シミラン/シミラン諸島は、世界中のダイバーが憧れるエリア。シミランダイビングは、ダイビングライセンス(Cカード)を取得している方が参加できるダイビングツアーです。
プーケットのファンダイビングは初心者の方からベテランダイバーの方が潜れるポイントがいっぱい!小物から大物まで幅広く楽しむことができ、アンダマン海の固有種なども楽しむことができますよ。
シミランダイビングに参加して、ダイバーの憧れの海を覗きに行きませんか?シミランダイビングについて詳しくご紹介します。
<目次>
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シミラン諸島ってどんなところ?
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シミラン諸島の観光名所
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シミラン諸島へ行く方法
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シミラン諸島&スリン諸島 ダイビングについて
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シーズンは?
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水温や透明度は?
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シミラン諸島&スリン諸島で逢える魚は?
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どんなダイバーが訪れるの?
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シミラン諸島でダイビングするには?
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クルーズ船について
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各ダイビングツアーの紹介
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ダイビングクルーズ(LIVEABOAT)
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ダイビングクルーズスケジュール
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ショートクルーズ
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ショートクルーズスケジュール
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スピードボート&クルーズ船利用の日帰りダイビング
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スピードボート&クルーズ船利用の日帰りダイビングスケジュール
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スピードボート利用の日帰りダイビング
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シミラン諸島~スリン諸島のダイビングポイント
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シミラン諸島No.3(パヤン島)周辺
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シミラン諸島No.4、No.5、No.6(ミアン島、ハー島、ホック島)周辺
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シミラン諸島No.7(パユ島)周辺
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シミラン諸島No.8(シミラン島)周辺
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シミラン諸島No.9(バングー島)周辺
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ボン島
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タチャイ島
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スリン諸島(リチェリューロック)
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カオラック周辺
シミラン諸島ってどんなところ?
シミラン諸島は世界的に有名なダイビング・シュノーケリングスポット!数ある世界のダイビングスポットの中でも10本の指に数えられるほど有名で、毎年シーズンになると世界各国からたくさんのダイバーが訪れます。どこまでも青い海、真っ白な砂浜、珍しいかたちの岩々、固有種や様々な海洋生物たちなどが見られる、とても美しいところです。
シミラン諸島は、プーケット県の北に位置するパンガー県タプラム港から北西へ76km、アンダマン海に浮かび、天候と自然保護の為、毎年11月から5月までの半年しかオープンしていません。周囲140平方キロメートルにわたる広大なシミラン諸島は、1982年に海洋国立公園に指定されています。
「シミラン」とは、マレー語のSembelanで「9つ」という意味を持ちます。
北から南へバングー島(No.9/เกาะบางู)、シミラン島(No.8/เกาะสิมิลัน)、ヒンプサー島(No.7/เกาะปูซาร์)、パユー島 = ホック島とも呼ぶ(No.6/เกาะบายู)、ハー島(No.5/)、ミアン島(No.4/เกาะเมียง)、パヤン島(No.3/เกาะปาหยัน)、パヤン島(No.2/เกาะปายัง)、そしてフーヨン島(No.1/เกาะหูยง)の9つの島々が並んでいることから名付けられました。
現在、フーヨン島(No.1/เกาะหูยง)とパヤン島(No.2/เกาะปายัง)は、ウミガメの保護と珊瑚の研究により、一般の入島はできません。
また、バングー島(No.9/เกาะบางู)の北にあるタチャイ島(เกาะตาชัย)、ボン島(เกาะบอน)の2島も、海洋国立公園の管理下に置かれています。自然環境保護のため、毎年乾季の10月下旬~5月上旬のみオープン、残りの半年の雨季(5月中旬~10月中旬)はクローズとなります。
現在、シミラン諸島へは個人で行くことはできません。2019年より環境保護の為、1日当たりの入島制限が設けられ、事前予約が必要となりました。そのため、日帰りファンダイビングツアーやダイビングクルーズ、シュノーケリングの場合には、日帰りオプショナルツアーなどへのお申込みが必要です。
シミラン諸島の観光名所
シミラン島(No.8)
シミラン諸島の中心。シミラン諸島の中で一番大きい島で、シミラン日帰りシュノーケリングツアーはここに上陸し、ランチやシュノーケリング、ビーチでのひと時を過ごします。このようなシュノーケリングオプショナルツアーの参加者の為に、島にはトイレや売店も完備されています。国立公園の事務所もあり、レンジャーが常駐しています。
こちらには以前キャンプ場が整備されていましたが、現在は環境保護のため、キャンプ場はなく、宿泊利用することはできません。
島の大半は大きな岩や木々が繁茂しており、北西に位置する真っ白な砂地を有するビーチがある「ドナルドダックベイ」。岩の形がドナルドダックの頭の形に似ているため、ドナルドダックベイと呼ばれています。
ここでの主な観光スポットはシミラン諸島のシンボルとしても有名な「セイルロック」!絵葉書でも見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。北西に位置する湾、ドナルドダックベイ(アオ・クエク)より上陸し、セイルロックの頂上まで登ることができます。セイルロックまでのトレッキングコースは、片道約15分。途中までは階段があり整備されていますが、途中からは自然の道を進んで行きます。野生のヤギに遭遇することも!ジャングルの中を探検し、頂上に到着すると、そこはまさに絶景!!眼下にはドナルドダックベイ、バングー島(No.9)、天候の良い日には遠く北東にボン島を見ることもできます。
ミアン島(No.4)
シミラン諸島ツアーに欠かせない4番目の島ミアン島は、シミラン諸島で2番目に大きい島です。この島は、シミラン諸島のおおよそ真ん中に位置しているため、9つの島すべての中心に当たります。
シミラン日帰りシュノーケリングツアーはここに上陸し、ランチやシュノーケリング、ビーチでのひと時を過ごします。このようなシュノーケリングオプショナルツアーの参加者の為に、島にはシミラン国立公園の事務所やトイレ、売店のほか、シミラン諸島に生息する動植物の紹介ブースやウミガメの赤ちゃんの展示もされています。
2つの主要なビーチがあり、島の東側には小さなビーチ(ハーッレックまたはハネムーンビーチ※1とも呼ばれています)があり、ビーチに行く途中にはビューポイントへの登坂口もあります。こちらのビューポイントまではとても急な山道なので、足元には十分の注意が必要です。
ミアン島には、カニ、ニワトリなどの固有の動物も生息しています。特にNicobar Pigeon(チャー・ピー・ナイ)はとても綺麗な色をした鳩の仲間でシミランエリア、スリン、アントン諸島で見られる鳥です。
他にも、Lizard(オオトカゲ)も闊歩していますよ。
もう1つのビーチは、ミアン島で最も長い白砂のビーチ、ハーットナーがあります。ハーッレック(またはハネムーンビーチ)より、小高い丘を越え10分ほど歩いたところにあります。ハーッレックの反対側になります。
観光客がミアン島のビーチを魅了するのは、柔らかな白い砂です。澄んだ海水で砂底が見えるタイで最も美しいビーチのひとつ。このミアン島の一角には立ち入り禁止区域があり、タイ王室の保養施設があり、乾季の休暇に王族が来島することも。その場合、一般の観光客はミアン島へ立ち入り禁止になります。
島の周りには、いくつかのダイビングポイントがあり、ビーチからはシュノーケリングも可能です。
※1 ハネムーンビーチはラマ9世が新婚旅行されたことから名付けられました。
シミラン諸島へ行く方法
シミラン諸島は個人での観光は現在できません。シミラン諸島へ行くためには、ツアー会社またはダイビングクルーズ会社への予約が必要となります。
また、シミラン諸島へはボートのみアクセス可能です。ボートは基本的にプーケットのお隣カオラックのタプラム港発着となります。一部のダイビングクルーズなどのクルーズ船は、プーケット発のボートもございます。
プーケットから出発の場合ですと、タプラム港まで陸路で約2~2.5時間。
カオラックからですと、タプラム港まで陸路で約20分です。
プーケット空港からですと、タプラム港までは陸路で約1時間かかります。
タプラム港到着後、スピードボートやダイビングクルーズ船に乗り換えシミラン諸島に移動します。スピードボートの場合、約1.5時間、ダイビングクルーズ船の場合、約7時間かかります。
シミラン諸島&スリン諸島 ダイビングについて
シーズンは?
シミラン諸島&スリン諸島でのダイビングは、自然環境保護のため、毎年乾季の10月下旬~5月上旬のみ開催となります。
アンダマン海に位置するシミラン諸島&スリン諸島は、10月中旬~5月上旬の東寄りの風が吹く時期が「乾季」、5月中旬~10月中旬にかけて南西~西寄りのモンスーンが吹く時期が「雨季」と言われています。
雨季の期間は、シミラン諸島&スリン諸島がクローズとなりますので、シミラン諸島&スリン諸島でのダイビングはできません。ダイビングだけでなく、日帰りツアーのシュノーケリングツアーも同様となります。
水温や透明度は?
シミラン諸島&スリン諸島の水温は、平均28~30度です。ただし、ポイントや時期、天候によっては水温が下がり、25度ぐらいまで下がることもあります。また、ポイントによってはサーモクラインが入り、急に水温が下がることも。
プーケットの場合、レンタルウェットスーツはほとんどがショートスーツ(半袖・半パンタイプ)となります。水温が下がることもございますので、ラッシュガードやスパッツをお持ちいただくと便利です。日焼け防止にもなりますので、ご自身のものをお持ちの方はご用意いただくことをお勧め致します。
また、当店では有料でロングウェットスーツのご用意もございますので、希望者はご予約の際にお知らせ下さい。
シミラン諸島&スリン諸島の透明度は、平均25m~30mです。ただし、その時の海洋条件によっては、10mなど極端に透明度が悪いこともあります。
シミラン諸島&スリン諸島で逢える魚は?
シミラン諸島やスリン諸島で見られる水中生物は多種多様です。シミラン諸島&スリン諸島はインド洋と太平洋に囲まれたアンダマン海に位置しており、双方の海洋生物を見ることができます。インド洋の固有種やアンダマン海でしか見ることができない海の生き物が生息していますよ!
チョウチョウウオやヤッコの仲間、スズメダイ、タカサゴの群れをはじめ、時にはこんな魚見たことないかも!?というようなハイブリッド(混血種)が見られることも!また、ポイントによってはジンベエザメやマンタなどの大物、イソマグロやロウニンアジ、ギンガメアジなどの回遊魚もいっぱいです。魚だけでなく、ハードコーラルやソフトコーラルなども豊富!シミラン諸島&スリン諸島の海は、
どんなダイバーが訪れるの?
シミラン諸島&スリン諸島でのダイビングは、ダイビングライセンス(Cカード)をお持ちの方のみご参加可能です(ファンダイビングのみ)。シミラン諸島での体験ダイビングは禁止されております。
上記でご紹介しておりますが、シミラン諸島&スリン諸島には多種多様な海洋生物が生息しているため、特にカメラ派ダイバーが多く訪れます。プロのカメラマンが取材に訪れることも。
もちろん、ビギナーからベテランダイバーまで幅広いダイバーが訪れています。ダイバーの憧れの地であるシミラン諸島&スリン諸島は、シーズンになると世界各国のダイバーが訪れるスポット。
しかし、シミラン諸島&スリン諸島でのダイビングは全体的に最大水深が深く、ポイントによっては平均深度も深くなります。そのため、当店ではアドバンスドオープンウォーター(AOW)以上をお持ちの方のご参加を推奨しております。
もしオープンウォーターダイバーでもご安心ください!シミランショートクルーズやシミランダイビングクルーズご参加中にアドバンスドオープンウォーター講習を併せて受講することも可能です。学習した内容をすぐにシミラン諸島の海で実践できるので、有意義な時間を過ごすことができますよ!
シミラン諸島でダイビングするには
シミラン諸島でダイビングする場合、1.ダイビングクルーズ(LIVEABOAT)、2.ショートクルーズ、3.スピードボート&クルーズ船利用のデイトリップ(日帰りダイビング)、4.スピードボートで行くデイトリップ(日帰りダイビング)の4つのプランがあります。
クルーズ船ついて
ダイビングクルーズのクルーズ船はクルーズ(ボート)会社が運営しているます。広範囲&連日に渡りダイビングします。
ダイビングクルーズやショートクルーズ船は、宿泊施設付きの大型ボートです。クルーズ船のタイプや日程、コース、予算に合わせてさまざま。
また、部屋のタイプもさまざまで、お部屋のタイプによってクルーズ代金が変わります。例えば、ベッド(シングル、ツイン、二段ベットなど)、全室トイレ・シャワー付きやトイレ・シャワーは共同など、お客様の好みで選ぶこともできます。
クルーズ船のタイプにもよりますが、ダイビングポイントに到着後、本船からエントリーし、エギジットも本船に戻るのが一般的です。クルーズ船によっては、ディンギーを使うところもあります。
また、クルーズ船は朝・昼・晩の3食付き!さらにダイビング後のフルーツやおやつも付いています。潜って、食べて、寝て、また潜る、というダイビングクルーズならではの日々を過ごすことができますよ!
各ダイビングツアーの紹介
ダイビングクルーズ(LIVEABOAT)
通称 LIVEABOARDと呼ばれ、夜発の4泊5日~のダイビングツアーです。
基本的に一度乗船したら、下船までダイバーの入れ替わりがありません。
ダイビングクルーズでは、前半シミラン諸島で潜り、後半は北上し、タチャイ島やボン島、リチェリューロック(スリン諸島)を潜り倒す一番人気のダイビングツアーとなっております。
たっぷり・ゆったりシミラン諸島やボン島、タチャイ島、リチェリューロック(スリン諸島)を楽しむなら、ダイビングクルーズがオススメですよ!
クルーズのスケジュールは、最短クルーズ4泊5日で最大14本。
1日のスケジュールは、早朝1本目、午前中に2本目、午後3本目、サンセットまたはナイトダイブ4本目、1日4本となります。
ダイビングクルーズスケジュール
ダイビングクルーズ4泊5日(14ダイブ)の場合
※スケジュールは一例です。
【1日目】
15:00頃 各ホテルへお迎え 陸路タプラム港(約2時間30分)まで向かいます。
18:00/19:00頃 プーケット国際空港へ到着の方のお迎え/空港お迎えをご希望の場合は、17:30頃までに到着されて、指定の場所でお待ちいただくようお願い致します。
※カオラックにご宿泊の場合のお迎え時間は18:30頃となります。
19:00/21:00頃 タプラム港に停泊している母船へ乗船(乗船の際、履物は用意されているボックスへ入れて下さい。船上は素足でのご利用になります)/乗船後、ウェルカムドリンク、お荷物の確認、Cカードの確認、お部屋へご案内、器材のセッティング、ボートの説明、担当ガイドの紹介、軽食 ※ボートへチェックイン後、Cカードの確認(ダイビング&ナイトロックスカード)がありますので。予めすぐ提示できるようにご準備ください。
22:00頃 出航(出航の際、船首にて航行安全祈願の爆竹がならされます)
シミラン諸島まで約6~7時間の掛かりますので、初日は船内でごゆっくりお寛ぎ下さい。
船酔いが心配な方は、就寝前に酔い止めを服用ください(船上にもご用意がございますので、ご利用下さい)。
【2日目】
5:00頃 シミラン諸島(No.4)ミアン島周辺に到着。
7:00頃 起床/朝食は1本目のダイビング後になりますので、用意されているトーストやフルーツをお召し上がり下さい。
7:30頃 セーフティブリーフィング/ダイブブリーフィング
8:00頃 ダイブ1・チェックダイブ 50分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:シミラン諸島(No.5)モニュメントリーフ
9:00頃 朝食
10:40~11:00頃 ブリーフィング/ダイブ2 50分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:シミラン諸島(No.7)ウェストオブエデンまたはディープシックス
12:30頃 昼食
14:10~14:30頃 ブリーフィング/ダイブ3 50分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:シミラン諸島(No.7)ウェストオブエデンまたはディープシックス
16:00頃 おやつタイム
16:30~17:30頃 シミラン諸島No.4またはNo.8に上陸
18:30~19:00頃 ブリーフィング/ダイブ4(ナイトダイブ) 40分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:シミラン諸島(No.8)タートルロック
※ナイトダイブはトーチが必要になります。船上にもご用意はございますが、クルーズ船によっては有料のところもございます。ご自身でトーチをお持ちの方はご持参いただくことをお勧め致します。
20:00頃 夕食
3日目~4日目または5日目は2日目と同様のスケジュールです。
4日目または5日目はスリン諸島国立公園でのダイビングで、タチャイ島やリチェリューロックでダイビングをします。
【5日目または6日目(最終日)】
7:00頃 起床
7:45~8:00頃 ブリーフィング/ダイブ1 50分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:カオラック周辺 ブーンスンレックまたはカーパーク
9:00頃 朝食
10:45~11:00頃 ブリーフィング/ダイブ2 50分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:カオラック周辺 ブーンスンレックまたはカーパーク
ダイビング終了後は器材を片付けます。レンタル器材の方は担当ガイドがお手伝い致します。ご自身の器材の方は船上で軽く水洗いして、干しておくことができますが、下船の際に忘れることがないようご確認をお願いします。
12:00頃 ランチ/ランチ後、下船のご案内
15:00頃 タプラム港到着
港到着の30分前くらいになりましたら、干してある器材を忘れずにパッキングして下さい。干してある水着やラッシュガード、お部屋に忘れ物がないようご確認をお願いします!
下船後、クルーズ船からスタッフが降ろしてくれたご自分のお荷物を確認してください。お荷物のご確認ができましたら、担当ドライバーに渡し、乗り合い送迎車にご乗車ください。
プーケットへお送りの場合、各ホテル到着時間は夕方となるため、交通渋滞が予想されます。プーケットの中心地パトン地区までは3時間ほど掛かることもございますので、下船前または乗車前には必ずお手洗いを済ませ下さい。また、万が一途中でお手洗いに行きたい場合は、担当ドライバーにお申し出ください。
18:30頃 各ホテル到着 お疲れ様でした!
ダイビングクルーズその他情報
ツアー料金に含まれるもの
シリンダー(12リットルのアルミニウムタンク)、ウェイト、ウェイトベルト、ダイブガイド(英語)、お水、コーラ、クルーズ中のお食事、スナック、ホテル間送迎代(一部無料送迎地区外は有料となります)、ダイビング保険(タイの規定によるもの)
ツアー料金に含まれないもの
レンタル器材、ダイブコンピューター、日本人ダイブガイド、アルコール飲料代(ビール60B~、ビール以外のお酒は持ち込み可能です)
※無料送迎地区外のホテルにお泊りの場合は別途送迎代が掛かります。
お部屋について
ダイビングクルーズの場合は、事前にご予約を頂いたお部屋のご案内になります。
クルーズ船によって異なりますが、トイレ、シャワーはお部屋に完備されている場合と共同で使用するお部屋がございます。
また、バスタオルは通常1トリップでお一人様1枚のご用意がございます(途中交換はございません)。ダイビング用にセームタオルなどをお持ちいただくと便利ですよ!
アメニティはシャンプーやボディソープは付いておりますが、歯ブラシなどはございません。シャンプーやボディーソープなども使い慣れた物をご持参いただくと良いかと思います。
ヘアドライヤーの貸し出しはございませんが、常備しているボートもございますので、ご予約の際にお問い合わせ下さい。
お部屋の電源コンセントは日本と同じものをご利用いただけますが(タイプAまたはC)、電圧は220Vですのでご注意ください!
シャワーはダイビングの合間は後方デッキにあるシャワーもご利用いただけます。シャワーの際は、節水にご協力をお願い致します。
ショートクルーズ
時間があまりない、でもシミランでダイビングしたい!という方びオススメな1泊~2泊、3泊の短期ダイブツアーです。
こちらはほぼ毎日ダイバーが入れ替わります。
また、曜日限定&最短2泊3日でリチェリューロック方面へ行くこともできます。
ショートクルーズのスケジュールは、1泊2日で最大7本、2泊3日で最大11本。
1日のスケジュールは、早朝1本目、午前中に2本目、午後3本目、サンセットまたはナイトダイブ4本目、1日4本となります。
※1日目はサンセット&ナイトダイブ両方。
ショートクルーズスケジュール
ショートクルーズ1泊2日(7ダイブ)の場合
※スケジュールは一例です。
【1日目】
6:00~6:30頃 各ホテルへお迎え 陸路タプラム港(約2時間30分)まで向かいます。
※カオラックにご宿泊の場合のお迎え時間は7:30頃となります。
9:00頃 タプラム港到着
送迎車内にお忘れ物がないようご確認の上、下車して下さい。
大きいお荷物は台車で運び、スピードボートに積み込みます。ご自分のお荷物が積まれたかどうかご確認くださいね。
尚、カメラなどの壊れやすい物は必ずご自身でお持ちください。
船に弱い方は乗船前に必ず酔い止めを服用ください。
スピードボート上にもトイレはありますが、大変狭いので出航前に必ず済ませ下さい。
スーツケースなどにご自身の器材を入れている場合には、船上でスーツケースを開くことが難しいため、予めメッシュバックなどに入れてお持ちいただくことをお勧め致します。ダイビングに必要のないお荷物はスーツケースに入れて下さい。下船までスーツケースが不必要な方は、タプラム港のボート会社の港オフィスでお預かりも可能です。
スピードボート乗船の際、配布されるプラスティックバックに履き物を入れて、クルーズご参加中はご自身で管理をお願いします。船上では素足でのご利用となります。
※担当のガイドとは基本的にタプラム港にて合流予定ですが、現地船上で合流する場合もございます。
港で担当ガイドに会えなくてもシミラン諸島の母船でお待ちしていますので、ご安心ください!
10:00頃 スピードボートで出航(所要時間 約1時間40分)
10:40頃 シミラン諸島に停泊中している母船に到着/母船乗船後、免責同意書の記入、ボートの説明、ダイビングの説明、担当ガイドの紹介、器材セッティングとなります。
レンタル器材の場合は担当ガイドがお手伝い致します。ご自身の器材をお持ちの方は指定されたシリンダーへセッティングしてください。
11:20/11:40頃 ブリーフィング/ダイブ1・チェックダイブ 50分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:シミラン諸島
12:30頃 船上でビュッフェランチ(アレルギーなどお食事に制限のある方は、ご予約の際に事前にお知らせ下さい。船上でのリクエストはお受けすることができませんので、ご了承下さい)
水面休息時間は昼食時間を含む約1時間。
13:30/13:40頃 ブリーフィング/ダイブ2 50分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:シミラン諸島の別のポイント
15:00頃 お部屋へご案内
お部屋にはシャワー、トイレはございません。シャワー、トイレは共同となります。タオル、その他(アメニティ歯ブラシやシャンプーなど)のご用意もございませんので、ご持参ください。
15:50/16:00頃 ブリーフィング/ダイブ3 50分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:シミラン諸島の別のポイントまたはボン島、タチャイ島
18:45/19:00頃 ブリーフィング/ダイブ4(ナイトダイビング) 30分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:シミラン諸島の別のポイントまたはボン島、タチャイ島
20:00頃 夕食
【2日目】※2日目に下船の方は最終日をご参照ください
6:00頃 起床/朝食は1本目のダイビング後になりますので、用意されているトーストやフルーツをお召し上がりください。
6:50/7:00頃 ブリーフィング/ダイブ1 50分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:シミラン諸島またはボン島、タチャイ島、リチェリューロック
8:00頃 朝食
10:45/11:00頃 ブリーフィング/ダイブ2 50分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:シミラン諸島またはボン島、タチャイ島、リチェリューロック
12:00頃 ランチ
12:50/13:00頃 ブリーフィング/ダイブ3 50分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:シミラン諸島またはボン島、タチャイ島、リチェリューロック
15:00頃 おやつタイム
15:50/16:00頃 ブリーフィング/ダイブ4 50分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:シミラン諸島またはボン島、タチャイ島
18:45~19:00頃 ブリーフィング/ダイブ4 30分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:シミラン諸島の別のポイントまたはボン島、タチャイ島
※2日目以降の4本目はサンセットダイブまたはナイトダイブより選択いただけます。担当ガイドにご相談ください。
ナイトダイブはトーチが必要になります。船上にも無料レンタルのご用意はございますが、LEDトーチではございません。ご自身のトーチをお持ちの方はご持参いただくことをお勧め致します。
20:00頃 夕食
3日目~4日目は、2日目と同様のスケジュールです。
【最終日】
6:00頃 起床
6:50~7:00頃 ブリーフィング/ダイブ1 50分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:カオラック周辺 ブーンスンレックまたはカーパーク
8:00頃 朝食
朝食後、お部屋のお荷物をある程度まとめておいて下さいね!
10:45~11:00頃 ブリーフィング/ダイブ2 50分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:シミラン諸島またはボン島
12:00頃 ランチ
12:50~13:00頃 ブリーフィング/ダイブ3 50分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:シミラン諸島またはボン島
ダイビング終了後は器材を片付けます。レンタル器材の方は担当ガイドがお手伝い致します。軽くシャワーを浴びて頂き、着替えはトイレになりますが、お着替え可能です。その後、スピードボートの準備が完了するまでお待ちください。
※例年、船上でのお忘れ物が多発しておりますので、ウェットスーツ、ラッシュガード、携帯電話、携行品などくれぐれもお忘れ物がございませんようご確認をお願い致します。忘れ物のお届けなどは翌日夕方以降になってしまいます。また、別途配送料が掛かることもございます。
15:00頃 スピードボートでシミラン諸島より出発
16:40頃 タプラム港到着
下船後、待機している乗り合い送迎車にお名前とホテルが記載されていますので、ご自分のお名前をご確認頂き、ご乗車下さい。
尚、ボートから大きい預け荷物が届きましたら、ご自身のお荷物をご確認頂き、担当ドライバーにお渡し下さい。預け荷物がない場合は、そのままご乗車ください。
プーケットへお送りの場合、各ホテル到着時間は夕方となるため、交通渋滞が予想されます。プーケットの中心地パトン地区までは3時間ほど掛かることもございますので、下船前または乗車前には必ずお手洗いを済ませ下さい。また、万が一途中でお手洗いに行きたい場合は、担当ドライバーにお申し出ください。
19:00頃 各ホテル到着 お疲れ様でした!
ショートクルーズその他情報
ツアー料金に含まれるもの
シリンダー(12リットルのアルミニウムタンク)、ウェイト、ウェイトベルト、ナイトダイブ用のトーチ、ダイブガイド(英語)、お水、コーラ、クルーズ中のお食事、スナック、ホテル間送迎代(一部無料送迎地区外は有料となります)、ダイビング保険(タイの規定によるもの)
ツアー料金に含まれないもの
レンタル器材、ダイブコンピューター、日本人ダイブガイド、アルコール飲料(ビール60B~、ビール以外のお酒は持ち込み可能です)、有料のホテル間送迎代(無料送迎地区外のホテルにお泊りの場合は別途送迎代が掛かります)、タオル、アメニティ(歯ブラシなど)、ボートスタッフや担当ガイドへのチップ(チップはあくまでもお気持ちですが、1日500Bぐらいが相場です)
お部屋について
ショートクルーズの場合は、ツインタイプのお部屋になります。お一人様でご参加の場合は同性の他ご参加者様との相部屋でのご案内となります。また、お一人様でお部屋を利用したい場合には、別途シングルチャージが掛かりますので、お一人様でお部屋のご利用を希望される場合には、事前にお問い合わせ下さい。
お部屋にはバスタオルや、歯ブラシ、シャンプーなどのアメニティはございませんので、ご持参ください。
ヘアドライヤーの貸し出しはございませんが、常備しているボートもございますので、ご予約の際にお問い合わせ下さい。
また、バスタオルは通常1トリップでお一人様1枚のご用意がございます(途中交換はございません)。ダイビング用にセームタオルなどをお持ちいただくと便利ですよ!
アメニティはシャンプーやボディソープは付いておりますが、歯ブラシなどはございません。シャンプーやボディーソープなども使い慣れた物をご持参いただくと良いかと思います。
ヘアドライヤーの貸し出しはございませんが、常備しているボートもございますので、ご予約の際にお問い合わせ下さい。
お部屋の電源コンセントは日本と同じものをご利用いただけますが(タイプAまたはC)、電圧は220Vですのでご注意ください!
シャワーはダイビングの合間は後方デッキにあるシャワーもご利用いただけます。シャワーの際は、節水にご協力をお願い致します。
スピードボート&クルーズ船利用の日帰りダイビング
シミラン諸島で潜ってみたいけど、日程が短くてショートクルーズやダイビングクルーズには行けない!という方にオススメな日帰りダイビングツアーです。
こちらのダイビングツアーは、ご参加日当日の早朝お迎えで、現地シミラン諸島で2ダイビングします。
プーケットにご宿泊されている場合ですと、ホテルお迎え時間が早いので朝食はご自身で用意していただくか、朝食付きホテルの場合には事前にホテルにお弁当を用意していただくなどしておくことをお勧め致します。
日帰りダイビングのスケジュールは、2本。
スピードボート&クルーズ船利用の日帰りダイビングスケジュール
シミラン諸島日帰りダイビング (2ダイブ)の場合
※スケジュールは一例です。
6:00~6:30頃 各ホテルへお迎え 陸路タプラム港(約2時間30分)まで向かいます。
※カオラックにご宿泊の場合のお迎え時間は7:30頃となります。
9:00頃 タプラム港到着
送迎車内にお忘れ物がないようご確認の上、下車して下さい。
大きいお荷物は台車で運び、スピードボートに積み込みます。ご自分のお荷物が積まれたかどうかご確認くださいね。
尚、カメラなどの壊れやすい物は必ずご自身でお持ちください。
船に弱い方は乗船前に必ず酔い止めを服用ください。
スピードボート上にもトイレはありますが、大変狭いので出航前に必ず済ませ下さい。
お迎えとお送り先のホテルが変わるなどの理由でスーツケースのような大きなお荷物をお持ちでのご参加の場合、ダイビングに必要のないお荷物はタプラム港のボート会社の港オフィスでお預かりも可能です。
スピードボート乗船の際、配布されるプラスティックバックに履き物を入れて、クルーズご参加中はご自身で管理をお願いします。船上では素足でのご利用となります。
※担当のガイドとは基本的にタプラム港にて合流予定ですが、現地船上で合流する場合もございます。
港で担当ガイドに会えなくてもシミラン諸島の母船でお待ちしていますので、ご安心ください!
10:00頃 スピードボートで出航(所要時間 約1時間40分)
10:40頃 シミラン諸島に停泊中している母船に到着/母船乗船後、免責同意書の記入、ボートの説明、ダイビングの説明、担当ガイドの紹介、器材セッティングとなります。
レンタル器材の場合は担当ガイドがお手伝い致します。ご自身の器材をお持ちの方は指定されたシリンダーへセッティングしてください。
11:20/11:40頃 ブリーフィング/ダイブ1・チェックダイブ 50分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:シミラン諸島
12:30頃 船上でビュッフェランチ(アレルギーなどお食事に制限のある方は、ご予約の際に事前にお知らせ下さい。船上でのリクエストはお受けすることができませんので、ご了承下さい)
水面休息時間は昼食時間を含む約1時間。
13:30/13:40頃 ブリーフィング/ダイブ2 50分のダイビング(安全停止込み)
ダイビングポイント:シミラン諸島の別のポイント
ダイビング終了後は器材を片付けます。レンタル器材の方は担当ガイドがお手伝い致します。軽くシャワーを浴びて頂き、着替えはトイレになりますが、お着替え可能です。その後、スピードボートの準備が完了するまでお待ちください。
※例年、船上でのお忘れ物が多発しておりますので、ウェットスーツ、ラッシュガード、携帯電話、携行品などくれぐれもお忘れ物がございませんようご確認をお願い致します。忘れ物のお届けなどは翌日夕方以降になってしまいます。また、別途配送料が掛かることもございます。
15:00頃 スピードボートでシミラン諸島より出発
16:40頃 タプラム港到着
下船後、待機している乗り合い送迎車にお名前とホテルが記載されていますので、ご自分のお名前をご確認頂き、ご乗車下さい。
尚、ボートから大きい預け荷物が届きましたら、ご自身のお荷物をご確認頂き、担当ドライバーにお渡し下さい。預け荷物がない場合は、そのままご乗車ください。
プーケットへお送りの場合、各ホテル到着時間は夕方となるため、交通渋滞が予想されます。プーケットの中心地パトン地区までは3時間ほど掛かることもございますので、下船前または乗車前には必ずお手洗いを済ませ下さい。また、万が一途中でお手洗いに行きたい場合は、担当ドライバーにお申し出ください。
19:00頃 各ホテル到着 お疲れ様でした!
日帰りダイビングその他情報
ツアー料金に含まれるもの
シリンダー(12リットルのアルミニウムタンク)、ウェイト、ウェイトベルト、ナイトダイブ用のトーチ、ダイブガイド(英語)、お水、コーラ、ランチ、スナック、ホテル間送迎代(一部無料送迎地区外は有料となります)、ダイビング保険(タイの規定によるもの)
ツアー料金に含まれないもの
レンタル器材、ダイブコンピューター、日本人ダイブガイド、アルコール飲料(ビール60B~、ビール以外のお酒は持ち込み可能です)、有料のホテル間送迎代(無料送迎地区外のホテルにお泊りの場合は別途送迎代が掛かります)、ボートスタッフや担当ガイドへのチップ(チップはあくまでもお気持ちですが、1日100Bぐらいが相場です)
スピードボート利用の日帰りダイビング
時間があまりない、でもシミランで潜ってみたい!という人向けの日帰りダイビングです。母船への乗り換えなしで、港からスピードボートでシミラン諸島のダイビングポイントに乗り付け、ダイビングを行うダイビングツアーとなります。
主に、カオラックにあるダイビングショップが催行しているダイビングツアーとなり、カオラック、あるいはタプラム港から出港となります。以前はプーケットからスピードボートでシミラン諸島に行く日帰りダイビングツアーもございましたが、現在はありません。
日帰りダイビングのスケジュールは、2本。
カオラックから出発する場合のスケジュールを簡単にご紹介します。
カオラック地区のホテルお迎え8時頃、陸路でタプラム港へ(約30分)、タプラム港到着後スピードボートで出航(約1.5時間)、シミラン諸島のダイビングポイント到着後ダイビング。
乗船してすぐに1本、昼食後に1本。曜日によっては、リチェリューロック、スリン諸島方面へのダイビングツアーも催行しているダイビングショップもあります。
2本目終了後、そのままスピードボートでタプラム港へ向かいます。カオラック到着は18時頃になります。
シミラン諸島~スリン諸島のダイビングポイント
シミラン諸島でのダイビングは、南はNo.3の東に位置する「シャークフィンリーフ」から始まり、一番北のバングー島(NO.9)の「クリスマスポイント」まで多彩なポイントが数多く点在しています。
水中景観は二分され、東側はリーフやサンゴ礁の広がる癒し系のポイント、西側は大きな岩が水中にたくさんあり、ダイナミックな景観が楽しめるポイントが多いのが特徴です。
代表的なポイントでは、シミラン島の南側に位置する巨岩のポイント「エレファントヘッドロック」!なぜこんなところにこんな大きな岩が?!と思いますよ!水中は岩の中を通り抜けできるところがいくつかあります。回遊魚系の魚も多く、運が良いと、マンタやジンベエなどの大物に逢えることも。
もう一つの代表的なポイントはバングー島(NO.9)の北のクリスマスポイント。イソバナやソフトコーラルが多いことからクリスマスツリーのようという事で名前が付けられたようです。こちらも水中は大きな岩が点在しており、場所によってはアイスクリームをスクープしたような岩肌など、不思議な景観も見ることもできます。
魚もシミランの代表格イエローバックフュージュラーの群れやロウニンアジなど多種多様です。
東側の代表的なポイントはバングー島(NO.9)の東側「スリーツリーズ」、島に三本の木があることからこの名前がつきました。
島近くはは岩、エダサンゴなどのハードコーラルから、水深15m以深は白い砂地が広がり、ガーデンイール、ハゼ、時にはトラフザメが寝ていることも。潮の流れによってはブラックフィンバラクーダの群れを見ることができるかも!
他にも古代遺跡ではないか?と言われているシャークフィンリーフ(No.3の西)や、ヒンプーサー島(No.7)の北にあるディープシックス、同じくNo.7の西側のイーストオブエデン、シミランから北東へ1時間30分程のボン島、こちらはマンタ狙いで知られている島です。さらにそこから北上するとタチャイ島、タチャイピナクルという島の南にある隠れ根のポイントがあります。
シミランクルーズの最終目的で知られるのはタイとミャンマーの国境に近いスリン国立公園エリアにあるリチェリューロック!小さな隠れ根ではありますが、マクロから大物まで楽しめるポイントです。
全体的に流れの早いポイントが多いのと、最大深度や平均深度も深い為、ある程度のダイビングスキルが必要になってきます。
シミラン諸島には数多くのダイビングポイントがあり、その年や時期、状況によって潜るポイントも変わりますが、その中でも代表的なポイントをいくつかご紹介します!
シャークフィンリーフ(Shark fin reef)
No.3パヤン島から東に位置するポイントで、水中は大きな岩が東西に延びています。
水面から突き出ている岩がサメ(シャーク)のヒレに見えることから、この名前が付きました。
北側はハードコーラルやソフトコーラルなどのパッチリーフ、大小岩々が点在しています。
ここでの見どころは、南側に続く巨岩!人工的に切断されたような巨岩が続き、古代海底遺跡では!?との説もあり、本当になんでこんなところに?と想像力を掻き立てられる水中景観が魅力です。いろいろと想像しながらお楽しみ下さい!
水深:8~40m
透明度:15~30m
流れ:弱~強
水温:28~30度
ダイビングジャンル
ワイド
ダイビングツアー
日帰りダイビング、ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
イエローバックフュージュラー、タテジマキンチャクダイ(インド洋型)、タイマイ、シェブロンバラクーダ、ツムブリ、キンギョハナダイ、ハナダイギンポ、クラークアネモネフィッシュ、スカンクアネモネギッシュ(セジロクマノミのインド洋型)スズメダイ各種、運が良いとカンムリブダイやナポレオンに逢うことも。
ボルダーシティー(Bolder City)
シャークフィンリーフよりも東に位置するポイントで、水中は屏風のように巨岩が並んでいます。巨岩の間を縫うようにダイビングをしていきます。巨岩からはブラックコーラルや、イソバナ、ウミウチワなどがついています。砂地には、ヤッコエイや、ハゼなども姿も。
水深:8~40m
透明度:15~30m
流れ:弱~強
水温:28~30度
ダイビングジャンル
ワイド
ダイビングツアー
ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
アカモンガラ、イエローバックフュージュラー、ハナタカサゴ、イソマグロ、ワヌケヤッコ(インド洋型)、スカシテンジクダイ、アラレフグ、運が良いとトラフザメやホワイトチップリーフシャークの姿なども。
シミラン諸島N0.4、N0.5、No.6(ミアン島、ハー島、ホック島)周辺
モニュメントリーフ(Monument reef)
No.6の南側のポイントで、全体的に白い砂地の広がるポイント。チェックダイブやナイトダイブで潜る事が多い。水中にはスマトラ沖の際の津波の後に水深10mほどの所にタイの十二支像が沈められています。
水深:5~30m
透明度:15~30m
流れ:弱~強
水温:27~30度
ダイビングジャンル
ワイド
ダイビングツアー
日帰りダイビング、ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
イエローバックフュージュラー、ガーデンイール、ウミウシ、アカヒメジ、スカンクアネモネフィッシュ(セジロクマノミのインド洋型)、カクレクマノミ、カスミアジ、ヤッコエイ、カスミフグ、コクテンフグ、コラーレバタフライフィッシュ(チョウチョウウオのインド洋型)、デバスズメダイ、アオバスズメダイなど
ハネムーンベイ(Honeymoon Bay)
No.4(ミアン島)の東側にあるポイント。ラマ9世が新婚旅行に訪れたことからこの名前がつきました。島側から白い砂地のスロープが続き、水深12~13mくらいからぐっと深くなっていきます。浅い方はパッチリーフが点在し、スズメダイなどが悠々と泳いでいます。
ハードコーラルや、ソフトコーラルなどもたくさんあり、とても生き生きしてます。
深場ではヤッコエイや、ハゼなどの姿もみられます。クルーズではチェックダイブや、ナイトダイブで潜るポイントです。
水深:3~25m
透明度:15~30m
流れ:弱~中
水温:27~30度
ダイビングジャンル
マクロ
ダイビングツアー
ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
イエローバックフュージュラー、ガーデンイール、スカンクアネモネフィッシュ(セジロクマノミのインド洋型)、ブラックシュリンプゴビー、デバスズメダイ、アオバスズメダイ、ミツボシクロスズメダイ、ヤマブキスズメダイ、キンギョハナダイ、ヤッコエイ、コクテンフグ、コラーレバタフライフィッシュ(チョウチョウウオのインド洋型)など
ストーンヘンジ(Stone Henge)
No.4(ミアン島)の北側のビーチから西側にあるポイント、岬のように延びていて、その周りでダイビングします。大小様々な岩がまるで遺跡のストーンヘンジのように見えたのか?この名前がついています。折り重なる巨岩の周りをダイビングしていきます。
岩と岩の間には、ハードコーラルや、ソフトコーラルなど、それに群れるハナダイやスズメダイ、岩壁にはウミウシなども。運がいいとブラックチップリーフシャークや、ホワイトチップシャークに遭遇できるかも。
水深:5~30m
透明度:15~30m
流れ:弱~強
水温:27~30度
ダイビングジャンル
マクロ、ワイド
ダイビングツアー
日帰り、ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
イエローバックフュージュラー、ブラックチップリーフシャーク、ホワイトチップシャーク、ジェンキンスウィップレイ、イソマグロ、ウミウシ、タイマイ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュ(カスミチョウチョウウオのインド洋型)カスミアジ、ワヌケヤッコ(インド洋型)など
ツナレック(Tuna wreck)
No.5の南側のポイント。水深30mのところに中国船籍のマグロ漁船が沈んでいることから名前がついた。モーリングロープがつけられており、エントリー後はロープに沿って潜行していきます。沈船を見た後は、棚のようになっているリーフへゆっくりと上がっていく。
流れがある時はドリフトダイブ、流れが無い時はボートに戻って来ることも。
水深:5~30m
透明度:15~25m
流れ:弱~強
水温:27~30度
ダイビングジャンル
マクロ、ワイド
ダイビングツアー
ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
イエローバックフュージュラー、トラフケボリタカラガイ、アカヒメジ、カスミアジ、ツバメウオ、コクテンフグ、コラーレバタフライフィッシュ(チョウチョウウオのインド洋型)、フウライチョウチョウウオ、インディアンバカボンドバタフライフィッシュ(フウライチョウチョウウオのインド洋型)など
シミラン諸島No.7(パユ島)周辺
ディープシックス(Deep six)
No.7北に位置し、大小さまざまな岩が織りなす景観のポイント。
岩の間を抜けたり、くぐったりすることができます。東寄りにはロウニン穴と呼んでるところがあり、入っていくと、ロウニンアジと鉢合わせすることもありますよ。岩のポイントなので所々流れがかわったりすることもあります、担当ガイドのサインに注意して下さいね。
水深:8~30m
透明度:15~25m
流れ:中~強
水温:27~30度
ダイビングジャンル
マクロ、ワイド
ダイビングツアー
日帰りダイビング、ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
イエローバックフュージュラー、ラディフージュラ―、ロウニンアジ、イソマグロ、カスミアジ、タイマイ、ウミウシ、ムレハタタテダイ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュ(カスミチョウチョウウオのインド洋型)ワヌケヤッコ(インド洋型)、など
ウェストオブエデン(West of Eden)
No.7西側のポイントで、東側にイーストオブエデン(現在は環境保護の為閉鎖中)がある。その反対側にあるのがウェストオブエデン。水中景観も似ていることからつけられた。
水中は島から、傾斜しており、大小の岩が点在し、南側はハードコーラルが主で岩根に繁茂しています。北へ進んで行くほど岩は大きくなり、行くてを阻むような岩が見えてきます。岩の間を抜けたりしながら流していくこともできます。巨岩の側面にはウミウチワやブラックコーラルなどが生えていて、ニシキフウライウオが擬態していることも。
水深:5~30m
透明度:15~25m
流れ:弱~強
水温:27~30度
ダイビングジャンル
マクロ、ワイド
ダイビングツアー
日帰りダイビング、ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
イエローバックフュージュラー、ロウニンアジ、イソマグロ、カスミアジ、タイマイ、アオウミガメ、コラーレバタフライフィッシュ(チョウチョウウオのインド洋型)、フウライチョウチョウウオ、インディアンバカボンドバタフライフィッシュ(フウライチョウチョウウオのインド洋型)、イスズミ、カエルアンコウ、ニシキフウライウオなど
サウスオブエデン(South of Eden)
ウェストオブエデンから見ない方面へ続くポイント。
島から傾斜する斜面に大小の岩々、ハードコーラルが点在し、水深25より以深は砂地が続く、中層にはカスミアジの群れや、イソマグロ、ロウニンアジなどの回遊魚系の魚たち、ハードコーラルの上にはカブラヤスズメダイなど、スズメダイの仲間、ヘラジカハナヤサイサンゴも多く、隙間を覗くとカエルアンコウや、セダカギンポなどがじっとこちらを見ていることも。
水深:5~30m
透明度:15~30m
流れ:弱~強
水温:26~30度
ダイビングジャンル
マクロ、ワイド
ダイビングツアー
日帰りダイビング、ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
イエローバックフュージュラー、ロウニンアジ、イソマグロ、カスミアジ、タイマイ、アオウミガメ、インディアンダッシュラス(フタスジリュウキュウスズメダイのインド洋型)コラーレバタフライフィッシュ(チョウチョウウオのインド洋型)、フウライチョウチョウウオ、インディアンバカボンドバタフライフィッシュ(フウライチョウチョウウオのインド洋型)、イスズミ、カエルアンコウ、セダカギンポ、ウミウシなど
エレファントヘッドロック(Elephant head Rock)
その名の通り象の頭の岩、水面に頭、牙、鼻のような形をした岩が突出しており、見る角度によっては象さんが沈んでいるように見えるので、この名前がついたようです。
場所はNo.7 とNo.8の間にあるダイナミックな地形ポイントです。
流れによりますが、北または南側からエントリーし、岩肌を見ながら潜行します。岩のトンネルをくぐったり、チャネルを通過したり、もちろん魚たちもたくさんいます!チョウチョウコショウダイとムスジコショウダイとのハーフと言われているアンダマンスウィートリップスが見られることもあります。運がいいと、マンタが頭上を通過していくかもしれませんよ!
水深:5~40m
透明度:15~25m
流れ:弱~強
水温:27~30度
ダイビングジャンル
マクロ、ワイド
ダイビングツアー
ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
イエローバックフュージュラー、ロウニンアジ、イソマグロ、カスミアジ、タイマイ、ホワイトチップシャーク、ブラックピラミッドバタフライフィッシュ(カスミチョウチョウウオのインド洋型)、ジャイアントフージュラ―、バラフエダイ、ツバメウオ、バンブーシャークなど
シミラン諸島No.8(シミラン島)周辺
タートルロック(Turtle Rock)
シミラン島の北にあるドナルドダックベイの西側のポイントで、亀のような岩があることが名前の由来。サンセットダイブやナイトダイブで潜ることが多いポイント。
島側は大きな岩が折り重なり、12mくらいから白い砂地が広がり、パッチリーフが点在しています。岩根には時期によってはスカシテンジクダイが岩根を覆うこともあります。
水深:10~25m
透明度:15~25m
流れ:弱~中
水温:27~30度
ダイビングジャンル
マクロ
ダイビングツアー
ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
ブルーダッシュフュージュラー、タイマイ、スズメダイ各種、スカシテンジクダイ、ウミウシ、ハナヒゲウツボ、コラーレバタフライフィッシュ(チョウチョウウオのインド洋型)、コクテンフグ、ネズミフグなど
ウォーターフォールベイ(Water Fall Bay)
タートルロックの西側にある小さな湾にあるポイントで、湧き水が出ていることが名前の由来、ここで給水するボートもあります。
ハードコーラルやソフトコーラル、大小様々な岩が見られ、16m以深は砂地が広がっています。あまり入るポイントではありませんが、給水の際のダイビングやナイトダイブで入るポイントです。
水深:5~25m
透明度:15~25m
流れ:弱~中
水温:27~30度
ダイビングジャンル
マクロ
ダイビングツアー
日帰りダイビング、ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
ブルーダッシュフュージュラー、タイマイ、スズメダイ各種、サザナミヤッコ、ウミウシ、コラーレバタフライフィッシュ(チョウチョウウオのインド洋型)、コクテンフグ、ネズミフグ、オヤビッチャ、イスズミ、シテンヤッコなど
シミラン諸島No.9(バングー島)周辺
スリーツリーズ(Three tree’s)
No.9の東側のリーフポイント。
島に3本の木が目立って生えていることがポイント名の由来です。
シミラン諸島の東側のポイントは美しいリーフのポイントが多く、ここもそのうちの一つです。島から緩やかに傾斜していて、15m以深は真っ白な砂地が広がりパッチ―リーフが点在、沖合には巨岩が鎮座している箇所もあります。斜面にはハードコーラルがたくさんあり、スズメダイやチョウチョウウオ、ツバメウオ、時期によってはスカシテンジクダイが斜面を覆うこともあります。そんな小さな魚を狙って、カスミアジや、アミメフエダイ、イソマグロなどの大きな魚の補色シーンなどもみることができます。また、固有種のアンダマンジョーフィッシュや、オーロラ―パートナーゴビーも見られます。流れによってはブラックフィンバラクーダや、ピックハンドルバラクーダの群れを見ることも!
水深:5~30m
透明度:15~30m
流れ:弱~強
水温:27~30度
ダイビングジャンル
マクロ、ワイド
ダイビングツアー
日帰りダイビング、ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
イエローバックフュージュラー、ブルーフュージュラーなど、タカサゴの仲間たち、タイマイ、ナポレオン、スカシテンジクダイ、ツバメウオ、コラーレバタフライフィッシュ(チョウチョウウオのインド洋型)、コクテンフグ、ネズミフグ、ガーデンイール、スパゲティイール、ツムブリ、アミメフエダイ、キンセンフエダイの群れ、ヨスジフエダイ、ロクセンフエダイ、アンダマンジョーフィッシュ、オーロラパートナーゴビー(ダテハゼのインド洋型)、アンダマンフォックスフェイス(ヒフキアイゴのアンダマン海バージョン)など
ノースポイント(North Point)
その名の通り、No.9の北に位置するポイント。巨岩が屏風のように鎮座しており、ブイが設置されているので、指標にして潜行していきます。屏風のような岩の間を通ったり、岩をくぐったりもできます。岩の周りはウミウチワやブラックコーラル、ヤギやイソバナも多く見られます。島寄りの浅瀬はデッドコーラルが広がっており、スズメダイなど、また、タイマイが食事しているところに出逢うこともあり、運がいいと、マンタも周ってきます。
水深:10~30m
透明度:15~30m
流れ:弱~強
水温:27~30度
ダイビングジャンル
マクロ、ワイド
ダイビングツアー
日帰りダイビング、ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
ブルーダッシュフュージュラー、タイマイ、スズメダイ各種、カスミアジ、コガネシマアジ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュ(カスミチョウチョウウオのインド洋型)、コラーレバタフライフィッシュ(チョウチョウウオのインド洋型)、マンタレイ、タテジマキンチャクダイ(インド洋型)など
クリスマスポイント(Christmas Point)
No.9ノースポイントの西側に位置する人気のポイント!
水中にカラフルなウミウチワやヤギ、ソフトコーラルが多く、クリスマスツリーの様に見えることからポイント名がつけられたとか。
どちらかというと一種変わった岩の景観ポイントです。
アイスクリームをくりぬいた様な穴がいっぱいの岩や、神社の鳥居のように重なった岩など。もちろん魚もいっぱい!シミランでは欠かせない、タカサゴの群れや、ロウニンアジ、ホワイトチップシャークなど。岩のポイントだけあって、流れ始めたらかなりの激流に遭うこともありますので、担当ガイドの出すサインには気を付けましょう。
水深:10~30m
透明度:15~30m
流れ:中~強
水温:27~30度
ダイビングジャンル
マクロ、ワイド
ダイビングツアー
日帰りダイビング、ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
ブルーダッシュフュージュラーなどタカサゴの仲間、ナポレオン、ホワイトチップシャーク、スズメダイ各種、スカシテンジクダイ、ウミウシ、シテンヤッコ、インドシテンヤッコ、ワヌケヤッコ、ロウニンアジ、アンダマンスウィートリップス(チョウチョウコショウダイとムスジコショウダイのミックス)など
スナッパーアレイ(Snapper Alley)
No.9の南側にあるポイント。
フエダイが多いことがポイント名の由来です。
全体的に砂地の多いポイントですが、大きな岩も点在、ハードコーラルなども多く見られます。サンセットダイブやナイトダイブでよく潜るポイントです。
水深:5~25m
透明度:15~25m
流れ:弱~中
水温:27~30度
ダイビングジャンル
マクロ
ダイビングツアー
ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
キンセンフエダイ、ヨスジフエダイ、ロクセンフエダイ、スズメダイ各種、ウミウシ、コラーレバタフライフィッシュ(チョウチョウウオのインド洋型)、インディアンバカボンドバタフライフィッシュ(フウライチョウチョウウオのインド洋型)、ヤッコエイ、コクテンフグ、ネズミフグなど
ボン島
シミランNo.9より北東へ1時間30分ほどのところにある無人島、ボン島もシミラン国立公園の一部です。こちらはマンタが見れることで有名でシーズンになるとたくさんのダイバーがクルーズで訪れます。ボン島へやって来ると、ダイブクルーズも中盤に突入です。
ウェストリッジ(West Ridge)
ボン島の西の岬のポイント、まさにそのままウェストリッジです。
南側の湾内からエントリーすることが多く、岬に沿って先端へと向かっていきます。
先端の15m~18m付近で、マンタ待ちをすることもあります。また、ダウンカレントなど入りやすいポイントなので、ガイドのサインに注意が必要です。
島側は壁のようになっており、15m位のところから、段々畑のようなハードコーラルなどが多く見られます。25m以深は砂地が広がっています。
水深:5~30m
透明度:15~30m
流れ:弱~強
水温:27~30度
ダイビングジャンル
ワイド
ダイビングツアー
日帰りダイビング、ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
マンタレイ、ジンベエザメ、ツムブリ、キンセンフエダイ、スカシテンジクダイ、ウミウシ、イヤースポットブレニー、オトヒメエビ、マルチバーパイプフィッシュ、ブラックチップリーフシャーク、モヨウフグ、ハナミノカサゴ、アオヤガラなど
タチャイ島
ボン島より北へ20kmのところにある島(シミラン国立海洋公園の属しています)。
以前は北側にある真っ白なビーチに上陸でき、日帰りのシュノーケリングツアーも開催されていましたが、環境破壊が進み、環境保護のため、現在は上陸が禁止されています。
ダイビングポイントは南側にある隠れ根ポイントの「タチャイピナクル」、島の東の「タチャイリーフ」があります。
タチャイピナクル(Tachai Pinacle)
タチャイ島南にある隠れ根のポイント。
お椀を伏せたような根の周りには根を囲むように大小の岩々が点在しており、メインの根上にはブラックフィンバラクーダの群れや、シェブロンバラクーダ、フエダイの仲間が群れています。小さな魚を狙って、ギンガメアジや、ロウニンアジの補色シーンなども見られ、ギンガメアジのカップリングも見られるポイントです。
また、マンタやジンベエザメも周ってくるポイントとしても有名!
クリーニングポイントでも知られており、ブイ根元ではツバメウオが気持ちよさそうにクリーニングされているシーンも見ることができます。
流れもシミラン諸島でのダイビングに比べると強い流れがあるポイントとして有名なので、注意が必要です!
水深:12~30m
透明度:15~30m
流れ:中~強
水温:27~30度
ダイビングジャンル
ワイド
ダイビングツアー
日帰りダイビング、ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
ブラックフィンバラクーダの群れ、ツバメウオ、ギンガメアジ、ロウニンアジ、ツムブリ、マンタレイ、ジンベエザメ、ジェンキンスウィップレイ、キンセンフエダイ、ナポレオンなど
タチャイリーフ(Tachai Reef)
タチャイ島の東にあるリーフポイント。水深12mくらいから急なスロープで深くなっていきます。サンセットや、ナイトダイブで入ることが多く、イエローフィンバラクーダがトーチの光に反応して寄って来ることも。ハードコーラル、ソフトコーラルも豊富でスズメダイや、キンギョハナダイなどが見られます。運がいいと、マンタが周って来ることもあります。
水深:5~30m
透明度:15~30m
流れ:弱~強
水温:27~30度
ダイビングジャンル
ワイド
ダイビングツアー
ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
ブルーダッシュフュージュラー、イエローフィンバラクーダ、ウミウシ、ウミシダ、スズメダイ各種、キンセンフエダイ、コラーレバタフライフィッシュ(チョウチョウウオのインド洋型)、コクテンフグ、ツバメウオ、アオホシヤドカリ、ソメンヤドカリなど
スリン諸島
ボン島より北へ20kmのところにある島(シミラン国立海洋公園の属しています)。
以前は北側にある真っ白なビーチに上陸でき、日帰りのシュノーケリングツアーも開催されていましたが、環境破壊が進み、環境保護のため、現在は上陸が禁止されています。
ダイビングポイントは南側にある隠れ根ポイントの「タチャイピナクル」、島の東の「タチャイリーフ」があります。
リチェリューロック(Richelieu Rock)
タチャイ島から北上すること約3時間、ミャンマーとの国境も程近い海原の真ん中に佇むリチェリューロック。シミランクルーズのメインポイントです。
ポイント名の「リチェリュー」はこのポイントを見つけたフランス人男性の名前をとっているとか。
水中は35m付近より隆起した岩がそびえたっています。潮が引くと2mほど水面に岩肌が顔を出します。小物から大物まで世界中のダイバーを魅了するポイントのリチェリューロック!
岩肌にはソフトコーラルがびっしりと生えてとてもカラフルな景観をしており、水深27m付近には固有種のタイガーテールシーホース、岩の裂け目を覗くとフリソデエビやカエルアンコウなどがいることも。
また、ジンベエザメが周ってくることでも知られているポイントです。ダイビングクルーズでは最低でも2本は潜るので、マクロ、ワイドと1ダイブずつ分けてもいいですね。ボートによってはリチェリューロックで4ダイブする船もあります。ダイバーを魅了し飽きさせないポイントです。
水深:5~35m
透明度:15~30m
流れ:弱~強
水温:27~30度
ダイビングジャンル
ワイド
ダイビングツアー
日帰りダイビング、ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
ジンベエザメ、タイガーテールシーホース、マダラエイ、ロブスター、ハナミノカサゴ、ウミウシ、パイプフィッシュ、ワモンダコ、ブラックフィンバラクーダの群れ、ギンガメアジ、アオヤガラ、オニカサゴ、ニシキフウライウオ、トラフコウイカ、ドクウツボなど
カオラック周辺
ブンスーンレック(Boonsung Wreck)
タプラムから1時間40分程のところにある沈船ポイント。
元々はコンテナ船だったようですが、現在ではほとんど原形をとどめていません。
魚影の濃さは圧巻!本土に近いポイントではありますが、ジンベエザメも周ってくるポイントです。
シミランクルーズの最後に潜ることが多く、最大水深も18mくらいです。透明度も良いわけではありませんが、ごっちゃりと魚の群れの中を進むのはダイバーならではの醍醐味ではないでしょうか?
また、ネズミフグが多く見られ、普通は単独でいることが多いのですが、ここでは小さな群れを作っています。とても不思議な景観をみることができますよ。
砂地は泥っぽいですが、メタリックシュリンプゴビーなどの固有種も見られます。運が良ければ、トラフザメが寝ていることも。ウミウシも多く見られるので、マウロ好きの方にはうれしいポイントです。
水深:10~18m
透明度:5~18m
流れ:弱~中
水温:28~30度
ダイビングジャンル
マクロ
ダイビングツアー
日帰りダイビング、ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
ブルーダッシュフュージュラー、、オニカサゴ、ハナミノカサゴ、アーレンバーグスナッパー(ニセクロホシフエダイのインド洋型)、スカシテンジクダイ、ウミウシ、ネズミフグ、コラーレバタフライフィッシュ(チョウチョウウオのインド洋型)、コクテンフグなど
カーパーク(Car Park)
タプラム近くのポイント。タイ陸軍の払い下げのジープが数十台沈めているポイント。
駐車場に止まっているように整列して沈めているので、カーパーク。
沈めている車に乗っての写真撮影も可能、ただし、カサゴなどには気を付けてくださいね。
車の下を覗くとエイが隠れていることもあります。
水深:10~20m
透明度:15~20m
流れ:弱~中
水温:28~30度
ダイビングジャンル
マクロ
ダイビングツアー
日帰りダイビング、ショートクルーズ、ダイビングクルーズ
ここで見れるお魚
ツバメウオ、ブルーダッシュフュージュラー、ウミウシ、ミツボシクロスズメダイ、オニカサゴ、ダテハゼなど
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