タイ・プーケットで見られるクマノミをご紹介!
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タイ・プーケットで人気の海の生き物クマノミ!ダイバーの癒し系アイドル的存在で人気のクマノミの仲間たち。ニモでおなじみの可愛らしいお魚はダイバーに限らず、子供から大人まで人気があります。実はクマノミにもいろいろな種類がいるのをご存じですか?同じクマノミでも種類によって特徴もさまざま。プーケットではダイビングポイントごと、いろいろな種類のクマノミに会うことができますよ!プーケットでは主に6種類のクマノミに出会うことができます。今回はプーケットで見れるクマノミ5種類についてご紹介します!プーケットのアンダマン海でしか見れないクマノミもいますので、ぜひ、覚えて下さいね。

カクレクマノミ

カクレクマノミ

英名:Western clownfish

和名:カクレクマノミ

生息地域:インド洋、中・西部太平洋の海域に生息。プーケットでは近郊のカタビーチやラチャ島、ピピ島、マリンパークをはじめ、シミラン諸島、スリン諸島など広い範囲で見られる。

大きさ:5~9cm

【カクレクマノミの特徴】

  • オレンジ色の体色に入った3本の太い白帯
  • 黒い尾びれ
  • おとなしい性格

プーケットで見られるクマノミの種類の中で最もダイバーが出会う確率が多い。ペアや小さなグループでいることが多く、イソギンチャクと共生している。共生可能なイソギンチャクの種類とされているのは、ハタゴイソギンチャク、シライトイソギンチャク、センジュイソギンチャク、サンゴイソギンチャクである。イソギンチャクに近づくと危険を察知するし、すぐにイソギンチャクの中に隠れてしまう。映画「ファインディングニモ」に登場したニモで一躍有名に!少し細かいお話になりますが、映画「ファインディングニモ」の舞台はグレートバリアリーフなので、ニモはカクレクマノミではなくてクラウンアネモネフィッシュ。カクレクマノミとクラウンアネモネフィッシュは特徴が似ていて区別が困難。見た海域分布で区別るすことができ、タイ、沖や沖縄、フィリピン、パラオなどで見たなら「カクレクマノミ」、グレートバリアリーフやパプアニューギニアなら「クラウンアネモネフィッシュ」ということにある。

クラークアネモネフィッシュ

クラークアネモネフィッシュ

英名:Clark’s anemonefish

和名:クマノミ、クラークアネモネフィッシュ

大きさ: 10~15cm

生息地域:インド洋、中・西部太平洋の海域に生息。プーケットでは近郊のカタビーチやラチャ島、ピピ島、マリンパークをはじめ、シミラン諸島やスリン諸島などタイの広い範囲で見られる。

【クラークアネモネフィッシュの特徴】

  • オレンジ色の頭部
  • オレンジ色の体色に入った2本の太い白帯と尾びれ付け根の細い白帯
  • ずんぐりした体

プーケットで見られるクマノミの種類の中ではカクレクマノミと同じくらい多く見られるのがこちら。体の色は個体差が大きく、オレンジもしくは黒のものが存在します。イソギンチャクと共生し、クマノミの中で最も宿主の範囲が広く、約10種類のイソギンチャクと共生できる。

セバエアネモネフィッシュ

セバエアネモネフィッシュ

英名:Northern Indian anemonefish

和名:セバエアネモネフィッシュ

大きさ:70〜12cm 

生息地域:太平洋、大西洋、インド洋の海域に生息。プーケット近郊ではカタビーチやラチャ島、ピピ島、シミラン諸島やスリン諸島などでも見られるが、あまり見かけることがない。

【セバエアネモネフィッシュの特徴】

  • お腹までぐるりとある2本の白帯
  • 背びれから尾びれの付け根にある3本目の白帯
  • アグレッシブな性格

プーケットではダイバーと出会う確率が少ない。セバエアネモネフィッシュは砂地のイボハタゴイソギンチャクを宿主にして、大きいのから小さいのまで数匹で共生している。特に住処に近づくとアタック攻撃してきます。イソギンチャクから離れてダイバーの目の前までやってきたりすることも。

スカンクアネモネフィッシュ

Skunk anemonefish

英名:Skunk anemonefish

和名:スカンクアネモネフィッシュ

大きさ:11cm 

生息地域:インド洋、中・西部太平洋の海域に生息。プーケット近郊ではカタビーチやラチャ島、ピピ島、キングクルーザー、マリンパークをはじめ、シミラン諸島やスリン諸島などで見られる。

【スカンクアネモネフィッシュの特徴】

  • くすみピンクっぽい体色
  • 背中から上唇手前に入った1本の細い白帯
  • 穏やかでおっとりした性格

プーケットで見られるクマノミの種類の中でダイバーがよく見ることができる。インド洋固有種で、日本でも見れる「セジロクマノミ」のインド洋バージョンがこちらのスカンクアネモネフィッシュ。背中に入った白いバンドがスカンクのように見えたことからこの名が付いたよう。イソギンチャクへの執着性が強く、ほとんど離れることがなく、アタックなどもほとんどしません。共生可能なイソギンチャクの種類とされているのは、センジュイソギンチャク、ハタゴイソギンチャク。

トマトアネモネフィッシュ(レッドサドルバックアネモネフィッシュ)

トマトアネモネフィッシュ

英名:Tomato anemonefish

和名:トマトアネモネフィッシュ、レッドサドルバックアネモネフィッシュ

大きさ:12cm 

生息地域:インド洋、中・西部太平洋の海域に生息。プーケット近郊ではピピ島、マリンパークをはじめ、スリン諸島などで見られる。

【トマトアネモネフィッシュの特徴】

  • 鮮やかなオレンジ色
  • 側面の大きな黒斑
  • 活発な性格

プーケットで見られるクマノミの種類の中ではある一定のエリアでしか見ることができないクマノミ。アンダマン海の固有種で、日本でも見れる「ハマクマノミ」のインド洋バージョンがこちらのトマトアネモネフィッシュ。完熟トマトのような色合いをしていることからこの名が付いたよう。幼魚は「ハマクマノミ」にそっくりで、鮮やかなオレンジ色の体に、頭部を覆うように白いバンドがくっきりと入っている。成魚になると白いバンドは消え、特徴である大きな黒斑が現れるが、稀にこの黒斑が現れず、丸ごとトマトのようになる個体も。ペアや単体でいることが多く、イソギンチャクと共生している。共生可能なイソギンチャクの種類とされているのは、タマイタダキイソギンチャクやサンゴイソギンチャク、センジュイソギンチャク。イソギンチャクに対する執着性は低く、イソギンチャクから離れて泳ぐ活発な姿を見ることができる。

今回ご紹介したプーケットで見られるクマノミは一部ですが、プーケットや世界にはまだまだたくさんのクマノミたちがいます。
日本で見れるクマノミでも、プーケットに生息しているクマノミは色や線の太さがちょっと違っていたり、個性豊か!ぜひ、今までみたクマノミと比較しながら、どっぷりとクマノミの世界に浸って下さい。
プーケットに来たら、ぜひ、ここプーケットでしか見れない可愛いクマノミを探してみて下さいね!