが集まる小さな繁華街があります。一方、カタノイビーチには5つ星ホテルが立ち、静かで落ち着いた雰囲気の穴場なビーチです。

カタビーチのシーズンは?

プーケットのカタビーチは乾季と雨季で違った表情を持つビーチです。カタビーチでダイビングができる時季(シーズン)は乾季のみとなります。

乾季(10月~5月)は風や波、流れの影響を受けにくく、穏やかな海でダイビングやシュノーケリングを楽しむことができます。

雨季(6月~10月)はモンスーンの影響を受け、波が立ちやすくサーフィンが楽しめるビーチに!プーケット島内でも有数のサーフィンスポットとして人気があり、たくさんのサーファーが訪れます。インターナショナルなサーフィン大会が毎年開催されています。

カタビーチのダイビングポイントは?

カタビーチのダイビングポイントは、ビーチの南側と北側になります。主にビーチ北側のリーフ沿いをダイビングします。当店のビーチダイビングツアーでご案内するのも北側のポイントです。

水底は白い砂地が広がり、島沿いにはリーフが広がる癒し系のポイント。深度は比較的に浅く、水深は少しずつ深くなっていき最大で約12m、透明度は5~15mほどです。天候の良い日には、白いパウダーサンドのビーチからエントリーするのは開放的ですよ。またダイビング以外に、シュノーケリングも楽しむことができます!

乾季のカタビーチは、水面と水中の流れが穏やかになります。水深が浅いところはたくさん光が入り、水中も明るくキラキラした癒し系の景観が楽しめ、のんびり、まったりダイビングができます!島沿いのリーフのほかに、少し沖合に行くと、人工物のブロックが点在し、島沿いとは違う景観や生き物を楽しむことができます。
そして、カタビーチは日中だけでなく、プーケット近郊ではなかなかできないサンセットやナイトダイビングもできるポイントです。朝と夕セットで潜ってみるのも面白いかもしれません。

kata beach

カタビーチダイビングで見れる生き物は?

インド洋固有種では、スカンクアネモネフィッシュ、コラーレバタフライフィッシュ、インディアンバカボンドバタフライフィッシュなどの各チョウチョウウオ。人気のカクレクマノミなどの各クマノミ、各スズメダイ、カマス、ツバメウオ、カミソリウオ、ヘコアユ、フタホシフエダイ、ウツボ、フグ、ハナミノカサゴ、コブシメ、ゴンズイ玉、ウミウシ、クリーニングシュリンプ、ハゼなどが見られます。

カタビーチでは、プーケットのボートダイビングでは見ることができないような幼魚などマニアックな生き物が多く生息しています!また小物もたくさん楽しめるので、マクロ派の方にもおすすめ。運が良ければカメやミミックオクトパス、タイガーテールシーホース、ニシキフウライウオ(ゴーストパイプフィッシュ)、ヤッコエイの群れ、モヨウフグの群れ、シミランで見られるハニーカムモレイなどに遭遇できることも!

ビーチダイビング
プーケット ダイビング ポイント

ビーチダイビングのエントリー・エキジットは?

ビーチダイビングのエントリーは、器材を背負ってビーチを歩きそのまま海にエントリー。腰位の深さまで行ったところで、フィンを履き、BCDに空気を入れて水面移動します。
ビーチダイビングのエキジットも浮上後、BCDに空気を入れ、水面移動。腰位の深さまで戻って来たら、フィンを脱ぎ、歩いてビーチまで戻ります。
重たい器材を背負ってのエントリーとなるため、体力が必要です。波がある場合には、体力以外にもスキルや判断力が要求されることも。(その日の波の高さや潮の満ち引きによる)

ピピ島 ダイビング

ビーチダイビングの長所

まず足が地に付いている、という安心感があります。ボートダイビングように時間的な制限があまりないので、自分のペースで心構えができたら、水中に入っていけるので、初心者、またはブランクダイバーにはメンタル面で無理なく潜ることができます。
さらに、ボートダイビングの場合は船酔いの心配がありますが、ビーチダイビングにはその心配は必要ありません。
そして、ビーチダイビングは通常1ダイブ~なので、半日で気軽にダイビングができます!プーケット到着日にちょっとだけダイビングしたい方やダイブクルーズ前のチェックダイブなどにもおすすめです。半日コースなので、ダイビング終了後はプーケットオプショナルツアーやプーケット島内観光、スパ、ショッピングなどプーケット旅行の滞在時間を有効に使えるのもメリットです。

ビーチダイビングの短所

エントリーがビーチからということは、重いタンクと器材を背負ってビーチまで歩いていかなくてはなりません。さらに、潜降するポイントまで水面を泳ぐ水面移動をしなくてはいけません。そのため、ボートダイビングに比べ体力も必要になってきます。また海の深さやスポットにも制限があります。

カタビーチダイビングでの注意点

カタビーチには木製のローカルボート(ロングテールボート)やジェットスキー、パラセーリング用ののスピードボートなどが往来しているため、水面移動中と潜降・浮上の際はボートに十分に気を付ける必要があります。
さらに、離岸流(リップカレント)沖出しの流れにつかまり、沖に流されてしまうことも。ダイビング前には担当ガイドのブリーフィングをしっかり聞きましょう!

ラチャヤイ島 ダイビング

プーケットビーチダイビングのスケジュール

それでは、実際にプーケットのビーチダイビングに参加した場合の例を挙げてみましょう。
当店で開催している【半日ビーチダイビング(午前/午後)にてご紹介します。

ビーチダイビング午前半日の場合

8:20頃

ホテルお迎え(パトン地区の場合)

当店の送迎車がお迎えに上がりますので、ご指定のお時間にホテルロビーにてお待ちください。お泊りのホテル地区によってホテルお迎え時間が変わってきますので、ご予約書兼ご案内書に記載されているお迎え時間を確認しましょう!
お持物は、ビーチタオルと水着、ツアー代金などです。
※ご自身に器材をお持ちの方は器材をご持参下さい

9:00頃

当店に到着(カタ地区にあります)

担当インストラクターと合流し、代金のお支払いや書類記入、お着替え、器材合わせ、ブリーフィングなどを行います。準備ができましたら、車で約5分のカタビーチへ移動!

10:00頃

ビーチダイビング(1ダイブ)

カタビーチでダイビングを行いますが、ダイビング前に担当インストラクターよりビーチでの器材の背負い方やビーチエントリーの仕方、注意点などダイビングを楽しむために必要な事項のご説明がありますので、しっかりと聞きましょう!ご不明なや不安なところがある場合には、その場でインストラクターにお尋ねくださいね。

最初は足の着く浅瀬からエントリーし、水面を泳いで少し深い場所まで移動し潜降し、水中ツアーのスタートです!

11:00~11:30頃

ビーチから当店に到着

ビーチダイビング終了後、当店のお車がお迎えに行くので、お車で当店に戻ってきます。
当店に到着後、ログ付け、お着替えなどを済ませ、ホテルへお送りとなります。
※ご自身の器材をお持ちの方は片付け

12:30~13:00頃

ホテル到着予定(パトン地区の場合)

お疲れさまでした!

午後はプーケット島内観光や象乗り、ショッピングなどの時間に充てて、プーケット旅行を楽しますよ!

プーケット ダイビング ショップ

まとめ

カタビーチダイビングは体験ダイビングもファンダイビングもサクッと半日で楽しめる1ダイブのお手軽ダイビングツアーです。午前または午後より選ぶことができ、水着とビーチタオルだけで気軽にご参加いただけます!ボートダイビングのような1ダイブ50分といった時間制限がないので、お客様によっては1本のシリンダー(タンク)で1時間超のロングダイブも楽しむことができます。

比較的深度が浅く、綺麗な青い海でのんびりまったり潜れるので、長い期間ブランクがあり不安を取り除くためにリフレッシュダイビングをお考えの方、初心者の方でスキルに自信がない方、のんびりじっくり水中写真を撮りたい方などにおすすめです!プーケット到着日にちょっとだけダイビングしたい方、ダイビングの他にもプーケット象乗りや島内観光、ショッピングなどを楽しみたい方にはピッタリですよ。カタビーチでダイビングを楽しんだあとは、そのままビーチでのんびり過ごすこともでき、自由度の高いツアーとなっております。

乾季のプーケットにお越しの際は、ぜひ、乾季でしか楽しめないビーチダイビングをお楽しみ下さいね!