キングクルーザー+マリンパーク ファンダイビングにご参加頂きましたS様&M様、ご参加ありがとうございます! 今回はベテランダイバーのお二人とご一緒にキングクルーザー+マリンパークへ行ってきました。 この日は乗船者7名だったので、船上は貸切状態♪ 乗客よりボートスタッフの方が人数が多くてびっくり!!(笑) アットホームな雰囲気の中、とっても快適なツアーを楽しむことができました。 海況&ダイブポイント 天気:晴れ 気温:最低28℃/最高32℃ 波:低 流れ:弱~強 水温:29℃ 透明度:15~20m 1本目:ドクマイ島 2本目:キングクルーザー 3本目:シャークポイント 1本目 ドクマイ島。 東側の北側からエントリーし、南側へ移動したボート戻りでした。 流れも無く、透視度も比較的良好!! エントリーして早速、ウォールからひょっこり顔を出しているサビウツボを発見! 島の東側は切り立ったウォールに生えるカラフルなイソバナやウミウチワ。 ケーブダイブもしてきましたよ! ウォールの窪みにはクリーニングシュリンプがいました。 こちらには、オニカサゴ! ウォールをよ~く見るとウミウシなどの小物もついているので、宝探しみたいな感覚で探してみてくださいね~♪ 2本目 沈船キングクルーザー。 エントリーは北側のブイラインを使用し、ドリフトダイブで南に流しました。 流れは強めでしたが、透明度15mほどだったので、船体を眺めることも。 サイドマウントスタイルのM様、こうやって見るとカッコイイですね~♪ 今回は流れがあり、船内散策はできませんでしたが、船外をぐるっと周遊! タイワンカマスの群れやキンセンフエダイが群れている様子を見ることができました。 3本目 シャークポイント。 北側から南側へ移動したボート戻りだったので、1の根から2の根へ流してきました。 3本目も満喫中のM様!! 水底の砂地でコブシメを発見! ソフトコーラルが群生しているエリアでは、インド洋固有種のスカンクアネモネフィッシュも! 中層では、キンセンフエダイに ホソフエダイやアジ系の群れがたくさん! タイガーテールシーホースを2匹見ることができました! 1匹は綺麗に姿を見せてくれていましたが、もう1匹は尾っぽをこちらに向けて岩の影から恥ずかしそうにこちらをチラチラと見て伺っていました。対照的な2匹ですね(笑) ソフトコーラルも相変わらず綺麗でした! 乗船人数も少なく、スムーズな催行ができたため、この日はなんと!午後4時前には港に到着するという異例なツアーとなりました。(通常の帰港時間午後5時半頃) たっぷり3ダイブして、帰りも早いなんて、言うこと無しですね♪ 初日から大満足なダイビングツアーを楽しむことが出来ましたね。 明日も引き続き、このメンバーでラチャノイ島方面へ。ゆっくり休んで2日目のダイビングも楽しみましょう!! Blue Marine Divers/ブルーマリーンダイバーズのHPはこちら! https://bluemarine-divers.com/ \SNSフォローもよろしくね!/ 最近の海ブログ ラチャ島でスキルも気分もリフレッシュ!ラチャノイ島ダイビング! 今季のシミランクルーズ終了! 柔軟なトレーニングで充実のアドバンスドオープンウォーターダイバー講習!
プーケットのファンダイビングはボートダイビングがほとんど。そのため、今回はファンダイビングツアーに参加する際の「ボートエントリー」と「ボートエキジット」についてご紹介します! コツや注意点も合わせてご紹介しておりますので、ぜひ読んでみて下さいね。 ボートエントリースタイル バックロールエントリーの方法 ジャイアントスライドエントリーの方法 エントリー時はBCDに空気を入れておくべき? ボートエキジットスタイル まとめ ボートエントリースタイル ボートダイビングで知っておきたいのは、ダイビングで利用するボートはいろいろなタイプがあります。 国や地域によってもボートタイプは異なりますし、ダイビングサービスによってもまったく異なるタイプのボートを利用している場合もあります。 ダイバーとして大事なことは、どんなボートが来ても、慌てることなく、怖気づくことなく、そのボートに応じたエントリーの仕方ができるということ。 ダイビングボートとエントリースタイルについてご紹介します! 大まかに「バックロールエントリー」と「ジャイアント」、この2つが主なエントリースタイルとなります。 ヘリの低いボート エントリー方法は、通称「バックロールエントリー」(正式:シッティングバックロールエントリー)。 座った状態からエントリーする方法です。 プーケットでは、ダイビングクルーズでディンギーボートを使用する場合やロングテールボートでのダイビングツアーでは、この方法でエントリーします。 ヘリが高いまたはプラットホームがあるボート エントリー方法は、通称「ジャイアント」(正式:ジャイアントストライドエントリー)。 大きく足を踏み出すエントリー方法です。 ダイビング専用ボートで行くプーケットの日帰りダイビングツアー(体験ダイビング&ファンダイビング)や、シミランダイブクルーズでは、この方法でエントリーします。 番外編として、ボートの後部にあるプラットホームがエレベーターのように上下稼働し、エントリーの際はプラットホームが下りてそのままエントリーする方法もあります。 これだとジャイアントやバックロールエントリーが怖い!という方でも、楽にエントリーができます。プーケットでは、このスタイルのダイビングボートはありません。 バックロールエントリーの方法 後ろが見えないため、恐怖心を感じる方もいるのでは?ちょっと怖そうで、難しそうなエントリー方法ですが、コツをつかめば簡単!基本的で簡単なダイビングスキルの一つですので、マスターしましょう! コツは、ボートのヘリに座り、お尻をできるだけボートの外側へ出し、体を真っ直ぐ後ろに倒すだけ!体を後ろに90度ぐらい倒すことがポイントです!タンクと体の重みで自然に水面に落ちます。 エントリーする際は、片手でマスクとレギュレーターを押さえ、もう片方の手でウェイトベルトを押さえます(もう片方の手でマスク後部のストラップを押さえてエントリーする方もいらっしゃいます)。そして、ダイブガイドの3、2、1!のカウントダウンでエントリー! 後ろに倒す際に、下手に力を入れたり、勢いよく倒すと、ぐるんと回転してしまうので、力の入れすぎにはご注意を。 ジャイアントスライドエントリーの方法 豪快で見た目がカッコ良く、ちょっと難しそうなエントリー方法ですが、至って簡単!基本的で簡単なダイビングスキルの一つですので、マスターしましょう! コツは、ボートのヘリや後部のプラットホームに立って、真っ直ぐ前を向き、どちらかの足を大きく踏み出すだけ!大きく一歩踏み出すことがポイントです!大きく踏み出すことで、後ろ足が自然と船から離れます。 エントリーする際は、片手でマスクとレギュレーターを押さえ、もう片方の手でウェイトベルトを押さえます(もう片方の手でマスク後部のストラップを押さえてエントリーする方もいらっしゃいます)。 入水の際、マスクをしっかり押さえていないと衝撃でマスク内に水がたくさん入ってくる場合があるのでご注意を。 ジャイアントストライドエントリーの場合、エントリー前はシリンダーの重さが体に掛かる為、腰の悪い方などは、事前にスタッフへお申し出いただければ水面で器材の装着も可能です。ただし、流れの速い場所などでは間隔をあけずに次々とエントリーする必要があることもございますので、予め担当インストラクターに相談して下さいね! 流れがある場合やすぐに潜降しなければならない場合には、浮力があると水面で流されてしまうので、BCDから空気を抜いた状態でエントリーし、そのままの状態で潜降する必要があります。 しかし、通常は、エントリー後は、水面移動するのでエントリー前BCDに給気しておくことがほとんど。 BCDに空気をある程度入れておけば着水した時も浮力のおかげで水面でも安定した状態で浮くことができます。BCDをパンパンに膨らませる必要ありません。使用するBCDにもよりますが、インフレーターで2、3回、長めに給気ボタンを押しておく程度でOK! エントリーする前にたいてい担当インストラクターから、水面集合するので、ある程度BCDにエアを入れておきましょう!とか、水深〇mで集合となる場合には、BCDからエアを抜いておきましょう!といった説明があります。 プーケットのファンダイビングで行ける「キングクルーザー」では、流れが速い場合には水中で集合となることもあります。ダイビング前の担当インストラクターによる説明をしっかりと聞いて下さい。もし不明な点や質問がある場合には、お気軽に担当インストラクターにお尋ねくださいね。 エントリー時はBCDに空気を入れておくべき? 流れがある場合やすぐに潜降しなければならない場合には、浮力があると水面で流されてしまうので、BCDから空気を抜いた状態でエントリーし、そのままの状態で潜降する必要があります。 しかし、通常は、エントリー後は、水面移動するのでエントリー前BCDに給気しておくことがほとんど。 BCDに空気をある程度入れておけば着水した時も浮力のおかげで水面でも安定した状態で浮くことができます。BCDをパンパンに膨らませる必要ありません。使用するBCDにもよりますが、インフレーターで2、3回、長めに給気ボタンを押しておく程度でOK! エントリーする前にたいてい担当インストラクターから、水面集合するので、ある程度BCDにエアを入れておきましょう!とか、水深〇mで集合となる場合には、BCDからエアを抜いておきましょう!といった説明があります。 プーケットのファンダイビングで行ける「キングクルーザー」では、流れが速い場合には水中で集合となることもあります。ダイビング前の担当インストラクターによる説明をしっかりと聞いて下さい。もし不明な点や質問がある場合には、お気軽に担当インストラクターにお尋ねくださいね。 ボートエキジットスタイル ダイビング終了後はボートへ戻らなければいけません。ボートタイプによってエキジットの方法も変わりますので、ご紹介します! ヘリの低いボート ディンギーボートやロングテールボートなどへエキジットする際は、まずは腰のウェイトベルト、次にBCDを外します。フィンは外さず着けたまま!ボートに上がる時は、水中でフィンキックして、ジャンプするようにエキジットします。エキジットの際は、頼りになるボートスタッフが手伝ってくれますので、身を任せるつもりで安心してジャンプして下さいね。 ヘリが高いまたはプラットホームがあるボート 浮上後、ボートが迎えに来る場合と自分でボートまで水面移動する場合があります。どちらもボートに着いたら、担当インストラクターの指示でボート後部のラダー(梯子)へ移動します。まずはフィンを外してプラットホームで待機しているボートスタッフへ渡して下さい。そして、ラダー(梯子)を登って、エキジット完了です! 少し波がある時などは、マスクは外さずに、しっかりとレギュレーターをくわえたまま、少しBCDから空気を抜きましょう。シリンダーの重みで体が少し安定しますよ!シリンダーを背負ったままのエキジットになるので、腰の悪い方などは水面にて器材を外してエキジットすることもできます。その場合は、ダイビング前に事前に担当インストラクターにお申し出頂き、お気軽にご相談くださいね。 まとめ バックロールもジャイアントも決して難しいエントリー&エキジット方法ではありません。ジャイアントやバックロールエントリーが怖い!と思っている方もコツさえ掴めば簡単にマスターできますよ!2つとも力を入れすぎず、海に溶け込んでいく気持ちでエントリーしてみましょう!エントリーやエキジットに不安がある方は、遠慮なく担当インストラクターにご相談くださいね! ファンダイビング ツアーはこちら
ファンダイビングは、ダイビングライセンス(Cカード)を取得している方が参加できる水中ツアーです。プーケットのファンダイビングは初心者の方からベテランダイバーの方が潜れるポイントがいっぱい!小物から大物まで幅広く楽しむことができ、アンダマン海の固有種なども楽しむことができますよ。 プーケットのファンダイビングに参加して、プーケットの海を覗きに行きませんか?プーケットでのファンダイビングについて詳しくご紹介します。 プーケットってどんなところ? ファンダイビングとは・・・ ダイビングライセンスを取得してから潜っていないけど大丈夫? プーケットのファンダイビングについて プーケットのダイビングボートについて プーケットのファンダイビングポイント プーケット ファンダイビングのスケジュール プーケット ファンダイビングの費用はいくらかかるの? まとめ プーケットってどんなところ? プーケットは、タイ南部のインド洋アンダマン海に面するタイ最大の島で、世界有数のリゾート地として知られています。エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜の美しさから「アンダマン海の真珠」と呼ばれています。シーズン中には全世界から多くの観光客が訪れます。 熱帯モンスーン気候ですが、年間を通してビーチリゾートやマリンスポーツが楽しめます。ダイビングだけではなく、各種アクティビティが充実しているのもプーケットの特色の一つ。シュノーケリング、シーカヌー、ラフティング、象乗り、フィッシング、ゴルフ、スパ、エンターテイメントショーなどさまざまです。 プーケットには、タイ有数の人気ビーチがあることで知られ、そのほとんどが澄んだ海が広がる島の西岸にあります。プーケットの中心地でいつも多くの観光客で賑わう繁華街のパトンビーチや高級リゾートエリアの「ラグーナプーケット」を有するバンタオビーチをはじめ、海洋国立公園に指定され、珊瑚礁でのシュノーケリングやキャンプもできるナイヤンビーチ、透明度の高い海と柔らかな白砂のロングビーチが有名なカロンビーチ、透明度の高い海と雨季にはサーファーたちに人気のカタビーチ、タイで最も美しい夕陽が眺められると言われているプロムテープ岬にほど近いナイハーンビーチなど、どのビーチも個性豊かで、「アンダマン海の真珠」と称されるのも納得の美しさです。 プーケットの魅力は、ビーチだけに留まりません。 かつて貿易の中継地として繁栄した旧市街地「プーケットオールドタウン」は、シノポルトガル様式のタウンハウスで形成されたカラフルでレトロな街並みがフォトジェニックスポットとして近年人気を集めています。おしゃれで個性的な店が多く、ぶらぶら散歩するのに最適♪また、毎週日曜日にはサンデーナイトマーケットも開催され、タイ文化にも触れることができます。 ダイバーたちのパラダイス『アンダマン海のダイビングポイント』 インド洋からの海流の恩恵を受けるアンダマン海は、ダイナミックな地形と色とりどりのソフトコーラルに包まれた華やかな海。透明度が高く、ここにしかいないといわれる固有種も多く生息しています。プーケットには、初心者から上級者ダイバーまで楽しめるダイブポイントが多数点在しています。 プーケットはアンダマン海のダイビングポイントを満喫できる位置にあり、ラチャヤイ島、ラチャノイ島、ピピ島などプーケット近郊の日帰りダイビングツアー(デイトリップ)をはじめ、世界のダイビングスポットの中でも10本の指に数えられるほど有名な「シミラン諸島」を巡るダイビングクルーズやサウスアンダマンと呼ばれる「ヒンデーン」、「ヒンムアン」、「ハー諸島」を巡るダイビングクルーズなどたくさん出ています。また、日本人インストラクターが常駐するダイビングショップもあり、ダイビングライセンスを持っていない初心者のための体験ダイビングやダイビングライセンス(Cカード)講習、ファンダイビングも日本と比較するとお得な料金で体験できるのもプーケットの魅力! プーケットのダイビングスタイルは、主にボートダイビングです。乾季(11月~5月)限定となりますが、ビーチダイビングも体験できます。また、オプションとして、スピードボートやロングテールボート(タイ式の木製ボート)で行くダイビングもお楽しみいただけます。 ファンダイビングとは・・・ ファンダイビングはダイビングライセンス(Cカード)取得者が楽しむダイビングです。ダイビングライセンス講習を受けて得た知識と技術を活かして、自分とバディ(一緒に潜る仲間)で安全管理をしながら、ダイビングを楽しむことができます。 ファンダイビングは水深最大約40m(オープンウォーターダイバーは18m)まで潜ることができ、他のダイバーに迷惑がかからない範囲で自由に海の中を楽しむことができます。 また、潜れる水深はレベルや目的に合わせてさまざまですので、無理のない範囲でダイビングを楽しめます。 深く潜ったり、水中景観を観察したり、まるで魚になったかのように自由に動き回れるのは、ファンダイビングの醍醐味です。 体験ダイビングよりも費用を抑えることができるのも魅力の一つです! ダイビングライセンス(Cカード)があると日本だけでなく、海外、世界中どこの海でもファンダイビングを楽しむことができます。 上記の通り、ファンダイブは、ダイビングライセンス(Cカード)をお持ちの方が対象になります。ダイビングライセンス(Cカード)はダイバーであることの証明です。 もしダイビングツアー当日にダイビングライセンス(Cカード)を忘れてしまった場合は、PADIのダイビングライセンス(Cカード)でしたら、当店にてPADIのサイトから確認します。この時に必要情報は氏名、生年月日です。もしダイバーであることの確認ができない場合には、ファンダイブで潜ることができないこともございますので、ご了承下さい。その場合は、体験ダイビングとしての扱いとなります。 また、ダイビングポイントによって難易度が異なりますので、ダイビングライセンス(Cカード)のランク、ダイブ本数によっては潜れないダイビングポイントも出てきます。 ファンダイビング ツアーはこちら ダイビングライセンスを取得してから潜っていないけど大丈夫? 「ダイビングライセンス(Cカード)を取って以来、ずっとダイビングしていない」、「しばらく海から遠ざかっていたけれど、久しぶりにまた潜りたい」、「ブランクがあってダイビングをするのが不安」といったダイバーにおすすめなのが、スクーバリビュー・プログラム(リフレッシュコース)です。その名の通り、ダイビングに必要な知識・スキルをリフレッシュさせて、安心して海を楽しめるようになるためのダイバー復帰プログラム。 まずは知識の復習をして、ダイビングを安全に楽しむために必要な情報を再確認!その後、限定水域(プールや海の浅場)で、ダイビングスキルの復習を行ないます。インストラ クターに教わりながら潜れば、勘はすぐに取り戻せるはず。 ご参加前条件は、PADIまたはPADI以外のCカードを所有するダイバー、10歳以上の方。 ダイビングに自信のない方、ブランクダイバーの方、リフレッシュコースをご希望の方は、お申込み時に事前にお知らせ下さい。 プーケットのファンダイビングについて プーケットのファンダイビングにご参加の際に、知っておきたいダイビングルール、器材(シリンダー、ウェットスーツ)についてご紹介します! 【プーケットのダイビングルール】 プーケットのダイビングルールとしては、魚への餌付けの禁止、サンゴその他の海洋生物ならびにその死骸の持ち帰り禁止、手で触れることも禁止されています。また、手袋の使用をご希望の方は担当インストラクターにご確認ください。 特に、海洋生物などに触れるなどの行為は、タイ政府の罰則規定に該当しますので、ご注意ください。 近年では、日焼け止めクリームも環境にやさしいものを使用することが推奨されています。 ダイビング時間はポイントに関わらず、どのボートも50分以内。これはボートからエントリーして、エキジットするまでの時間となり、潜水時間ではありません。ご注意ください。 【シリンダー(タンク)】 プーケットで通常使用しているシリンダー(タンク)は、12Lアルミニウムタンクです。オプションとして、子供用の8L、体の大きい人用の15Lシリンダー(タンク)の物もございます。通常サイズ以外のシリンダー(タンク)をご希望でしたら、お申込みの際にお知らせ下さい。(利用するボートにより有料の場合がございます)ダイビング後、シリンダー(タンク)は交換せず、ファーストステージを外しておけば、休憩中にボートクルーが空気を充填してくれます。 エンリッチドエア/ナイトロックスタンク利用希望者は、こちらもお申込みの際にお知らせ下さい。エンリッチドエア/ナイトロックスタンクは有料(約300B/本~)となります。エンリッチドエア/ナイトロックスを使用する際、スペシャルティーが必要となります。もしお持ちでない場合は、ご利用いただけません。もしお持ちでない方は、半日コースのスペシャルティー講習の受講も可能です。 エンリッチドエアダイバーはこちら 【ウェットスーツ】 ウェットスーツは、年間を通じて水温29~30度と比較的高いため、3mmショートが一般的です。当店のフルレンタル器材に含まれるウェットスーツはこのタイプになります。 ただし、季節の変わり目などに起こるサーモクラインが発生すると、水温が27~28度に下がることもあります。特にシミラン諸島のサーモクラインは強烈なので、場合によっては3mmロング、あるいは5mmロングをレンタルされることをオススメします。当店でもご用意がございますので、ご利用を希望される方は事前にお知らせ下さい。(有料) プーケットのダイビングボートについて プーケットのファンダイビングは、ボートダイビングが主流です。プーケットのダイビングボートは大型で、スピードも速く、快適なボートになっています。それでは、プーケットのダイビングボートについて詳しくご紹介します。 ダイビングボートにはシリンダー(タンク)の充填機も完備されています。そのため、ダイビング終了後、毎回タンクの交換は必要ありません。 大型のダイビングボートにはサルーン、トイレの他に厨房も完備されています。 厨房が完備されているダイビングボートの場合、船上で提供される軽朝食や昼食は船内の厨房で調理されたもので、できたて熱々のお食事をいただくことができます。厨房が完備されていないダイビングボートの場合は、朝作られたお食事を持ち込み船上で提供されます。 どのボートもダイビング専用ボートですので、大きく快適ですよ! プーケットのファンダイビングポイント プーケットから日帰りファンダイビングが楽しめるポイントは一年中楽しめるピピ島、マリンパーク(ドクマイ島、シャークポイント、アネモネリーフ)、キングクルーザー、ラチャノイ島、ラチャヤイ島、乾季限定のカタビーチ、シミラン諸島が挙げられます。 今回はその中でもよく潜るダイビングポイントについてご紹介いたします! ピピ島 ビダノック(Bida Nok) ピピ島はプーケット県のお隣にあるクラビ県に属しています。 シャロン湾からダイビング専用ボートで、所要時間は約2時間45分。 ピピ島(ピピ諸島)は、モスキート島、バンブー島、ピピドン島、ピピレイ島、ビダナイ島、ビダノック島の6つの島から成ります。 ピピ島でのダイビングはファンダイビングのみ。体験ダイビングは、2017年7月よりピピ島国立海洋公園内での体験ダイビングが禁止されております。そのため、プーケット発のダイビング専用ボートで行くピピ島体験ダイビングはできません。 尚、ピピ島は海洋国立公園に指定されているため、ダイビング料金とは別に国立公園料として600B/名が必要になります。 ピピ島のダイビングポイントで訪れる島は、この「ビダノック島」と南側にある姉妹島「ビダナイ島」で、どちらの島も石灰石からできています。ピピ島の中で最も有名なダイビングポイントです。プーケット発ピピ島ファンダイブの場合、大体、最初に潜るのがこの「ビダノック島」! 「ビダノック島」は壁の様になっていて、南側は浅く緩やかなスロープ、水底は砂地で水深25m以上。そのため、南側の小さな湾からエントリーし、多くの場合、西側の壁に回り込み、壁沿いに泳いでいき北側でエキジットします。ここでのダイビングスタイルは、ドリフトダイビング、ピックアップが基本となります。 ピピ島の中でもこのダイビングポイントは、地形の多様さと魚の群れの多さで一番! 地形も変化に富んでいて、砂地あり、壁あり、洞窟あり、巨岩あり、渓谷ありで、ダイバーを飽きさせない見どころ満載な地形となっています。 迫力ある景観に、岩には色鮮やかなソフトコーラルやハードコーラルが生息し、美しい水中景観をしています。また、中層部にはキンセンフエダイやホソフエダイの大群をはじめ、ギンガメアジやシェブロンバラクーダのトルネード、水底ではブラックチップシャークやトラフザメ、ウミガメを見ることもできます。 ウミウシをはじめとする小物類も充実していて、こことシャークポイントでしか見ることができない、インド洋固有種のクマノミ「トマトアネモネフィッシュ」も必見! サンゴの種類も豊富で、ウミウチワやカイメンの巨大さには目を見張るものがあります。 水深は深い所で30m、透視度は5~30m(極稀にサーモクラインが発生します。深場から濁った冷たい水が押し寄せてくるのが、はっきりと見えることも。透視度5mほどになってしまいます)。 流れは緩やかなことが多いので、初心者から経験者まで楽しむことができるポイントです。流れが強い時には、特に西側の壁に抜けるコーナーで、流れに逆らって泳がなければいけないことがあるかもしれません。 ファンダイビングの他にもアドバンスドオープンウォーター講習にもオススメのポイントです。 タートルロック/パロンウォール(Turtle Rock/Palong Wall) ピピ諸島の中では2番目に大きい無人島のピピレイ島。 ピピレイ島のダイビングポイントは、タートルロックまたはパロンウォールと呼ばれています。 ピピレイ島の北西に位置するタートルロック/パロンウォールは、ピピ島観光名所「マヤベイ」の北側、「バイキングケーブ」からもほど近いポイント。 プーケット発ピピ島ファンダイビングの場合、大体2本目に潜ることが多いポイントです。 タートルロック/パロンウォールは、棚上は深度10mほどで、岩や死んだ珊瑚が積み重なっていたり、サンゴが続いていたりします。棚下に下りると深度20mほどになります。 ここでのダイビングスタイルは、ドリフトダイビングが基本になります。 流れによって北に流す時と、南に流す時もあります。 このダイビングポイントは、ブラックチップシャーク!10m以下の浅場で見ることができます。 何匹も連なって泳いでいるときもあれば、単体で泳いでいることもあります。ただし、透視度があまり良くない時は、灰色の体色と泳ぐ速度が速いため、チラッと影でしか見えないこともあります。透視度も天気も良くて、水中が明るくないと、写真撮影は難しいでしょう。 他にキンセンフエダイやホソフエダイ・タイワンカマスの群れ、タカサゴの群れ、ハナミノカサゴなど各種クマノミ、タイマイ、アオリイカ、アジ系の魚も見ることができます。 スイムスルーも楽しめ、大きな岩には色鮮やかななソフトコーラルやウミウチワが生息しています。 洞窟あり、渓谷あり、壁ありなので、地形派のダイバーも満足できるポイントです。 水深は20m、透視度は10~20mほどです。 ファンダイビングの他にもアドバンスドオープンウーター講習にもオススメのポイントです。 ドクマイ島(Koh Doc Mai) プーケット島の南東に位置し、シャロン湾からダイビング専用ボートで向かいます。所要時間は約1時間ほどで着きます。 ドクマイ島はタイ語で「コ・ドクマイ」と言い、“コ”は島、“ドクマイ”は花という意味です。しかし、水面上から見る島には花は見られません。水面下に咲く花、カラフルなソフトコーラルの美しさから、このように呼ばれるようになりました。 水面上からの外観からも分かりますが、東側は絶壁(ドロップオフ)、西側は比較的緩やかな階段状になっています。東側にはケーブ(洞窟)もあります。 東側で潜ることが多いのですが、ボートから自由潜降して、ウォール(壁)沿いにドリフトダイビングが基本になります。 このポイントはマクロ天国!各種ウミウシ、シーホース、ニシキフウライウオ、パイプフィッシュ、甲殻類、カサゴなど、棚上になった岩場では各種クマノミも見ることができます。カメを見る機会も多く、深度25mほどの水底の岩の下にはバンブーシャークが隠れていることもあります。また、近年キンセンフエダイ、ホソフエダイの群れが増加しており、前が見えないほどの魚影は圧巻です! このダイビングポイントは流れていることが多く、すべてのダイブでドリフトダイビングになります。流れている時は、恐らくプーケットのダイビングポイントでも有数の流れではなかと思います。透視度は5~15mほど。透視度が悪い時は、前の人のフィンがかろうじて見えるぐらいのときもあります。深度は深く行って25mです。このポイントは暗いことが多く、また小物を探すため、トーチ(水中ライト)があると便利です! シャークポイント(Shark Point) プーケット島の南東に位置し、シャロン湾からダイビング専用ボートで向かいます。所要時間は約1時間30分ほどで着きます。 シャークポイントは、外洋に沈む根。No.1~3まで3つの根がありますが、水面から出ているものはNo.1の根のみで、岩の上に無人の灯台が建っています。 通常No.1からエントリーして、No.2でエキジットになります。たとえ海況が良くてもエアの持ちが良くないと、No.3まで行くことができません。 名前の通り、ここでのポイントは「サメ(シャーク)」です。ここで見られるサメは、トラフザメという大きな大人しいサメです。近年、水温低下や上昇、水中環境の悪化などにより、なかなかお目にかかることが少なくなってしまいましたが遭えるとラッキー!! 他にも、キンセンフエダイ・ホソフエダイの群れ、シェブロンバラクーダやピックハンドルバラクーダ、各種アジ、小物類(カサゴ、クマノミ、シーホース、ウツボ、エイなど)も見ることができます。クマノミはクマノミ、カクレクマノミ、スカンクアネモネフィッシュ、トマトアネモネフィッシュ、セバエアネモネフィッシュの5種類を見ることができます。また、根についているソフトコーラル(ウミトサカ)の美しさは断トツ!ウミウチワやムチヤギ、カイメンも元気があります。ここでは運が良ければ、ジンベエザメに遭遇できるかも♪ シャークポイントも1年中潜れるポイントですが、外洋のポイントとなるため、特に乾季にオススメのポイントです。 シャークポイントの最大深度は約25m、透視度10~20mぐらいです。流れは緩やかな時もありますが、流れている時の強さはプーケットでも有数!渦を巻いている時もありますので、要注意です!ここではすべてのダイブがドリフトダイビングになります。 キングクルーザー(King Cruiser) キングクルーザーは、外洋に沈む全長80m、横幅33mある大きな沈船です。 タイに来る前は瀬戸内海を走るフェリーで「六甲丸」と呼ばれていました。タイに来てからは、プーケットとピピ島を結ぶフェリーとして運航していましたが、1997年5月近くにあるアネモネリーフに衝突して、沈んでしまいました。 シャロン湾からダイビング専用ボートで約1時間30分。 年月が経ち、船体はかなり崩れてしまったため、船内へのペネトレーションは最低限しか行えません。そのため、現在はほぼ沈船の外周を1周するダイブになります。 エントリーはロープから、エキジットも同じロープに戻ってきます。波が立っていて、ロープを掴めない時にはロープを指標にした潜降、浮上します。 ここでのポイントは、魚影の濃さです。プーケットNo.1と言われるほどの魚影の濃さを誇っています。キンセンフエダイ、タイワンカマス、アジ系の魚、その他の魚影は濃すぎて船影が見えないぐらいです。またカサゴ、各種ウミウシ、ツムブリを初めとする回遊魚も豊富です。 このダイビングポイントの場合、平均深度が深く(トップで約18m)、他のポイントと比べて減圧不要限界が極端に短くなります(ダイブ時間が短くなるということ)。残圧が早くなくなるのと、浮上のため、最初のロープまで戻らなければならないので、通常50BARの残圧で自己申告のところ、ここでは70BARでの申告となります。 キングクルーザーの最大深度は約33m、透視度5~15mぐらい(極端に悪いこともあり)です。流れは緩やかな時もありますが、流れていると1周できないこともあります。キングクルーザーも年間を通して潜れるポイントですが、外洋のポイントとなるため、特に波が穏やかな乾季にオススメのポイントです。深度が深いこともあり、暗いのでトーチ(水中ライト)があると便利です! もしナイトロックスを使うとしたら、このポイントで使うことをオススメします。平均深度が深く、他のポイントに較べて窒素が体に溜まりやすいからです。 安全停止はロープを掴んで行うのですが、ダイバーの人数が多くてロープに摑まることができない場合や流れがほとんどない場合にはロープを指標にしてホバリングで行うこともあります。特に、このポイントではダイブコンピューター、或いは深度計、残圧系の自己管理が必要とされます。そのため、当店ではAOW以上をお持ちの中級ダイバー以上が対象を対象としております。 ラチャノイ島 ラチャノイ島バナナベイ(RachaNoi Island Banana Bay) ラチャノイ島はラチャヤイ島の更に南に位置する無人島。タイ語で“ラチャ”は王様、“ノイ”は小さいという意味です。 ラチャノイ島は北島と南島がありますが、「バナナベイ」は北島の東側に位置しています。 「バナナベイ」の由来は、バナナの木が生えているからという説と、湾の曲線がバナナの形に似ているからという説の2つの説があります。小さなビーチから続く遠浅の白いパウダーサンドは開放感いっぱいです。天候の良い日には、自分の泳ぐシルエットが白砂の水底に映るぐらい、浅場の透視度は抜群! シャロン湾からダイビング専用ボートで、所要時間は約2時間です。 浅場ではタイワンカマスの大群に囲まれたり、アカヒメジの群れやクマノミ、コブシメ、運が良いとウミテングを見れるかも!深場に行くとトラフザメ、ジェンキンズホイップレイ、マダラトビエイ遭遇することもあります。そして、何といってもこのダイビングポイントの特徴は、マンタとの遭遇率が高いことです。 比較的流れのないここのポイントは、ボート戻りが基本となります。深さは深く行って25mほど。透視度は15~30m。雨季に潜ることが多いダイビングポイントですが、風の影響を受けなければ、年間を通して潜れることができます。 水底が砂地のため着底しやすく、初心者や体験ダイビング、オープンウォーターダイバー講習にも向いています。大物に遭遇できる確率もあることから、ファンダイビングにもオススメのポイントです! ラチャノイ島バナナロック(RachaNoi Island Banana Rock) ラチャノイ北島の東側、バナナベイの北側に位置します。 「バナナロック」の由来は、バナナベイに聳え立つ巨岩が聳え立っているので、この名前が付けられています。 シャロン湾からダイビング専用ボートで、所要時間は約2時間です。 ラチャノイ島方面ダイビングでは、通常2本目に潜るポイントです。 「バナナロック」はドリフトダイビングが基本となります。ボートをブイに係留してからエントリーし、リーフ沿いに北に流します。流れはあまり強くないので、のんびりしたドリフトダイビングになります。ドリフトダイビング初めての方にも最適なポイントです。 ここのポイントは、真っ白な砂地、所々に岩やサンゴが生息しています。ここの枝サンゴは青々として元気いっぱいなのが特徴です。枝サンゴの上を無数のスズメダイが舞っている光景はバナナロックならでは! キンセンフエダイ、ホソフエダイ、タカサゴ系の魚の群れ、オニカマス、モヨウフグは常連、ウミウシ、タイマイ、トラフザメ、運が良いとマンタに出会える可能性もあります。 ここの透視度は10~25mぐらい。深度は深く行くと30mほど。砂地が多いため、初心者や体験ダイビング、各ダイビングライセンス講習にも向いています。大物に遭遇できる確率もあることから、ファンダイビングにもオススメのポイントです! ラチャノイ島サウスチップ(RachaNoi Island South Tip) ラチャノイ島南島のさらに南端にある隠れ根です。最近ではほとんど行かなくなってしまった幻のポイント!番外編としてご紹介します。 シャロン港からダイビングボートで約2時間30分。 島から続く岩盤上にいくつかのピナクルがあり、その周辺で潜ります。底まで行くと深度約30~40mあります。 設置されたブイからのロープ潜降が基本になりますが、ブイが流されてしまっていることもあり、その場合は自由潜降になります。エキジットはドリフトダイビングに準じます。 ここの流れは流れている時には強く、吐く泡がダウンカレントにより横や下に向かうこともあります。潜降したら流れが強い時には岩を遮蔽物にして、流れの方向を読みながら進みます。 シェブロンバラクーダの群れやツムブリ、アジ系・タカサゴ系の魚の群れといった回遊魚天国で動きのある魚を見ることができます。また、運が良いとマンタに遭遇できることも! 透視度は約15~30m。このポイントは流れの強さと深さから、中級以上(AOW以上をお持ちの方)で、ある程度の経験本数のあるダイバーだけに限定されます。最近では希望者を募って定員以上になった時だけ行く限定ポイントになっています。水面上、水面下の景観は世界のダイビングスポットNo.10にも入るシミラン諸島に似ています。 ラチャヤイ島 ラチャヤイ島ベイ1(RachaYai Island Bay1) ラチャヤイ島はプーケットから南へ約20kmのところに位置しています。タイ語で“ラチャ”は「王様」、“ヤイ”は「大きい」、「大きい王様の島」という意味を持つ島です。 ラチャヤイ島にはホテルやバンガローなどの宿泊施設があり、プーケット発のオプショナルツアーで日帰りシュノーケリングツアーで訪れる観光客も多いスポット。 シャロン湾からダイビング専用ボートで約1時間30分、スピードボートだと30分ほどで着きます。 ラチャヤイ島にはいくつもダイビングポイントがありますが、ラチャヤイ島で一番よく潜るのがラチャヤイ島の東側にあるこの「ベイ1」です。主に雨季(5月~10月)に潜るポイントですが、乾季(4月~11月)でも風のない日はここで潜ることもあります。 ここではボートをブイに係留してからエントリーします。ボートはダイビング中、ブイに固定されたままで、ボート戻りが基本となります。「ベイ1」はダイビングボートの他に、シュノーケリングツアーのスピードボートも多くやってくるので、安全管理には要注意です!基本的にダイビング終了時の浅場で、ガイドはフロートを揚げて自分の位置を他のボートに知らせます。 このポイントは沈船や沈バイク、漁礁用に沈めたコンクリートブロックもあり、水中景観が賑やかなポイント! 浅場から深場までほぼ砂地なので、潜りやすく、初心者やブランクダイバーにオススメのダイビングポイントです。 各種スズメダイ・タイワンカマス・キンセンフエダイの群れ、カサゴ、ウツボ、チンアナゴ、フグ、チョウチョウウオ、クマノミ、ツバメウオ、ヤッコエイなどたくさんの生き物が生息しています。 透視度は10~20mぐらいです。深度は普通20m+ぐらい。沈船の船底まで行くと22mぐらいです。沈船は元々ダイブクルーズ船でプーケットのダイビング協会が沈めたものです。ファンダイビングの場合、レック(沈船)ダイブができ、小さい沈船ですが、ペネトレーションも楽しむことができます。沈バイク(水中バイク)もプーケットのダイビング協会が沈めたもので、10mより浅い所にあるので、ファンダイビング以外に体験ダイビングでも楽しむことができます。 比較的天候に左右されにくいため、体験ダイビングやオープンウォーターダイバーコースの講習にもオススメのポイントです。 ラチャヤイ島サイアムベイ(RachaYai Island Siam Bay) ラチャヤイ島サイアムベイはラチャヤイ島の北西に位置します。 乾季と雨季の季節の変わり目に潜ることが多いポイントです。 ここにはあまりボートが来ないので、運が良いと貸し切り状態のときもあります。 水底はほぼフラットで、ガレ場と丈の短いサンゴ、岩になっています。特に湾の内側(浅場)はあまり流れや波の影響を受けないので、体験ダイビングやオープンウォーターダイバー講習にはぴったりです。 ここでもボートをブイに係留してからエントリーします。ボートはダイビング中、ブイに固定されたままで、ボート戻りが基本となります。 象や寺院などのモニュメントが沈められていて、水中写真撮影ポイントになっています。浅場の丈の短いサンゴ周辺では、各種クマノミ、カサゴ、ウツボ、それにKENTRODORIS RUBESCENS(和名:ブッシュドノエルウミウシ)という5センチほどの大きなウミウシを見ることができます。このウミウシのタマゴはリボン状のピンク色をしたもので、岩やサンゴの上でよく見かけます。他にもサンゴの上を舞う無数のスズメダイの群れや、タイワンカマスの群れにも遭遇します。 透視度は10~20mほど。深度は深く行って20mほど。このポイントは体験ダイビング、各ダイビングライセンス講習、ファンダイブにオススメのダイビングポイントです。 カタビーチ(Kata Beach) ※乾季限定 カタビーチはプーケットの中心地パトンビーチと最西端のナイハーンビーチの間に位置しています。乾季(11月~5月)限定のポイントで、主にカタビーチの北側で潜ることができます。ここでのダイビングはビーチダイビング! 乾季は比較的風や波、流れの影響を受けにくく、また深度も深くないので、気軽に潜れるポイントとして有名です。天候の良い日には、白いパウダーサンドのビーチからエントリーするのは開放的ですよ。 例えば、午前、或いは午後のみのダイビングも可能です。ボートダイビングのような時間制限がないので、1本のシリンダー(タンク)で1時間+の無制限ダイブをすることもできます。 ダイビングの仕方としては、ビーチで器材を担いで入水、腰の深さまで行ったら、フィンを履き、BCDに空気を入れて水面移動します。約100m沖合のブイラインに着いたら、ラインを伝わってロープ潜降します。その後、岩と砂地の間をリーフ沿いに泳ぎます。帰りは、また元来た進路を戻ります。ここでの注意事項は、地元漁師が使用するロングテールボート(タイ式の木造ボート)が発着点があるため、水面移動中と潜降中はボートに気を付けることが必要となります。 深度は比較的浅いため、ダイビング中フロートを曳いて潜ることもあります。とにかくボートのスクリュー音が聴こえたら要注意です。また遠くに行きすぎて、沖出しの流れにつかまって帰って来れなくなることにも注意。簡単なポイントに見えてなかなか難しい点もあるのです。 またこのポイントは意外とレアものが多く、ニシキフウライウオ、カミソリウオ、ウミテング、シーホース、ヘコアユなどが見られます。群れ系もタイワンカマス、キンセンフエダイ、ホソフエダイなど豊富で、ゴンズイ玉や各種カサゴ、クマノミ、エイ、コブシメ、チョウチョウコショウダイの幼魚、各種ウミウシも常連です。運が良いとミミックオクトパスに遭遇できることも! プーケット近海ではなかなかできないナイトダイビングもここでは行えます。透視度は5~15m。雨が降ると川からの濁った水で透視度は落ちます。深度は深く行っても12m。このポイントは体験ダイビング、各ダイビングライセンス講習、ファンダイブにオススメのダイビングポイントです。
世界各地のダイビングで利用されている「エンリッチド・エア/ナイトロックス」って一体何?使うメリットは?EANxで減圧症のリスクを減らし、安全なダイビングを心掛け、よりダイビングの楽しみ・魅力を広げましょう! プーケットでのエンリッチド・エアダイバースペシャルティコースについて詳しくご紹介します。 [/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][/vc_column][/vc_row]
体験ダイビングは、一度はダイビングをしてみたいけど、自分にできるかどうか不安…ダイビングって難しいんじゃ…?と考えている方がダイビングの世界に気軽に飛び込める第一歩! 今まで見たことのない水中世界には想像以上の世界が広がっていますよ! 体験ダイビングに挑戦して、実際に海に潜ってみなければわからない景色や感動体験をしてみませんか?プーケットでの体験ダイビングについて詳しくご紹介します。 体験ダイビングとは? 体験ダイビングに参加すると・・・ 体験ダイビングに参加できる年齢は? 体験ダイビングってどんなことをするの? 体験ダイビングはどこでできるの? プーケット 体験ダイビングのスケジュール プーケット 体験ダイビングの費用はいくらかかるの? まとめ 体験ダイビングとは? ダイビングライセンス(Cカード)をお持ちでない方が、水中世界を覗いてみたい!本格的に始める前にとりあえず一度試してみたいという方のためのコースです。体験ダイビングは「ディスカバー・スクーバ・ダイビング」とも言われています。 体験ダイビングは、あらかじめダイビングの基本的なルールや注意点、器材の使い方、水中の楽しみ方などの簡単な説明&スキルチェックを受けてからスタートします。潜るポイントは、初心者が安全性を確保できるよう比較的浅い場所(水深6~12m)に限られています。水中では担当インストラクターが常に近くにいてくれるので安心してダイビングができます。 体験ダイビングに参加すると・・・ ダイビングの基本的なルールがわかる ダイビングの適応性が判断できる インストラクターの判断で1年以内ならオープンウォーターダイバーコースの実績(クレジット)になり、ステップアップが容易になる 体験ダイビング ツアーはこちら 体験ダイビングに参加できる年齢は? 10歳以上のご健康な方なら誰でも参加可能です。年齢の上限はありません。PADI病歴/診断書の項目に当てはまる方、60歳以上の場合は所定の医師の診断書が必要になります。 ※健康に問題がある場合は参加できない場合があります。事前に当店にお問い合わせください。 体験ダイビングってどんなことをするの? 最初に船上にてフリップチャート(説明用の絵図表)で簡単な説明を行います。 そして、プールや海況が安定した海で、水深6mまでの体験ダイビング(スクーバ・ダイビング)を行います。 PADIの体験ダイビングでは以下の6つのスキルを必ず練習します。 落ち着いて楽に呼吸できるよう・・・水中での呼吸 レギュレーターに水が入ってきたら・・・レギュレーター・クリア レギュレーターが口から外れたら・・・レギュレーター・リカバリー マスクの中に水が入ってきたら・・・マスク・クリア 耳が痛くならないよう・・・圧平衡のテクニック 水面でも溺れないよう・・・水面でBCDに空気を出し入れ この時にハンドシグナルなどについても説明します。 水中での主な実技練習は、レギュレータークリア、レギュレーターリカバリー、マスククリア(半水)の3つです。これらは海で起こる様々なトラブルに対処するための、初歩的なスキルとなります。また、ダイビングするときの重要なルールとして、絶対に息は止めてはいけません。 体験ダイビングはどこでできるの? 日本でも海外でも、体験ダイビングを楽しむことができます。プーケットでは「プーケットから日帰りで行ける近場の海」、「ビーチダイビングが楽しめる海」、「プーケットからちょっと離れた海」の大きく分けて3つの海で体験ダイビングが楽しまます。それでは、それぞれについてご紹介していきます。 プーケットから日帰りで行ける近場の海 プーケットから日帰りで行けて、体験ダイビングができる場所はラチャヤイ島、ラチャノイ島、コーラル島です。どこも一年中ダイビングを楽しめるポイントなので、初めてダイビングをする人でもストレスなく楽しめますよ。 ラチャヤイ島 プーケット島の南に位置するシャロン湾からダイビング専用ボートで向かいます。所要時間は約1時間30分、スピードボートだと30分ほどで着きます。 ラチャヤイ島は1年中潜れるポイントです。雨季は天候によって多少揺れることがありますが、大きな島影のさらに湾の中で潜るので、ポイントに着いてさえしまえばあとはあまり揺れません。 ラチャヤイ島にはいくつもダイビングサイトがあるのですが、季節によって東側に入ったり、西側に入ったりします。どのポイントもカラフルな魚の種類が多く、水族館の中で泳いでいるようだという感想をいただいています。コンクリートブロックや沈船、水中バイクもあり、水中景観がユニークで賑やかなダイビングポイントですビーチから続く遠浅の地形のため、初めてのダイビングという方にオススメのポイントです。 透視度は10~20mぐらいです。 大型船のダイビング専用ボートは朝食、昼食付で、中にはおやつまで付いているボートもあります。コーヒー、紅茶、フルーツは無料。ソフトドリンクはボートによって有料のところと無料のところがあります。 ラチャノイ島 ラチャヤイ島の更に南に位置するのがラチャノイ島です。ここは無人島になっています。 ラチャヤイ島同様、シャロン湾からダイビング専用ボートで向かいます。所要時間は約2時間です。 ラチャノイ島体験ダイビングは通常2ダイブですが、オプションで1ダイブ追加することも可能です。 通常最初の2ダイブはラチャノイ島で、3ダイブ目はラチャヤイ島で潜ることがほとんどです。 ラチャヤイ島ダイビングと同様、季節によって東側に入ったり、西側に入ったりします。 透視度は10~25mほどです。この島の最大の特徴はダイビングサイトによっては、マンタ、トラフザメ、ジンベイザメといった大物と出会えるチャンスもあるということです。 コーラル島 プーケット南東に位置し、サンゴ礁に囲まれた美しいコーラル島は「ヘイ島」とも言われています。 シャロン湾からスピードボートで向かいます。所要時間は約15分です。プーケットから一番近く、気軽に行ける離島なので、子供連れなど幅広い層に人気があります。 内海に位置しているため、雨季でも風の影響を受けにくく、1年中波が穏やかで、透明度も高く、季節に関わらず年間を通して体験ダイビングが楽しめます。 コーラル島体験ダイビングは、オプショナルツアー「コーラル島1日ツアー」のオプションで楽しむことができます。 ダイビングはビーチダイビング。比較的に深度が浅く、気軽に潜ることができます。開放感あふれる白砂のビーチからエントリーするため、リラックスして体験ダイビングができます。 コーラル島体験ダイビングは1ダイブのみ、コーラル島ツアー主催会社のタイ人インストラクターまたはダイブマスターが水中を案内してくれます。 透視度は5mほどです。この島ではクマノミや小魚の群れ、サンゴ礁などを見ることができます。 ビーチダイビングが楽しめる海 カタビーチでは、乾季(11月~5月)限定でビーチダイビングができます。乾季のカタビーチは、波や流れの影響を受けにくく、初めての方でもリラックスしてダイビングを楽しむことができます。 カタビーチ ※乾季限定 乾季(11月~5月)限定のポイントですが、比較的に深度が浅く、波や流れの影響を受けないため、気軽に潜ることができよく利用されます。開放感あふれる白砂のビーチからエントリーするため、リラックスして体験ダイビングができます。 このポイントでは意外と珍しい海洋生物が多く、ニシキフウライウオ、カミソリウオ、ウミテング、各種ウミウシ、ラッキーだとミミックオクトパスに出会えるかもしれません。他にもキンセンフエダイ、アカヒメジ、タイワンカマスの群れを見ることができます。 透視度は潮の干満や雨の有無など、自然環境によってかなり変わってきますが、大体5m~15mの間ぐらいです。水温は年間を通して30度前後。 プーケットからちょっと離れた海 ピピ島は海洋国立公園に指定されていて、タイでは人気のダイビングポイントが多数点在しています。ただし、プーケット発のダイビング専用ボートで行くピピ島での体験ダイビングは禁止されているため、基本的にピピ島発の体験ダイビングツアーへのご参加となります。主に、ピピ島に宿泊される方向けの半日ボートダイビングツアーが開催されています。 ピピ島(ピピ諸島) ピピ島はプーケット県のお隣にあるクラビ県に属しています。 シャロン湾からダイビング専用ボートで、所要時間は約3時間です。プーケットとピピ島間を結ぶ大型フェリーはサッラダー港より出発し、所要時間約2時間。 ピピ島(ピピ諸島)は、モスキート島、バンブー島、ピピドン島、ピピレイ島、ビダナイ島、ビダノック島の6つの島から成ります。 ピピ島体験ダイビングは、2017年7月よりピピ島国立海洋公園内での体験ダイビングが禁止されております。そのため、プーケット発のダイビング専用ボートで行くピピ島体験ダイビングはできません。ピピ島での体験ダイビングは、ピピ島に宿泊される方向けのダイビングツアーとなります。ツアーは半日コース、ボート2ダイブが主流です。現地には日本人スタッフ常駐のダイビングショップもあるので、初めてのダイビングで不安な方は日本人スタッフのいるダイビングショップでのお申込みをお勧めします。 透視度は5~15mほどです。ピピ島はどのポイントも海況の影響を受けやすく、透明度が悪い時や流れが強いことがあります。ピピ島にはカラフルなソフトコーラルや魚の群れ、日本にはいないインド洋固有種の海洋生物も多数生息しています。運が良ければ、ウミガメやレオパードシャーク、ホワイトチップリーフシャークなどの大物と出会えるチャンスも! 体験ダイビング ツアーはこちら プーケット 体験ダイビングのスケジュール それでは、実際にプーケットで体験ダイビングに参加した場合の例を挙げてみましょう。 当店で開催している【ラチャヤイ島 体験ダイビング<2ダイブ/日本人インストラクター>】にてご紹介します。 7:30頃 ホテルお迎え。 ボート会社の送迎車がお迎えに上がりますので、ご指定のお時間にホテルロビーにてお待ちください。お泊りのホテル地区によってホテルお迎え時間が変わってきますので、初日にしっかりとお迎え時間を確認しましょう! ボート会社の送迎車は乗り合い送迎車となります。他の乗船されるお客様をお迎えしながらのお迎えとなりますので、お迎え時間が大幅に遅れることもございます。もしご指定のお時間から30分以上経ってもお迎えが来ない場合には、当店までお電話にてご連絡ください。 ご連絡をいただきましたら、当店からボート会社にご確認します。 ご乗車の際は、運転手に乗車リストにご自分のお名前があるかどうか、必ず確認をお願いします。乗り間違えることがないよう、ご注意くださいね! また、船酔いが心配な方は、ホテルご出発前に酔い止め薬を服用されることをお勧めします。酔い止め薬をお持ちでない方は、当店にご用意がございますので、初日に担当インストラクターにお申し出ください。 8:15頃 シャロン港に到着。 港または船上にて、担当インストラクターと合流します。港の待合場所は大変混雑しているので、迷子にならないように気を付けて下さい! また必要なものがあれば、港に売店もありますのでご利用可能です。 8:30頃 乗船&出港。 ボート会社のボートリーダーが当日の乗船者が全員揃ったことを確認して出港します。ラチャヤイ島まではおよそ1時間30分。 船上でボートの説明、フリップチャートで体験ダイビングの説明、書類への記入などをします。器材のセッティングは担当インストラクターが行うので、船上でお寛ぎください。また、船上には簡単な朝食、コーヒー、紅茶、飲用水、フルーツも用意されておりますので、ご自由にご利用下さい。 10:00頃 ラチャヤイ島にて1本目の体験ダイビング。(約35~45分間) 先ず、船上でBCDに空気の入れ、マスクを装着し、フィンを履いて、レギュレーターは口にくわえ、ボートから海にジャンプします。 もしBCDの浮力が足りない場合には、担当インストラクターがBCDに空気を入れ調整します。 その後、浅場のポイントまで水面移動します。 浅場のポイントに着いたら、水面でインストラクターよりこれから水中で行うスキルチェックについて簡単な説明を行います。 インストラクターと一緒にロープを持って、水中で呼吸しながら水底に向かいます。底は砂地なので、安心して膝を着くことができます。 ここでレギュレータークリア、レギュレーターリカバリー、マスククリア(半水)、圧平衡テクニックの5つのスキルの練習をします。 最初に担当インストラクターがデモンストレーションをするので、注意して見ていてくださいね! “はい”とハンドシグナルの合図があったら、スキルを見せてください。もし間違いがあれば、再度練習をします。インストラクターのOKサインが出たら、そのスキルは終了!ご参加人数が数人の場合は、1人ずつスキルをチェックしていきます。 スキルの練習が終わったら、水中ツアーに出発です! 担当インストラクターの判断で最大深度12mまで潜ることができます。 浅いポイントでもカラフルで綺麗なお魚がたくさん泳いでいるので、充分に楽しむことができますよ! 11:00頃 船上にてランチタイム。 ビュッフェランチをお楽しみ下さい!元気のある方は休憩時間中、シュノーケルや日光浴を楽しむこともできます。 12:30頃 ラチャヤイ島にて2本目の体験ダイビング。(約45分間) 1本目の体験ダイビングでスキルの練習ができていれば、2本目はスキルの練習なし!そのまま水中ツアーへ!1本目は緊張していた方も2本目になれば慣れてきて、お魚たちや、無重力の遊泳感を楽しめるように♪ 慣れてきた方は勝手に水中を泳ぐのではなく、インストラクター着いてきてくださいね。 14:00頃 ラチャヤイ島よりシャロン港に向け出発。 大体の方がお昼寝タイムになります。 また、水中で出会ったお魚について知りたい!という方は、お魚の種類についてご説明も可能ですので、ご希望の方はお気軽に担当インストラクターにお申し出くださいね。 15:30頃 シャロン港に到着&下船。 下船の際は、お忘れ物がないよう、しっかり確認してから下船しましょう! 下船後、ボート会社の乗り合い送迎車でホテルへお送りとなります。朝のお迎えと同じで各地区をまわって行くので、お時間がかかることもございます。もし途中のビーチで下車したい方は、事前に担当インストラクターにお知らせください。担当インストラクターより運転手にお伝えします。 16:30頃 ホテルに到着予定。 お疲れさまでした! プーケット 体験ダイビングの費用はいくらかかるの? 当店では、本格的なボートダイビングと気軽に楽しめる乾季限定のビーチダイビングなど多数の体験ダイビングツアーがあります。体験ダイビングは、2800バーツ~4900バーツの料金でご用意しております。 料金の違いは、ダイビングスタイル(ボートダイビングまたはビーチダイビング)、ダイビングの本数(1本または2本、3本)、ダイビングポイント、オプショナルツアーの有無(象乗り、スパなど)の違いによります。 まとめ 体験ダイビングは、10歳以上の健康な方ならどなたでもご参加いただけるお試しコースです。 本格的なダイビングを始める前に自分がダイビングに向いているかどうかを確認するのにも最適!ダイビングライセンス講習のようなテキストを使った学科講習はありません。簡単なレクチャーを受け、浅場の水中で指定スキルができればOK!気軽にダイビングが体験できます。 ダイビングって危ないんでしょ?初めてでちょっと不安…という方でも大丈夫!海のプロフェッショナルであるインストラクターが付き添ってくれるので安心です。 ダイビングに興味はあるけど、できるかどうか不安…という方は、先ずは気軽に参加できる体験ダイビングをしてみましょう。 プーケットの体験ダイビングは、水着とタオルだけでOK!ダイビングに必要な器材は料金に含まれているので全部レンタルでき、気軽にご参加いただけます。 体験ダイビングで潜る水深は6~10mほど。1回のダイビング時間は35~45分程度です。無重力の浮遊感やカラフルなサンゴ礁やお魚を楽しみながらのダイビングはあっという間に時間が過ぎてしまいますよ。 「もっと自由に、もっと深くへ」潜りたいと思ったら、ぜひ、ダイビングライセンス(Cカード)の取得に挑戦してみましょう!最初のステップ「オープンウォーターダイバーコース」は、最短3日で取得可能!費用は11500バーツ~16500バーツ程度(受講日数やダイビングスタイルによってさまざま)。 海やダイビングの知識を得て、基本スキルを学び、本格的に世界の海でダイビング(ファンダイビング)を楽しむことができるようになります。ファンダイビングに興味を持たれた方は、こちらのダイビングライセンス(Cカード)を取得する前に知っておきたい事も一緒に読んでみてくださいね! プーケット旅行のついでに、綺麗な海でのダイビングにチャレンジしてみてはいかがですか?きっと、忘れられない体験になりますよ。ぜひ、私たちと一緒にプーケットの青い海を覗きに行きましょう! 体験ダイビング ツアーはこちら ダイビング ライセンス取得はこちら
オープンウォーターダイバーでの水深18mの世界よりもっと深くディープな水中世界を覗いてみたい方は、アドバンスドオープンウォーターダイバーにステップアップしてみませんか? 様々な種類のダイビングを経験することでダイビング・スキルを高め、自信を深めることができます。 オープンウォーターダイバーを取得した直後に始めることができます。 ステップアップコースのアドバンスドオープンウォーターダイバーのダイビングライセンス取得について詳しくご紹介します。 アドバンスドオープンウォーターダイバーとは? アドバンスドオープンウォーターダイバーコース修了すると・・・ ダイビングライセンス取得できる年齢は? アドバンスドオープンウォーターダイバー講習ではどんなことをするの? よく選ばれる5つのアドベンチャー・ダイブの種類は? ディープダイビング(必修) 水中ナビゲーション(必修) ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー(中性浮力) ドリフトダイビング 魚の見分け方 プーケット ダイビングライセンス講習スケジュール アドバンスドオープンウォーターダイバー講習費用はいくらかかるの? まとめ アドバンスドオープンウォーターダイバーとは? PADIアドバンスドオープンウォータープログラムは、エントリーレベルのダイバーが、水中写真や魚の観察等、アドベンチャー・ダイブに興味を持ったら"すぐに次を試してみよう"という希望に対応できるように設定されています。 24種類のアドベンチャー・ダイブの中から3種類、または5種類のアドベンチャー・ダイブを修了すると、"アドベンチャー・ダイバー"または"アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー"に認定されます。 コース参加者はアドベンチャー・ダイバー認定なら最短で1日、アドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー認定でも最短2日で取得することが可能です。 また、先にアドベンチャー・ダイバー認定を受けた場合でも、この3回のダイブをアドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー・コースの実績(クレジット)にすることができるため、追加の2ダイブでアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー認定が可能です(※合計5本のアドベンチャー・ダイブに水中ナビゲーション、ディープダイブを含んでいることが条件となります)。 アドバンスドオープンウォーターダイバーコース修了すると・・・ 様々な種類のダイビングを経験することでダイビング・スキルを高め、自信を深めることができます 各種ダイビングでの楽しみ方、注意事項、特別な器材について理解できるようになります 世界中のいろいろな場所でダイビングを楽しむことができます。 深度30mまで潜ることができます(12〜14歳は最大水深21mまで) 次のステップアップ「レスキューダイバーコース」にも参加できます アドバンスドオープンウォーターコース取得はこちら ダイビングライセンス取得できる年齢は? PADIオープンウォーターダイバー以上 、または同等の他団体Cカード取得者。また、アドベンチャーダイバーコースは10歳以上、アドバンスドオープンウォーターダイバーコースは12歳以上。 ※アドベンチャーダイブによって年齢制限が異なるので、事前に当店にお問い合わせください。 アドバンスドオープンウォーターダイバー 講習ではどんなことをするの? このコースでは、 学科講習+海洋実習(5ダイブ) アドバンスドオープンウォーターダイバーのライセンス講習の日数としては、最短2日。学科講習にテストはなく、知識の復習(ナレッジレビュー)のみなので、船上での空いている時間に行います。また、2日間に分けて5種類のアドベンチャーダイブの海洋実習を行います。(水中ナビゲーション、ディープダイブを含む) わずらわしい、学科講習やテストなどは一切ありませんので、気軽に受講できるのも特徴です! 当日のダイブポイントによっては、できないアドベンチャーダイブもありますので、もし希望のアドベンチャーダイブがある場合には、担当インストラクターにご相談ください。 学科講習ではどんなことをするの? PADIアドバンスドオープンウォーターダイバー マニュアル(教科書)を使っい、各必修項目と選択したアドベンチャーダイブの項目の知識学習を行ってから、ナレッジレビュー(知識の復習問題)を行うだけでOKです。わずらわしい、学科講習やテストなどは一切ありません。 アドベンチャー・ダイブの種類は? 下記24種類のアドベンチャーダイブの中から選択できます。 水中ナビゲーション ※1 水中ナチュラリスト カバーン ※2 ボート レック ドライスーツ サーチ&リカバリー Dive Against Debris(AWARE) ドリフト サメの保護(AWARE) ※2 フルフェイス・マスク ※2 リブリーザー ※2 ディープ ※1 アルティチュード(高所) ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー(中性浮力) デジタル・アンダーウォーター・イメージング ナイト ダイバー・プロパルジョン・ビークル(水中スクーター) ※2 魚の見分け方 ディレイド・サーフェス・マーカー・ブイ ※2 エンリッチド・エア・ダイブ ※2 サイドマウント ※2 アイス ※2 セルフ・リライアント ※2 ※1:アドバンス・コースでの必修ダイブ ※2:担当インストラクターが、このスペシャルティ・インストラクター資格を持っている場合にのみ選択可能 アドベンチャー・ダイブは各スペシャルティ・ダイバー・コースの1ダイブ目とカウントされるため、そのまま興味が湧いたらスペシャルティ・ダイバー・コースに進んで、さらに経験を重ねてスペシャルティ・ダイバー認定を得ることもできます。 オープンウォーターコース取得はこちら よく選ばれる5つのアドベンチャー・ダイブの種類は? 必修の2項目、24種類のアドベンチャー・ダイブから選択可能な3項目をご紹介します! 1.ディープダイビング(必修) ダイバーたちがたくさんいる中で“ディープダイビング”の話をして反応を見てください。水深18mより深くダイビングしたことのない初心者のダイバーたちは、そこがどうなっているのか、きっと知りたいことでしょう。 少し深く潜ったことのあるベテランダイバーたちでも、ディープダイビングについては目を輝かせて話しをするはずです。 “深く潜る”ことには、魅力的で、エキサイティングで、しかも神秘的なものがあるのです。 経験の浅いオープンウォーターダイバーにとっては、水深18mがダイビングできる最大深度です。この深度の制限は勝手に決められたものではなく、減圧不要限界やガス昏睡、エアの供給などに基づいて決められたものです。 とはいうものの、わずか数回ダイビングを経験した人でも、ディープダイビングに興味を抱くでしょうし、水深18mより深いダイビングポイントで潜りたいと思うはず。ディープアドベンチャーダイブに参加すれば、このような好奇心を満足させることができます。 また、これらのコースを修了すれば水深30mまでダイビングする能力が認められ、深いダイビングポイントにも出かけていけるようになります。もちろんダイビングコンディションが講習を受け経験を積んだときと同程度か、もっと穏やかな時に限ります。 【海洋実習/ディープダイビング】 深度下で色の変化を見る(赤、オレンジ、黄、緑、青、黒) 深度下で深度計(深度計とダイブコンピューター)を比較する ※深度下とは、ディ―プダイビングの定義である18m以上、アドバンスド講習では30m以内の深度のこと 【学科講習/ディープダイビング】 デイープ・ダイビングの活動と目的、定義と限度、器材、テクニック、窒素酔い(昏睡)、減圧障害について学びます。 上記の中から、今回は減圧障害について詳しくご紹介します! 減圧障害について 減圧症と肺の過膨張傷害の両方を合わせて減圧障害と呼んでいます。過剰な窒素は減圧症の原因となり、浮上中に息を止めてしまうと、重大な命にかかわる肺の過膨張障害の原因となります(ダイビングをするときの重要なルールである、スクーバを使用する際には常に呼吸を一定に保ち、絶対に息を止めないことを思い出してください)。 いずれの場合も、体内に気泡が発生する原因となって似たような兆候や症状が現れます。また、必要とされる応急手当と救急処置は同じなので、この両方をあわせて、減圧障害と呼ばれています。 ダイブテーブルやダイプコンビューターを正しく使用しても、ダイバーが減圧障害にかかる可能性は、わずかですがつねに残っています。しかし、減圧障害にかかる基本的な理由はダイバーのミスによることを忘れないでください。そのダイバーのミスとは、ダイブテーブルやダイプコンビューターを誤って使ったり、或いは全く使わなかったり、誤った浮上速度や潜水時間、深度のチェックミス、ダイビングを控えめに行う習慣が身についていない、 といったことによるものです。パニック状態で浮上すると、ゲージをチェックし忘れたり、ダイバーとして習得した緊急時の対応ができなくなる場合があります。 減圧障害の予防 減圧障害になるリスクを最小限に抑え、リクリエーション、ダイブプラナーやダイブコンピューターを正しく使用します。さらにオープンウォーターダイバーコースで習得したその他の安全手段にも、したがわなくてはいけません。限界を越えないようにダイビングすることです。ダイブテーブルやダイブコンピューターで示される限界に近づきすぎないよう、常に余裕を持ってダイビングしてください。個人差により減圧障害になる可能性も人により大きく異るので、どんなダイブテーブルでも、 限界内でダイビングしたとしても、 減圧障害にならないとは断言できないことを忘れないでください。ダイバーを減圧障害にかかりやすくする 10の生理学的な要因があります。こうした要因が重なれば重なるほど、慎重にダイビングする必要があります。 年齢を重ねるにつれて循環系統の機能が衰え、窒素の排出に影響を与えます。また、年齢とともに体重も増え、身体の脂肪も徐々にたまっていきます。 脂肪組織 窒素は脂肪質には落け込みやすい性質があります。体重に対して脂肪の割合いが多い人は、ダイビング中に余分に窒素を吸収することになります。 激しい運動 ダイビング中とその後の激しい運動は心拍数を高め、血液循環に影響を与えます。その結果、ダイビング中に窒素の吸収や排出にも影響を与えます。 ケガや病気 どちらも身体の局部的な循環に影響を与えるので、過剰な窒素への身体の対応能力にも影響が出ます。胸部のうっ血により肺または肺の一部に空気が入り込み、息をこらえるのと同じ状態になります。 脱水症状 脱水症状が起きると余分な窒素を排出する血液の量が減ることになります。 アルコール ダイビング前または直後にアルコールを摂取すると、血液の循環が早まり、しかも不規則になります。また脱水症状を招くことになります。 低水温 冷水中でダイビングすると、冷えて手足の血液循環が通常に比べて悪くなり、窒素の排出に影響を与えます。 熱いシャワーやお風呂 ダイビング後の暑いシャワーやお風呂は、皮膚の毛細血管を膨張させ、身体の他の部位から血液を奪うことになります。皮膚部分に普通以上の血液循環があるので、身体の各部位では、窒素の排出が平常より遅れることになります。 二酸化炭素の増加 ダイビング中の呼吸が不適当だったり、息を止めたりすることが続くと、血液中の二酸化炭素を増加させるだけでなく、窒素の排出も妨げられることになります。 ダイビング後の飛行機搭乗と高所でのダイビング 300メートル以上の高所とダイビングが組み合わさるときには特別な手順が必要になります。 減圧障害の微候と症状 ケガや病気 とちらも身体の局部的な循環に影響を与えるので、窒素への身体の対応能力にも影響が出ます。 胸部のうっ血により肺または肺の一部に空気が入り込み。息をこらえるのと同じ状態となります。 窒素の気泡は身体のあらゆる部位で形成されることで、症状(自分で感じるもの)や微候 (バディが意識する)は、さまざまな形で現れます。肺の過傷害が原因で体内に入った空気により、気泡が体内のどこにたまってしまうかによっては、別の症状が発生することもあります。 一般的な症状には、 異常なほどの疲労や脱力感 皮膚のかゆみ 腕、足(関節や足の途中)、胴部の痛み ふらふらする、ひどい目まい(ヴァーティゴ) 局部的な無感覚、ヒリヒリする痛み、麻痺 息切れ、呼吸困難 微候としては、 まだら状の皮膚の発疹 腕、足の関節をさする 該き込む 虚脱感 意識喪失 これらの症状や徴候が別に出る場合と、 同時に出る場合とがありますが、水面に出たすぐ後、通常ダイビング後1時間以内に現れます。ダイビング終了後36時間から48時間も経過してから出たり、また逆にダイビングを終了するときの浮上途中で出ることもあります。 減圧障害の微候と症状 ディープ·ダイビングを行うダイバーは、 減圧障害が疑われるときの処置として、 重要な2つのステップを知っておく必要があります。 第1ステップは、可能な限り、100%に近い高濃度の酸素吸入を行います。純度の高い酸素を吸引することにより、気泡が形成されたために循環が抑圧されていた組織に酸素が届き、窒素を排出する手助けを行います。ダイバーが入手できるほとんどの非常用酸素キットでは、 100%の酸素を供給することができます。 呼吸が停止して、 脈がない患者には、気道と呼吸をよく見ながら心肺蘇生法 (CPR) を施します。反応の有無にかかわらず、 患者は横たえたまま動かさないようにします。 第2ステップは、すぐに救急医療機関に連絡し、減圧障害患者を緊急医療施設に運ぶことです。 ほとんどの減圧障害のケースでは、患者を再圧チャンバーに入れて、 圧力下におくことによる治療が必要だからです。正しく症状を診断し、緊急医療施設に運ぶことが治療の第一歩です。診断に続いて応急手当をし、すぐに治療のために再圧チャンバーに運びます。ほとんどの地域では DAN(ダイバーズ·アラート·ネットワーク)やDES(ダイバーエマージェンシーサービス)など、 高圧処置を行う救急医療施設と患者の治療について調整、アシストするダイバー救急サービスが提供されています。 各地で利用可能な応急治療サービスやダイバー救急サービスについては、 PADI ダイプセンター/PIRA リゾート、 または担当のPADIインストラクターまでお問い合せください。 滅圧障害の場合。患者を再圧室に入れ, もう一度圧力をかけて治療をしますが、 患者を再度 水に入れても治療にはなりません。 これには理由がいくつかあります。 まず, 50 メートルもの 水深が必要であること。 酸素と薬品を使用する治療が水中ではできないこと。 十分な空気の供 給と保温が(治療には6~10時間,またはそれ以上が必要)ほとんど不可能なこと。さらに不 完全だったり患者の病状を悪化させるだけで、けっして好転させないことなどがあげられます。 このような理由からどんなことがあっても減圧障害の疑いのある患者を水に入れることはできません。 2.水中ナビゲーション(必修) 初めてのダイビングをした時のことを覚えていますか?初めての海洋実習で広い海の中に入っていくことに興奮したでしょう。しかし、水中でどの方向に向かって泳いでいるかわからなくなったりしませんでしたか?担当のインストラクターが正確に位置を把握し、元のボートに戻ってきたときには驚いたことでしょう。インストラクターがやったのは水中ナビゲーションのテクニックです。これはいくつかの原則とトレーニングとで誰でも習得できるものです。 【海洋実習/水中ナビゲーション】 陸上でコンパス使用(シミュレーション) 水中で直線往復ナビゲーション 水中で30mを何フィンキックサイクルで泳ぐかを計測 水中でコンパスを使って1辺30mの正方形を描いて元の位置に戻ってくる 【学科講習/水中ナビゲーション】 水中ナビゲーションの重要性、距離を見積もる、水中でのナチュラル・ナビゲーション、水中ダイブパターンを利用する、コンパス・ナビゲーションについて学びます。 上記の中から、今回は水中でのナチュラルナビゲーションについて詳しくご紹介します! 水中でのナチュラルナビゲーション これまでのダイビング経験から、水中で自分の位置を知るためには、目標になる周囲のものを利用しているはずです。砂地の模様やリーフの斜面に沿って泳いだり、 潮流に逆らって泳いだりするのもすべてナチュラルナビゲーションです。どんなスポットにもナビゲーションの目標にできる特徴があるものです。 ナチュラルナビゲーションを成功させるカギは、 位置を教えてくれる自然環境の細かな特徴に注意を払えるかどうかにかかってきます。 ダイビング前の観察 ナチュラル ナビゲーションの第一歩は、 エントリーの前にナビゲーションの目標となる環境をチェックすることです。 水面からでも水中で出会うものについて知ることができますし、それを活用してダイビング中に自分の位置をはっきりさせることもできるのです。波や潮の流れ、 潮の干満、波、 湖流、潮汐による水の動きは、刻々変化する場合もありますが、ダイビングをする程度の時間なら一定であることが多いです (ただし、 特に潮については特定の間隔を持って変化します)。水面に浮いたゴミを観察するだけでも、波や潮の流れを知ることができますし、潮の干満に関しては潮汐表を調べればわかります。水の流れの方向が分かれば、流れに対する角度を一定にして泳ぐことで、自分の位置を明確にすることができます。 潮について知っておくことで、抜け出す際や戻る際に苦労しなくてすみます。 太陽の角度 エントリーの前に、影のできる方向や太陽の場所が自分の向かう方向に対してどのような角度にあるのかチェックしてください。 水中が濁っていても、 つねに太陽の方向を確認すれば、自分の位置をある程度知ることができます。 沖合いの目標と地形 リーフ、防波堤、 ケルプの群生地、ブイなどの目標物の位置を確認しておけば、その目標に対して自分がどこにいるかという位置関係を知ることができます。沖で波が砕けていれば、そのリーフが浅いか、そこに浅瀬がある証拠です。水面に出ていなくても水中の地形をある程度知ることができます。
ダイビングを始めようと思ったら、「オープンウォーターダイバー(OW:Open Water)」と呼ばれるダイビングライセンス(Cカード)の取得が必要です。 取得するためには、ダイビングに必要な知識とスキルを学び、プールや海で実践をする「講習」を受講する必要があります。 オープンウォーターダイバー ライセンス取得について詳しくご紹介します。 オープンウォーターダイバーコースとは? オープンウォーターダイバーコースを修了すると・・・ ダイビングライセンス取得できる年齢は? PADI 病歴/診断書とは? オープンウォーターダイバー 講習ではどんなことをするの? プーケットのダイビングライセンス講習スケジュール ダイビングライセンス(Cカード)の受け取り方 ダイビングライセンス(Cカード)を紛失した場合は? ダイビングライセンス取得後の楽しみ方 オープンウォーターダイバー講習費用はいくらかかるの? まとめ オープンウォーターダイバーコースとは? PADIオープンウォーターダイバーコースは、潜水計画から海況の判断、トラブルの回避など、ダイビングを安全に楽しむために必要な知識とスキルを本格的に身につけるコースです。 このコースを修了すると、ダイバーとして必要な知識・スキルを身につけた証明としてのオープンウォーターダイバー ライセンス(Cカード)が発行され、コースで学んだ知識とスキルを応用して、受けたトレーニングと経験の範囲内で、監督者なしでダイビングすることができるようになります。 ※「受けたトレーニングと経験の範囲」とは、コースで使用するダイビングスポットで経験した海況(水面のコンディション、透明度、水温等)や、経験した深度、その日使用した器材(道具)などを指します。 ※「監督者なしのダイビング」とは、バディ(一緒に潜るパートナー)と一緒に自己責任でダイビングを楽しむことを指します。 自分の趣味として、自己責任のもと本格的にダイビングを楽しみたい方に、PADIオープンウォーターダイバーコースがおすすめです。 オープンウォーターダイバーコースを修了すると・・・ 自分たちでダイビングの計画を立て、バディ・システムを守りながらダイビングを楽しむことができます。 インストラクターなどの引率をつけずにコンディションの良い海でダイビングができます。 ダイビング器材の購入やタンク・レンタルなどのサービスを受けることができます。 アドバンスドオープンウォーターダイバーコースや各種スペシャルティ・ダイバー・コースに参加できます。 深度18mまで潜ることができます。 ダイビング後、当日のダイビングの記録(ログ)を付けることができます。 オープンウォーターダイバーコース取得はこちら ダイビングライセンス取得できる年齢は? 年齢15歳以上(ジュニアオープンウォーターダイバーは10歳以上)、上限はありませんが、PADI病歴/診断書の項目に当てはまる場合、受講者が60歳以上の場合は所定の医師の診断書が必要になります。 PADI 病歴/診断書とは? PADIコースに参加される際は、水に入る前までに【病歴/診断書】に記入をして、提出する必要があります。自己診断部分に「yes」がある場合、またはインストラクターから事前に医師の診断を受けるように言われた場合は、必ず医師よりダイビングに適した状態であるかどうかの診断を受け、医師記入欄に記入してもらった病歴/診断書を担当インストラクターに提出し、コースの参加可否の確認を取ってください。 また、PADIではコースの受講前に【危険の告知書】を読み、署名していただいているほか、ダイビングの前には【PADI安全潜水標準実施要項了解声明書】を確認することを強く推奨しています。 ダイビング中に考えられる危険性、安全にダイビングを楽しむために必要なことが書かれていますので、内容をしっかりと読み、自分の準備がしっかりと整っているかどうか、改めて見直してみましょう。 病気に関する質問事項は下記をご参照下さい。 現在妊娠をしている、もしくはその可能性がある。 現在処方せんによる投薬を受けている (避妊薬、マラリア予防薬は除く)。 45 歳以上の方で、以下の項目が 1 つ以上あてはまる。 パイプ、葉巻、タバコを喫煙している。 現在診療を受けている。 コレステロール値レベルが高い。 高血圧である。 家族に心臓発作や脳卒中の病歴がある方がいる。 食事療法で調整しているが糖尿病である。以前に以下の病気にかかったことがある、または現在かかっていますか? 喘息(ぜんそく)、あるいは呼吸時の喘息(ぜいぜいする)、または運動時に喘鳴が起きる、または起きたことがあった。 花粉症、またはアレルギー症状の激しい発作、あるいは頻繁な発作がある。 カゼ、副鼻腔炎、または気管支炎によくかかる。 何らかの肺の病気(肺炎など)がある、またはなったことがある。 気胸がある、またはなったことがある。 その他の肺の病気がある、またはなったことがある。もしくは肺(胸部)の手術を受けたことがある。 行動上の問題、または精神的、心理的な問題がある、またはなったことがある(不安発作、閉所恐怖症、広場恐怖症など)。 てんかん、発作、けいれんをおこす、またはそれを抑えるための薬を服用している。 複雑型偏頭痛を繰り返し起こす、またはそれを抑えるための薬を服用している。 意識喪失や、気絶したことがある。(完全、または一時的に意識を失う)。 乗り物酔いがよくある。または乗り物酔いが激しくある(船酔いや車酔いなど)。 赤痢または脱水症状で治療が必要である。 何らかのダイビング事故や減圧症である、またはなったことがある。 中等度の運動ができない(例えば、約 1.6 キロの距離を 12 分以内で歩くことができない)。 過去 5 年間に、意識を失う頭部の損傷があった。 腰痛を繰り返し起こす。 腰部または背骨の手術を受けている。 糖尿病である、またはなったことがある。 腰、腕、脚の外科手術、外傷や骨折後の後遺症がある。 高血圧症、または血圧降下剤など、血圧をコントロールする薬を服用している、またはしていた。 心臓疾患にかかっている、またはわずらっていた。 心臓発作がおきる、またはおきたことがある。 狭心症、あるいは心臓外科手術、または動脈手術を受けている。 副鼻腔の手術を受けている。 耳の病気や手術を受けたり、聴覚障害、平衡感覚障害である。 耳の病気を繰り返し起こす、または起こしていた。 出血やその他の血液障害がある、またはあった。 ヘルニアにかかっている、またはわずらっていたことがある。 潰瘍、または潰瘍の外科手術を受けている。 大腸や回腸の人工肛門の手術を受けている。 過去 5 年間に娯楽で麻薬を使用したり、治療のために麻薬を用いた、またはアルコール依存症になったことがある。 オープンウォーターダイバー 講習ではどんなことをするの? 前回の記事で簡単にご紹介しておりますが、今回はオープンウォーターダイバーコースで実際に学習する講習内容について詳しくご紹介します。 このコースでは、 学科講習/知識の開発(5章)+プール実習(5回)+海洋実習(4ダイブ) オープンウォーターダイバーのライセンス講習の日数としては、最短3日。学科半日(ただし、事前学習されている場合に限る)、プール実習半日、海洋実習2日間となります。 ※学科講習とプール講習を合わせて1日で開催 学科講習 知識の開発ではどんなことを学ぶの? 水中世界を安全に楽しむための知識を付けるのが学科講習です。 PADIオープン・ウォーター・ダイバー・マニュアル(教科書)やDVDを使った自主学習を行ってから、ダイビングショップでの学科講習に参加するのが一般的です。 全部で5つのセクション(章)に分かれていて、それぞれのセクションを通じて下記の知識を身に付けます。 ダイビング器材の選び方や使用前の準備、手入れの方法など 水中で快適にダイビングを楽しむための自然環境や生物に関する情報 水中で困ったり問題が起きないようにするための安全ルール コース修了後の楽しみ方やステップ・アップについてプラン作り などを下記でご紹介する5つのセクションで学びます。 【第1章】 水中世界 浮力 圧力 ダイビング器材1 マスク、スノーケル フィン スクーバ・システム BCD タンクとバルブ レギュレーター ・ゲージ コミュニケーション 【第2章】 水中世界への適応 視覚、聴覚 体温の低下 水中での動き 呼吸 バディ・システム ダイビング器材2 保護スーツ ウエイト・システム 予備の空気源 ナイフ、バッグ 計器類 【第3章】 ダイビングの環境 水温、透明度 潮流、水底の構成 水中生物 太陽光 淡水と海水 海洋ダイビング ボート・ダイビング 潜水計画 事前の計画、準備 最終的な準備 ダイビング前の計画 トラブルの管理 【第4章】 アクセサリー器材 ダイビングと健康管理 深度下での呼吸 空気 トラブルの予防法と対処の仕方 ダイブコンピューターとリクリエーション・ダイブ・プラナーの使い方 (テーブルタイプ、またはeRDP) 【第5章】 ダイブコンピューターとダイブテーブルの使い方(続き) 基本的なコンパス・ナビゲーション アドベンチャーを続けよう! それでは、実際に当店の学科講習の進め方についてご紹介します。 ブルーマリーンダイバーズでの学科講習 学科講習はその時に応じて、ブルーマリーンダイバーズのショップ、或いはシャロン、カタ地区にあるダイビング用プールサイドやプール近くにあるカフェで行います。 DVDを観て、各章の終わりにある知識の復習に記入をし、各章ごとのクイズを終わらせて、最後に最終試験をして合格点を取れれば、終了です。 事前学習をされている場合には、講習もスムーズに終わらせることができ、引き続きプール実習に移行することができます。 最近では、eラーニングであらかじめ学科セクションを終わらせてから、現地ダイビングショップにブッキングするという人もいます。eラーニングだとご自宅で学習できるので、他の参加者を気にする必要が無く、お好きな時間にごご自分のペースでゆっくり学習を進めることができます。 また、実際に海や旅行先に行った際の滞在時間を知識学習のための時間に充てる必要が無いため、実技練習や海をもっと楽しむ時間に充てたり、余った時間で現地の観光などもできます。 スキルの習得【プール講習(限定水域)】 プール講習(限定水域)とは、海洋実習に行く前に、安全で穏やかな場所で水慣れを行ない、ダイビングで必要となる「スキル」を習得を目指します。 プールダイブでは、 ダイビングを楽しむときに必ず使う基本的なテクニック 水中で困ったり問題が起きないようにするための安全テクニック 万が一何か問題が起きた時に備えた確実な対処テクニック などを下記でご紹介するスキル(テクニック)を学びます。 器材のセットアップ、装着と調節 水面でBCDへの給気/排気 レギュレーター・クリア-息を吐く方法とパージ・ボタンを使う方法 レギュレーター・リカバリー-アームスイープ法とリーチ法 少し水の入ったマスクのクリア バックアップ空気源の使用 潜降と圧平衡 ハンド・シグナル 水中を泳ぐ ゲージの使い方と残圧のチェック 浮上 水面でBCDに給気(オーラル) プレダイブ・セーフティ・チェック(BWRAF) ディープ・ウォーター・エントリー 適切なウエイト量とウエイトのチェック スノーケル/レギュレーター交換 水面を泳ぐ-正しい水面習慣 ファイブ・ポイント潜降 中性浮力-パワー・インフレーター 全部に水の入ったマスクのクリア マスクの脱着とクリア マスクなし呼吸 エアが少なくなってきたときの対応 エア・マネージメント-20bar/300psiの誤差の範囲 こむらがえりの除去-自分とバディ
ダイビングライセンスは水中世界へのパスポート! スキューバダイビングを始めてみたいけど、ダイビングライセンスとは?ダイビングライセンスはどうやって取得できるの?という方へ、ダイビングライセンス取得について詳しくご紹介します。 「Cカード」って何? ダイビングライセンス(Cカード)の種類 PADIとは? PADIゴールドカードと通常のカード PADIオープンウォーター・ダイバー・コースの講習内容 ダイビングライセンス(Cカード)の受け取り方 プーケットでダイビングライセンスを取得するのにおすすめの季節は? ダイビングショップの選び方 ダイビングライセンス費用について プーケット ダイビングショップへの予約方法 「Cカード」って何? Cカードの正式名称はCertification Card、つまり認定証のことです。 正式にいえば“License”は国家が発行する資格、免許(自動車のような)、“Certification”は民間団体が発行する認定証のことです。 このCカードはレクリエーション・スクーバダイビングに関して定められた知識と技術(指導基準)を、ある特定の時期に、ある特定の場所で、習得したことを民間の指導団体が証明するものです。 実際にダイビングに行くとCカードの提示を求められます。 Cカードあるいは何かしらかの自分が経験ダイバーであることを証明できるものがないと、ダイビングができないこともあります。 また、このCカードには「オープンウォーターダイバー」「アドバンスドオープンウォーターダイバー」などのダイバーのランクや「スペシャルティダイバー」など色々なダイビングを楽しむテクニックを学ぶ種類のものがあります。 そのCカードのランクによって当日のチーム分け、ダイビングポイントの選定が行われます。 それほど重要なものなのです。 Cカードには運転免許証のような書き換えがないからといって、一生有効であるという安易な考えは事故につながります。取得した時点から将来に渡って知識や技術を保証しているものではないからです。 しばらくダイビングをしていないと、技術(スキル)は低下し、知識も忘れてしまうものが出てきます。また科学や医学の発達により知識も年々変わってきています。そのため、前回のダイビングから期間が空いてしまった場合には、以前に習ったスキルや知識を思い出すための「リフレッシュコース」受講が強く推奨されています。 また、Cカードを取ったからといって、どんな地域の、どんな環境でも、自由にダイビングが出来る能力が身に付いたというわけではありません。通常入門レベル(エントリーレベル)の講習では、以下の範囲内で安全にダイビングするために必要な知識と技術を学びます。 昼間の、比較的穏やかな水域で、バディ(一緒に潜るパートナー)と共にダイビングする。 水深は18mまでの範囲で、なおかつ減圧停止をする必要のない範囲。 頭上に障害物が無く直接水面まで出られる環境。 以上の条件の範囲を超える環境では、次のステップのトレーニングが必要となります。 ダイビングライセンス(Cカード)の種類 ダイビングライセンス(Cカード)にはいろいろな指導団体のものがあります。というのも、発行している指導団体がひとつではないからです。また、各指導団体ごとに特色があり、認定するダイバーランクも変わってきます。 ◆指導団体の違い ダイビングライセンス(Cカード)を発行する指導団体には日本だけでも30以上あると言われていますが、一般的なのはPADI(パディ)、NAUI(ナウイ)、BSAC(ビーエスエーシー)、SSI(エスエスアイ)、CMAS(クマス、シーマス)が大手5社です。 ◆ランクの違い ダイビングライセンスランクも指導団体によって呼び方や分類の仕方に違いがありますが、PADIでは、以下のように知識・技術・経験によってランクが定められています。ランクによって潜れる深度などが変わってきます。 ・スクーバダイバー PADIのプロの監督下で、12mまで潜れる資格です。オープンウォーターダイバーコースを受講する時間がない人が取得するケースが多いようです。また取得して1年以内なら簡単にオープンウォーターダイバーへとステップアップができます。 ・オープン・ウォーター・ダイバー 通常、すべてのダイバーが最初のコースとして履修するコースです。同等以上の資格を持つダイバーと一緒に、PADIのプロの引率なしで18mまで潜ることが出来ます。ダイビングの基本的なスキルを身に付けるだけでなく、潜水計画の立て方や、海況の判断、トラブル回避など安全に楽しむための知識も学びます。 ・アドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー オープンウォーターダイバーからワンランクステップアップしたダイバーです。各種ダイビングでの楽しみ方、注意事項、特別な器材について理解できるようになります。また、ダイビングライセンスアドバンスコースを修了すると、深度30mまで潜ることができるようになります。 ・レスキュー・ダイバー 水面、水中で起こるダイビングのトラブルを未然に防ぐための知識を持つことができたり、万が一起こってしまった場合、適切に対応できるようになります。水面でも水中でも余裕を持ってダイビングができるよになり、他のダイバーにも目が向けられるようになります。また、レスキューダイバーコースに付随した、EFR(エマージェンシー・ファースト・レスポンス)コースで、CPR(人工呼吸、心臓マッサージ)や各種病気やけがに対する対処法も学ぶので、日常生活でも有用な知識、技術を持つことができます。 ・ダイブマスター プロとして、アマチュアのダイバーをガイドできるようになり、さらにインストラクターのアシスタントとして、コースの手伝いができるようになります。ダイビングを仕事にしなくても、自分に自信が持て、仲間と一緒に潜る時のリーダーシップを取れるようになります。 ・アシスタントインストラクター インストラクターのアシスタントとして、実際の講習で一部の学科を教えたりできる様になります。また、残りの講習を修了することと、インストラクター試験に合格することで、インストラクターへの道も開かれています。 ・インストラクター ダイビングの無経験者にダイビングの楽しさを教えることができるようになります。また、継続教育を推奨することで、さらにダイビングの楽しさや上達の喜びを教えることができます。インストラクターにもランクがあり、ランクが上がることによって教えることのできる範囲や権限が変わってきます。 ・スペシャリティ・ダイバー 上記以外にも、沈船やナイトロックス、水中カメラ、デイープなどダイビングを楽しむための様々なコースがあり、それぞれ受講をするとCカードが発行されます。通常、学科と海洋実習の2セッションに分かれています。また、レスキューダイバーが5つのスペシャルティーを取得すると、アマチュアダイバーの最高ランクであるマスタースクーバダイバー認定資格を得ることができます。 PADIとは? 世界180以上の国と地域で135,000人以上のインストラクターを含むプロフェッショナル・メンバーと約6,000以上のダイブセンターとダイブリゾートらなるワールドワイドな組織であるPADIは、名実ともに世界最大のスクーバ・ダイビング教育機関です。 PADIは本部をアメリカ・カリフォルニアに置き、日本をはじめ世界に7ヶ所のエリアオフィスを配し、メンバーへのCカード(Certification Card=認定証)発行、教材・商品の開発や店舗運営のビジネスサポートを行っています。また、行政・業界への取り組み、ダイビングのフィールド整備から水中環境保護プロジェクトAWARE(アウェア)の推進まで世界中の多くのPADIメンバーと共に幅広く活動しています。 1966年設立以来、2,000万枚以上のCカードを発行しており、全世界で年間約100万人のダイバーが、PADIの教育カリキュラムによる認定を受けています。つまりおよそ30秒ごとに世界中のどこかで誰かがPADIの認定を受けているのです。その割合は世界中のダイバーの約60%以上にも及んでいます。 日本のPADIダイバーもすでに120万人以上。日本人のCカードの総発行枚数は217万枚を超え、世界と同様に日本でも認定マーケットの約60%以上のシェアを誇っています。国内では約500店舗のPADIダイブセンターとダイブリゾートがあり、およそ6,500名のインストラクターを含む約1万2千人のプロフェッショナルメンバーが、ダイバーの育成にあたっています。 1966年、PADIはジョン・クローニンとラルフ・エリクソンによってスクーバ・ダイビングの教育機関として生まれました。それまでの軍隊式で任務遂行型、肉体的な能力のみが要求されるハードなものだったダイビング・トレーニングを根本から改革。手軽に安心して楽しめる継続性重視のトレーニング方法を目指し、段階を追いながらレベルアップして行けるトレーニングプログラムを創り上げたのです。 PADIゴールドカードと通常のカード ゴールドカードはPADIのスクールの中でも5スター・ダイブセンターが発行できる特別なカードです。 5スター・ダイブセンターというのは、PADIのスクールの中でもダイビング教育・器材・体験・環境への自覚という4つの分野に関して、特に優れているスクールに授与される資格で、安全なダイビングやシュノーケリングを発展させるために地域社会で積極的に活動していることや、理想的なPADIプログラムを実施していることの証です。 通常のCカードと比較して活動の範囲に違いがあるわけではありませんが、ゴールドカードを所持していることは、信頼のおけるダイビングスクールできっちりとした講習を受講したことの証明になります。 PADIオープンウォーター・ダイバー・コースの講習内容 通常スクーバダイビングの最初のステップがオープンウォーター・ダイバー・コースです。 このコースは、学科、プール講習、海洋実習の3つのセクションから成り、プーケットでは3日間での受講が一般的です。 ブルーマリーンダイバーズでも最短3日間コースからご案内しております。 ◆学科講習 水中世界を安全に楽しむための知識を付けるのが学科講習です。 PADIオープン・ウォーター・ダイバー・マニュアル(教科書)やDVDを使った自主学習を行ってから、ダイビングショップでの学科講習に参加するのが一般的です。 全部で5つのセクションに分かれていて、それぞれのセクションを通じて下記の知識を身に付けます。 ダイビング器材の選び方や使用前の準備、手入れの方法など 水中で快適にダイビングを楽しむための自然環境や生物に関する情報 水中で困ったり問題が起きないようにするための安全ルール コース修了後の楽しみ方やステップ・アップについてプラン作り ブルーマリーンダイバーズの学科講習 学科講習はその時に応じて、ブルーマリーンダイバーズのショップ、或いはシャロン、カタ地区にあるダイビング用プールサイドやプール近くにあるコーヒーショップで行います。 DVDを観て、各章の終わりにある知識の復習に記入をし、各章ごとのクイズを終わらせて、最後に最終試験をして合格点を取れれば、終了です。 事前学習をされている場合には、講習もスムーズに終わらせることができ、引き続きプール実習に移行することができます。 最近では、eラーニングであらかじめ学科セクションを終わらせてから、現地ダイビングショップにブッキングするという人もいます。eラーニングだとご自宅で学習できるので、他の参加者を気にする必要が無く、お好きな時間にごご自分のペースでゆっくり学習を進めることができます。 また、実際に海や旅行先に行った際の滞在時間を知識学習のための時間に充てる必要が無いため、実技練習や海をもっと楽しむ時間に充てたり、余った時間で現地の観光などもできます。 ◆プール講習 実際の海に行く前に、ダイビング器材の使い方や基本的なスキルを練習するのがプール講習です。 波や流れのない穏やかな状態の水面、水中で、ダイビングのシミュレーションをします。この時が初めて水中で呼吸することになる人も多いのではないでしょうか。 最初は足の立つ浅場から始めて、最後は足の立たない深場に移動していきます。 プール講習ではひとつずつ順番にスキルの練習をしていきます。時間の制約が比較的少ないので、生徒のペースにあった練習ができます。 ブルーマリーンダイバーズでのプール講習 プールはダイビング講習専用のもので、大きさ、深さはPADIの基準を満たしています。 足の着く浅場から足の着かない深場まで、3~4段階の深さに分かれていて、スキルによって段階的に深場に進んでいきます。 プール実習はかなり個人差が出るので、当店ではお客様のペースに合わせた無理のない実習を心がけています。いたずらに急がせるのではなく、休憩を何度も入れて、ひとつひとつのスキル練習の意味を納得できるよう指導を行っております。 自信を持って海へ行けるようになるまで何度でも受講をしてください。もし、海に行くのに不安があるようでしたら、遠慮なくインストラクターに相談しましょう! ◆海洋実習 プール講習で自信がついたら、いよいよ海洋実習です。 通常は1日2ダイブ×2日で合計4ダイブで、プール講習で練習をしたスキルを実際に海で復習します。 プールとは違って海洋実習は実際の自然環境の下で行われるので、ときには波があったり、流れがあったり、極端に水中の透視度が悪かったりすることもあります。 海洋実習が終了すれば、いよいよダイバーとして認定!! 世界中の海へのパスポート、ダイビングCカードをゲット!です。 ブルーマリーンダイバーズでの海洋実習 上記の通り、通常、海洋実習は2ダイブ×2日間、計4ダイブ行います。ただし、ポイントによってはオプションで+1ダイブを追加することもできます。ブルーマリーンダイバーズでの海洋実習は、カタビーチ(乾季限定)、ラチャヤイ島、ラチャノイ島で行います。 カタビーチ(乾季限定)はビーチダイビング、ラチャヤイ島、ラチャノイ島はボートダイビングになります。 海洋実習は、プール実習で一度経験したスキルの復習しますが、プール実習にはない自然環境的な要素が含まれてきます。波、風、水中生物・・・などの影響です。 日帰りでも行けるプーケット近郊の水中で、実際にカラフルなお魚たちを間近でみることができたり、様々な形や色をしたサンゴ見ることができるのは、感動&一生の思い出になりますよ! PADIの基準では、一人のインストラクターにつき8名までの受講生を担当することができますが、ブルーマリーンダイバーズでは4名までの少人数制としています。また、マンツーマンでも講習がスタートできます! オープンウォーターコース取得はこちら ダイビングライセンス(Cカード)の受け取り方 講習が無事修了すると、Cカードの申請を行います。通常、申請料はダイビング料金に含まれています 申請書に記入事項を記入してからPADIにメールで送信します。申請書への記入事項は講習開始時に記載して頂いた書類が元になりますので、氏名、住所等、正確にわかりやすい字でご記入をお願いします。 また、講習が修了した時点で90日間有効の仮認定証が発行されます。これは認定証(Cカード)が届くまでの仮のものです。認定されたというひとつの証明にもなるので、認定証が届くまで大切に保管しておいてください。認定証が届く前にダイビングに行かれる場合は、有効期限内の仮認定証があれば認定ダイバーとして潜ることができます。 認定証が届くのは郵便事情によっても異なりますが、申請書を出してから通常45日を目安にしてください。年末年始等混み合う時期は少し遅れる場合もあります。 もし2か月以上経っても認定証が届かない場合には、お手数ですが、当店まで一報ください。当店よりPADIに問い合わせします。 また、もし受け取られたCカードの記載事項に間違いがある場合も、当店までご連絡をいただければ、Cカードの再発行の手続きを代行します。 プーケットでダイビングライセンスを取得するのにおすすめの季節は? モンスーンの影響を受けやすく、バンコクより気温が高いプーケット。 一年を通して30〜35度と気温差が少なく、もっとも平均気温が高いのが4月で、プーケットの魅力のひとつは、一年中潜ることができるということです。 プーケットは11月~3月が乾季、4月~5月が暑季、6月~10月が雨季に当たり、11月〜4月まではほとんど雨が降らず、5月〜10月はスコールが多くなります。 それでは、ライセンスコースを受講する上での各季節の特徴をご紹介します。 乾季(11月~3月) モンスーンも収まり気温も安定し、日中でも気温は32度前後で、湿気もなくカラッとした過ごしやすい季節です。この時期であればカタビーチ等の西側の海岸でもビーチダイビングが可能。普段できないナイトダイビングできます。また、アンダマン海のミャンマー国境近くにあるシミラン諸島のダイビングも5月の連休まで解禁になります。 暑季(4~5月) 1年で一番気温が高く、日中の気温は35度を超えます。湿度も高くムシムシした時期です。 雨季(6月~10月) スコールが多くなり、1年の中で一番雨の多い時期です。本格的な雨季は9~10月で、風も強くなり、波も高くなります。この時期のダイビングはプーケット近海のポイントが主流になりますが、ラチャヤイ島、ラチャノイ島といった大きな島の湾内でのダイビングが比較的天候に影響されないので、オススメです。 カタビーチ 乾季(11月~5月)限定のポイントですが、比較的に深度が浅く、波や流れの影響を受けないため、気軽に潜ることができ、よく利用されます。開放感あふれる白砂のビーチからエントリーするため、リラックスして講習が受けられます。 このポイントでは意外とレア物が多く、ニシキフウライウオ、カミソリウオ、ウミテング、各種ウミウシ、ラッキーだとミミックオクトパスに出会えるかもしれません。群れ系も豊富でキンセンフエダイ、アカヒメジ、タイワンカマスの群れを見ることができます。 透視度は潮の干満や雨の有無など、自然環境によってかなり変わってきますが、大体5m~15mの間ぐらいです。水温は年間を通して30度前後ぐらいですが、季節の変わり目等でサーモクライン(深場のプランクトンを含んだ濁った冷たい水が表層の暖められた水と対流を起こし水温を一定に下げる)が発生すると、27~28度ぐらいになることもあります。これはプーケット全てのダイビングポイントで起こります。 ラチャヤイ島 プーケット島の南に位置するシャロン湾からダイビング専用ボートで向かいます。所要時間は約1時間30分、スピードボートだと30分ほどで着きます。 大型船のダイビング専用ボートは、朝食、昼食付で、中にはおやつまで付いているボートもあります。コーヒー、紅茶、フルーツは無料、ソフトドリンクはボートによって有料のところと無料のところがあります。雨季は天候によって多少揺れることがあるかもしれませんが、大きな島影のさらに湾の中で潜るので、ポイントに着いてさえしまえばあとは揺れません。 ラチャヤイ島は1年中潜れるポイントです。ラチャヤイ島にはいくつもダイビングサイトがあるのですが、季節によって東側に入ったり、西側に入ったりします。どのポイントもカラフルな魚の種類が多く、水族館の中で泳いでいるようだという感想をいただいています。 透視度は10~20mぐらいです。このダイブサイトの中には沈船ポイントもあり、オープンウォーターの講習中は無理ですが、講習終了後のファンダイブで潜ることも可能です。 ラチャノイ島 ラチャヤイ島の更に南に位置するのがラチャノイ島です。ここは無人島になっています。 ラチャヤイ島同様、シャロン湾からダイビング専用ボートで向かいます。所要時間は約2時間です。 ラチャノイ島方面のボートは3ダイブが基本なので、オプションで1ダイブ追加することも可能です 通常最初の2ダイブはラチャノイ島で、3ダイブ目はラチャヤイ島で潜ることが多くなっています。ラチャヤイ島ダイビングと同様、季節によって東側に入ったり、西側に入ったりします。 透視度は10~25mほどです。この島の最大の特徴はダイビングサイトによっては、マンタ、トラフザメ、ジンベイザメといった大物と出会えるチャンスもあるということです。 ダイビングショップの選び方 ダイビングを始める際に、特に重要なのがどのダイビングショップを選ぶかです。 ダイビングショップは、Cカード取得のための講習を開催するだけでなく、器材の販売・メンテナンス、ステップアップコースやファンダイビングツアーの開催、ダイビングに関する情報の提供等、いろいろな役割を持っており、あなたのダイビングライフの大きな助けとなってくれます。それだけに“いかに自分に合った、信頼できるショップを選ぶか”が、ダイビングを楽しんでいくうえで重要になります。 ダイビングスクール、もしくはダイビングショップと言っても、現地サービス型と都市型スクールの2タイプがあります。 ◆現地サービス型 沖縄や海外のリゾートにある海の近くでダイビングのツアーや講習のサービスを提供しているショップです。お客様はメンバーというよりは、予約ベースで来たダイバーを受け入れるというスタイルが多く、ここプーケットでもこちらがほとんどです。 ◆都市型スクール 海から離れた都会にある、一般的なダイビングスクールです。講習やファンダイビング(遊びを主体としたダイビング)のツアーを企画したり、ダイビング器材を販売したりします。会社帰りや休日に海の話をしにメンバーさんが集まる趣味の店でもあり、インストラクターが海の事を教えてくれるプロショップでもあります。 ダイビングのCカードは取得して終わりではなく、ダイビングライフの始まりとなりますので、どのようなショップを選ぶかはとても大切です。 選ぶポイントとしては「自分に合ったショップ」。 また、そのショップによってスタッフやお客様の雰囲気に違いがあります。ホームページや広告だけで決めるのではなく、一度は足を運んでなじめるお店であることを確認することをお勧めします。 話してみて初めてわかることも多々ありますよ! ダイビングライセンス費用について 通常、ダイビングライセンスにかかる費用の内訳としては、講習料金、海洋実習費、教材、Cカード申請発行料、インストラクターによる講習費、施設使用料、器材レンタル代、ダイビング保険料、ホテル間送迎代があります。 ブルーマリーンダイバーズでは、PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースを11500バーツ~16500バーツの料金で提供しています。 料金の違いは、催行日数の違い(3日間または4日間)、或いはダイビングスタイル(ボートダイビングまたはビーチダイビング)かの違いによります。 また、オープン・ウォーター・ダイバーコース以外にも、アドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバーコース、レスキュー・ダイバーコース、各種スペシャルティー・ダイバーコースなどダイビングライセンス取得ツアーをご用意しております。 ダイビング ライセンス取得はこちら プーケット ダイビングショップへの予約方法 先ず、講習を受けるためにはダイビングショップへの予約が必要になります。通常インターネットで受講する地域のショップを調べ、ホームページでショップの特色、雰囲気、料金などを調べてから自分に合ったショップを特定、それからメールでやりとりをして日程を決め、予約という形になります。 日程に余裕がある場合、或いはホームページとメールでのやりとりだけでは心配という方は、現地に着いてから実際にダイビングショップに行ってスタッフと話してみるという手もあります。 ダイビングを始めた方がよく言うセリフが「もっと早く始めていればよかった!!」です。 「いつかはダイビングをやってみたいなぁ~」なんて思いながら、何年も過ぎてしまうのは本当にもったいない。 一歩足を踏み出せば、たったの3日でダイバーデビューできますよ! 今まで見たことのない、新しい世界はすぐそこで待っています。 ブルーマリーンダイバーズにて、広い海を感じて、新たな水中世界を覗いてみませんか? ぜひ、ダイビングライセンスを取得して、私たちと一緒にダイビングライフを楽しみましょう!! オープンウォーターコース取得はこちら
シミラン/シミラン諸島は、世界中のダイバーが憧れるエリア。シミランダイビングは、ダイビングライセンス(Cカード)を取得している方が参加できるダイビングツアーです。 プーケットのファンダイビングは初心者の方からベテランダイバーの方が潜れるポイントがいっぱい!小物から大物まで幅広く楽しむことができ、アンダマン海の固有種なども楽しむことができますよ。 シミランダイビングに参加して、ダイバーの憧れの海を覗きに行きませんか?シミランダイビングについて詳しくご紹介します。 <目次> シミラン諸島ってどんなところ? シミラン諸島の観光名所 シミラン諸島へ行く方法 シミラン諸島&スリン諸島 ダイビングについて シーズンは? 水温や透明度は? シミラン諸島&スリン諸島で逢える魚は? どんなダイバーが訪れるの? シミラン諸島でダイビングするには? クルーズ船について 各ダイビングツアーの紹介 ダイビングクルーズ(LIVEABOAT) ダイビングクルーズスケジュール ショートクルーズ ショートクルーズスケジュール スピードボート&クルーズ船利用の日帰りダイビング スピードボート&クルーズ船利用の日帰りダイビングスケジュール スピードボート利用の日帰りダイビング シミラン諸島~スリン諸島のダイビングポイント シミラン諸島No.3(パヤン島)周辺 シミラン諸島No.4、No.5、No.6(ミアン島、ハー島、ホック島)周辺 シミラン諸島No.7(パユ島)周辺 シミラン諸島No.8(シミラン島)周辺 シミラン諸島No.9(バングー島)周辺 ボン島 タチャイ島 スリン諸島(リチェリューロック) カオラック周辺 シミラン諸島ってどんなところ? シミラン諸島は世界的に有名なダイビング・シュノーケリングスポット!数ある世界のダイビングスポットの中でも10本の指に数えられるほど有名で、毎年シーズンになると世界各国からたくさんのダイバーが訪れます。どこまでも青い海、真っ白な砂浜、珍しいかたちの岩々、固有種や様々な海洋生物たちなどが見られる、とても美しいところです。 シミラン諸島は、プーケット県の北に位置するパンガー県タプラム港から北西へ76km、アンダマン海に浮かび、天候と自然保護の為、毎年11月から5月までの半年しかオープンしていません。周囲140平方キロメートルにわたる広大なシミラン諸島は、1982年に海洋国立公園に指定されています。 「シミラン」とは、マレー語のSembelanで「9つ」という意味を持ちます。 北から南へバングー島(No.9/เกาะบางู)、シミラン島(No.8/เกาะสิมิลัน)、ヒンプサー島(No.7/เกาะปูซาร์)、パユー島 = ホック島とも呼ぶ(No.6/เกาะบายู)、ハー島(No.5/)、ミアン島(No.4/เกาะเมียง)、パヤン島(No.3/เกาะปาหยัน)、パヤン島(No.2/เกาะปายัง)、そしてフーヨン島(No.1/เกาะหูยง)の9つの島々が並んでいることから名付けられました。 現在、フーヨン島(No.1/เกาะหูยง)とパヤン島(No.2/เกาะปายัง)は、ウミガメの保護と珊瑚の研究により、一般の入島はできません。 また、バングー島(No.9/เกาะบางู)の北にあるタチャイ島(เกาะตาชัย)、ボン島(เกาะบอน)の2島も、海洋国立公園の管理下に置かれています。自然環境保護のため、毎年乾季の10月下旬~5月上旬のみオープン、残りの半年の雨季(5月中旬~10月中旬)はクローズとなります。 現在、シミラン諸島へは個人で行くことはできません。2019年より環境保護の為、1日当たりの入島制限が設けられ、事前予約が必要となりました。そのため、日帰りファンダイビングツアーやダイビングクルーズ、シュノーケリングの場合には、日帰りオプショナルツアーなどへのお申込みが必要です。 シミラン諸島の観光名所 シミラン島(No.8) シミラン諸島の中心。シミラン諸島の中で一番大きい島で、シミラン日帰りシュノーケリングツアーはここに上陸し、ランチやシュノーケリング、ビーチでのひと時を過ごします。このようなシュノーケリングオプショナルツアーの参加者の為に、島にはトイレや売店も完備されています。国立公園の事務所もあり、レンジャーが常駐しています。 こちらには以前キャンプ場が整備されていましたが、現在は環境保護のため、キャンプ場はなく、宿泊利用することはできません。 島の大半は大きな岩や木々が繁茂しており、北西に位置する真っ白な砂地を有するビーチがある「ドナルドダックベイ」。岩の形がドナルドダックの頭の形に似ているため、ドナルドダックベイと呼ばれています。 ここでの主な観光スポットはシミラン諸島のシンボルとしても有名な「セイルロック」!絵葉書でも見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。北西に位置する湾、ドナルドダックベイ(アオ・クエク)より上陸し、セイルロックの頂上まで登ることができます。セイルロックまでのトレッキングコースは、片道約15分。途中までは階段があり整備されていますが、途中からは自然の道を進んで行きます。野生のヤギに遭遇することも!ジャングルの中を探検し、頂上に到着すると、そこはまさに絶景!!眼下にはドナルドダックベイ、バングー島(No.9)、天候の良い日には遠く北東にボン島を見ることもできます。 ミアン島(No.4) シミラン諸島ツアーに欠かせない4番目の島ミアン島は、シミラン諸島で2番目に大きい島です。この島は、シミラン諸島のおおよそ真ん中に位置しているため、9つの島すべての中心に当たります。 シミラン日帰りシュノーケリングツアーはここに上陸し、ランチやシュノーケリング、ビーチでのひと時を過ごします。このようなシュノーケリングオプショナルツアーの参加者の為に、島にはシミラン国立公園の事務所やトイレ、売店のほか、シミラン諸島に生息する動植物の紹介ブースやウミガメの赤ちゃんの展示もされています。 2つの主要なビーチがあり、島の東側には小さなビーチ(ハーッレックまたはハネムーンビーチ※1とも呼ばれています)があり、ビーチに行く途中にはビューポイントへの登坂口もあります。こちらのビューポイントまではとても急な山道なので、足元には十分の注意が必要です。 ミアン島には、カニ、ニワトリなどの固有の動物も生息しています。特にNicobar Pigeon(チャー・ピー・ナイ)はとても綺麗な色をした鳩の仲間でシミランエリア、スリン、アントン諸島で見られる鳥です。 他にも、Lizard(オオトカゲ)も闊歩していますよ。 もう1つのビーチは、ミアン島で最も長い白砂のビーチ、ハーットナーがあります。ハーッレック(またはハネムーンビーチ)より、小高い丘を越え10分ほど歩いたところにあります。ハーッレックの反対側になります。 観光客がミアン島のビーチを魅了するのは、柔らかな白い砂です。澄んだ海水で砂底が見えるタイで最も美しいビーチのひとつ。このミアン島の一角には立ち入り禁止区域があり、タイ王室の保養施設があり、乾季の休暇に王族が来島することも。その場合、一般の観光客はミアン島へ立ち入り禁止になります。 島の周りには、いくつかのダイビングポイントがあり、ビーチからはシュノーケリングも可能です。 ※1 ハネムーンビーチはラマ9世が新婚旅行されたことから名付けられました。 シミラン諸島へ行く方法 シミラン諸島は個人での観光は現在できません。シミラン諸島へ行くためには、ツアー会社またはダイビングクルーズ会社への予約が必要となります。 また、シミラン諸島へはボートのみアクセス可能です。ボートは基本的にプーケットのお隣カオラックのタプラム港発着となります。一部のダイビングクルーズなどのクルーズ船は、プーケット発のボートもございます。 プーケットから出発の場合ですと、タプラム港まで陸路で約2~2.5時間。 カオラックからですと、タプラム港まで陸路で約20分です。 プーケット空港からですと、タプラム港までは陸路で約1時間かかります。 タプラム港到着後、スピードボートやダイビングクルーズ船に乗り換えシミラン諸島に移動します。スピードボートの場合、約1.5時間、ダイビングクルーズ船の場合、約7時間かかります。 シミラン諸島&スリン諸島 ダイビングについて シーズンは? シミラン諸島&スリン諸島でのダイビングは、自然環境保護のため、毎年乾季の10月下旬~5月上旬のみ開催となります。 アンダマン海に位置するシミラン諸島&スリン諸島は、10月中旬~5月上旬の東寄りの風が吹く時期が「乾季」、5月中旬~10月中旬にかけて南西~西寄りのモンスーンが吹く時期が「雨季」と言われています。 雨季の期間は、シミラン諸島&スリン諸島がクローズとなりますので、シミラン諸島&スリン諸島でのダイビングはできません。ダイビングだけでなく、日帰りツアーのシュノーケリングツアーも同様となります。 水温や透明度は? シミラン諸島&スリン諸島の水温は、平均28~30度です。ただし、ポイントや時期、天候によっては水温が下がり、25度ぐらいまで下がることもあります。また、ポイントによってはサーモクラインが入り、急に水温が下がることも。 プーケットの場合、レンタルウェットスーツはほとんどがショートスーツ(半袖・半パンタイプ)となります。水温が下がることもございますので、ラッシュガードやスパッツをお持ちいただくと便利です。日焼け防止にもなりますので、ご自身のものをお持ちの方はご用意いただくことをお勧め致します。 また、当店では有料でロングウェットスーツのご用意もございますので、希望者はご予約の際にお知らせ下さい。 シミラン諸島&スリン諸島の透明度は、平均25m~30mです。ただし、その時の海洋条件によっては、10mなど極端に透明度が悪いこともあります。 シミラン諸島&スリン諸島で逢える魚は? シミラン諸島やスリン諸島で見られる水中生物は多種多様です。シミラン諸島&スリン諸島はインド洋と太平洋に囲まれたアンダマン海に位置しており、双方の海洋生物を見ることができます。インド洋の固有種やアンダマン海でしか見ることができない海の生き物が生息していますよ! チョウチョウウオやヤッコの仲間、スズメダイ、タカサゴの群れをはじめ、時にはこんな魚見たことないかも!?というようなハイブリッド(混血種)が見られることも!また、ポイントによってはジンベエザメやマンタなどの大物、イソマグロやロウニンアジ、ギンガメアジなどの回遊魚もいっぱいです。魚だけでなく、ハードコーラルやソフトコーラルなども豊富!シミラン諸島&スリン諸島の海は、ダイバーを飽きさせないまさにダイビング天国。 どんなダイバーが訪れるの? シミラン諸島&スリン諸島でのダイビングは、ダイビングライセンス(Cカード)をお持ちの方のみご参加可能です(ファンダイビングのみ)。シミラン諸島での体験ダイビングは禁止されております。 上記でご紹介しておりますが、シミラン諸島&スリン諸島には多種多様な海洋生物が生息しているため、特にカメラ派ダイバーが多く訪れます。プロのカメラマンが取材に訪れることも。 もちろん、ビギナーからベテランダイバーまで幅広いダイバーが訪れています。ダイバーの憧れの地であるシミラン諸島&スリン諸島は、シーズンになると世界各国のダイバーが訪れるスポット。 しかし、シミラン諸島&スリン諸島でのダイビングは全体的に最大水深が深く、ポイントによっては平均深度も深くなります。そのため、当店ではアドバンスドオープンウォーター(AOW)以上をお持ちの方のご参加を推奨しております。 もしオープンウォーターダイバーでもご安心ください!シミランショートクルーズやシミランダイビングクルーズご参加中にアドバンスドオープンウォーター講習を併せて受講することも可能です。学習した内容をすぐにシミラン諸島の海で実践できるので、有意義な時間を過ごすことができますよ! シミラン諸島でダイビングするには シミラン諸島でダイビングする場合、1.ダイビングクルーズ(LIVEABOAT)、2.ショートクルーズ、3.スピードボート&クルーズ船利用のデイトリップ(日帰りダイビング)、4.スピードボートで行くデイトリップ(日帰りダイビング)の4つのプランがあります。 クルーズ船ついて ダイビングクルーズのクルーズ船はクルーズ(ボート)会社が運営しているます。広範囲&連日に渡りダイビングします。 ダイビングクルーズやショートクルーズ船は、宿泊施設付きの大型ボートです。クルーズ船のタイプや日程、コース、予算に合わせてさまざま。 また、部屋のタイプもさまざまで、お部屋のタイプによってクルーズ代金が変わります。例えば、ベッド(シングル、ツイン、二段ベットなど)、全室トイレ・シャワー付きやトイレ・シャワーは共同など、お客様の好みで選ぶこともできます。 クルーズ船のタイプにもよりますが、ダイビングポイントに到着後、本船からエントリーし、エギジットも本船に戻るのが一般的です。クルーズ船によっては、ディンギーを使うところもあります。 また、クルーズ船は朝・昼・晩の3食付き!さらにダイビング後のフルーツやおやつも付いています。潜って、食べて、寝て、また潜る、というダイビングクルーズならではの日々を過ごすことができますよ! ボートエントリー&エキジットについてご紹介! 各ダイビングツアーの紹介 ダイビングクルーズ(LIVEABOAT) 通称 LIVEABOARDと呼ばれ、夜発の4泊5日~のダイビングツアーです。 基本的に一度乗船したら、下船までダイバーの入れ替わりがありません。 ダイビングクルーズでは、前半シミラン諸島で潜り、後半は北上し、タチャイ島やボン島、リチェリューロック(スリン諸島)を潜り倒す一番人気のダイビングツアーとなっております。 たっぷり・ゆったりシミラン諸島やボン島、タチャイ島、リチェリューロック(スリン諸島)を楽しむなら、ダイビングクルーズがオススメですよ! クルーズのスケジュールは、最短クルーズ4泊5日で最大14本。 1日のスケジュールは、早朝1本目、午前中に2本目、午後3本目、サンセットまたはナイトダイブ4本目、1日4本となります。 シミランダイブクルーズ はこちら ダイビングクルーズスケジュール ダイビングクルーズ4泊5日(14ダイブ)の場合 ※スケジュールは一例です。 【1日目】 15:00頃 各ホテルへお迎え 陸路タプラム港(約2時間30分)まで向かいます。 18:00/19:00頃 プーケット国際空港へ到着の方のお迎え/空港お迎えをご希望の場合は、17:30頃までに到着されて、指定の場所でお待ちいただくようお願い致します。 ※カオラックにご宿泊の場合のお迎え時間は18:30頃となります。 19:00/21:00頃 タプラム港に停泊している母船へ乗船(乗船の際、履物は用意されているボックスへ入れて下さい。船上は素足でのご利用になります)/乗船後、ウェルカムドリンク、お荷物の確認、Cカードの確認、お部屋へご案内、器材のセッティング、ボートの説明、担当ガイドの紹介、軽食 ※ボートへチェックイン後、Cカードの確認(ダイビング&ナイトロックスカード)がありますので。予めすぐ提示できるようにご準備ください。 22:00頃 出航(出航の際、船首にて航行安全祈願の爆竹がならされます) シミラン諸島まで約6~7時間の掛かりますので、初日は船内でごゆっくりお寛ぎ下さい。 船酔いが心配な方は、就寝前に酔い止めを服用ください(船上にもご用意がございますので、ご利用下さい)。 【2日目】 5:00頃 シミラン諸島(No.4)ミアン島周辺に到着。 7:00頃 起床/朝食は1本目のダイビング後になりますので、用意されているトーストやフルーツをお召し上がり下さい。 7:30頃 セーフティブリーフィング/ダイブブリーフィング 8:00頃 ダイブ1・チェックダイブ 50分のダイビング(安全停止込み) ダイビングポイント:シミラン諸島(No.5)モニュメントリーフ 9:00頃 朝食 10:40~11:00頃 ブリーフィング/ダイブ2 50分のダイビング(安全停止込み) ダイビングポイント:シミラン諸島(No.7)ウェストオブエデンまたはディープシックス 12:30頃 昼食 14:10~14:30頃 ブリーフィング/ダイブ3 50分のダイビング(安全停止込み) ダイビングポイント:シミラン諸島(No.7)ウェストオブエデンまたはディープシックス 16:00頃 おやつタイム 16:30~17:30頃 シミラン諸島No.4またはNo.8に上陸 18:30~19:00頃 ブリーフィング/ダイブ4(ナイトダイブ) 40分のダイビング(安全停止込み) ダイビングポイント:シミラン諸島(No.8)タートルロック ※ナイトダイブはトーチが必要になります。船上にもご用意はございますが、クルーズ船によっては有料のところもございます。ご自身でトーチをお持ちの方はご持参いただくことをお勧め致します。 20:00頃 夕食 3日目~4日目または5日目は2日目と同様のスケジュールです。 4日目または5日目はスリン諸島国立公園でのダイビングで、タチャイ島やリチェリューロックでダイビングをします。 【5日目または6日目(最終日)】 7:00頃 起床 7:45~8:00頃 ブリーフィング/ダイブ1 50分のダイビング(安全停止込み) ダイビングポイント:カオラック周辺 ブーンスンレックまたはカーパーク 9:00頃 朝食 10:45~11:00頃 ブリーフィング/ダイブ2 50分のダイビング(安全停止込み) ダイビングポイント:カオラック周辺 ブーンスンレックまたはカーパーク ダイビング終了後は器材を片付けます。レンタル器材の方は担当ガイドがお手伝い致します。ご自身の器材の方は船上で軽く水洗いして、干しておくことができますが、下船の際に忘れることがないようご確認をお願いします。 12:00頃 ランチ/ランチ後、下船のご案内 15:00頃 タプラム港到着 港到着の30分前くらいになりましたら、干してある器材を忘れずにパッキングして下さい。干してある水着やラッシュガード、お部屋に忘れ物がないようご確認をお願いします! 下船後、クルーズ船からスタッフが降ろしてくれたご自分のお荷物を確認してください。お荷物のご確認ができましたら、担当ドライバーに渡し、乗り合い送迎車にご乗車ください。 プーケットへお送りの場合、各ホテル到着時間は夕方となるため、交通渋滞が予想されます。プーケットの中心地パトン地区までは3時間ほど掛かることもございますので、下船前または乗車前には必ずお手洗いを済ませ下さい。また、万が一途中でお手洗いに行きたい場合は、担当ドライバーにお申し出ください。 18:30頃 各ホテル到着 お疲れ様でした! ダイビングクルーズその他情報 ツアー料金に含まれるもの シリンダー(12リットルのアルミニウムタンク)、ウェイト、ウェイトベルト、ダイブガイド(英語)、お水、コーラ、クルーズ中のお食事、スナック、ホテル間送迎代(一部無料送迎地区外は有料となります)、ダイビング保険(タイの規定によるもの) ツアー料金に含まれないもの レンタル器材、ダイブコンピューター、日本人ダイブガイド、アルコール飲料代(ビール60B~、ビール以外のお酒は持ち込み可能です) ※無料送迎地区外のホテルにお泊りの場合は別途送迎代が掛かります。 お部屋について ダイビングクルーズの場合は、事前にご予約を頂いたお部屋のご案内になります。 クルーズ船によって異なりますが、トイレ、シャワーはお部屋に完備されている場合と共同で使用するお部屋がございます。 また、バスタオルは通常1トリップでお一人様1枚のご用意がございます(途中交換はございません)。ダイビング用にセームタオルなどをお持ちいただくと便利ですよ! アメニティはシャンプーやボディソープは付いておりますが、歯ブラシなどはございません。シャンプーやボディーソープなども使い慣れた物をご持参いただくと良いかと思います。 ヘアドライヤーの貸し出しはございませんが、常備しているボートもございますので、ご予約の際にお問い合わせ下さい。 お部屋の電源コンセントは日本と同じものをご利用いただけますが(タイプAまたはC)、電圧は220Vですのでご注意ください! シャワーはダイビングの合間は後方デッキにあるシャワーもご利用いただけます。シャワーの際は、節水にご協力をお願い致します。 ショートクルーズ 時間があまりない、でもシミランでダイビングしたい!という方びオススメな1泊~2泊、3泊の短期ダイブツアーです。 こちらはほぼ毎日ダイバーが入れ替わります。 また、曜日限定&最短2泊3日でリチェリューロック方面へ行くこともできます。 ショートクルーズのスケジュールは、1泊2日で最大7本、2泊3日で最大11本。 1日のスケジュールは、早朝1本目、午前中に2本目、午後3本目、サンセットまたはナイトダイブ4本目、1日4本となります。 ※1日目はサンセット&ナイトダイブ両方。 シミランショートクルーズ はこちら ショートクルーズスケジュール ショートクルーズ1泊2日(7ダイブ)の場合 ※スケジュールは一例です。 【1日目】 6:00~6:30頃 各ホテルへお迎え 陸路タプラム港(約2時間30分)まで向かいます。 ※カオラックにご宿泊の場合のお迎え時間は7:30頃となります。 9:00頃 タプラム港到着 送迎車内にお忘れ物がないようご確認の上、下車して下さい。 大きいお荷物は台車で運び、スピードボートに積み込みます。ご自分のお荷物が積まれたかどうかご確認くださいね。 尚、カメラなどの壊れやすい物は必ずご自身でお持ちください。 船に弱い方は乗船前に必ず酔い止めを服用ください。 スピードボート上にもトイレはありますが、大変狭いので出航前に必ず済ませ下さい。 スーツケースなどにご自身の器材を入れている場合には、船上でスーツケースを開くことが難しいため、予めメッシュバックなどに入れてお持ちいただくことをお勧め致します。ダイビングに必要のないお荷物はスーツケースに入れて下さい。下船までスーツケースが不必要な方は、タプラム港のボート会社の港オフィスでお預かりも可能です。 スピードボート乗船の際、配布されるプラスティックバックに履き物を入れて、クルーズご参加中はご自身で管理をお願いします。船上では素足でのご利用となります。