このポイントはバラクーダポイントとも呼ばれていますが、今では滅多に見ることができなくなりました。
スミラン諸島のIsland No.5(ハ島)とNo.6(ホック島)は互いに隣り合っていて、岩礁が2つの小さな島を分けており、サンゴ礁はIsland No.6の西側から始まりNo.5の南側まで連なっています。
ここは、5m位から28m位まで緩やかなスロープになっており、水底は砂地になっています。
浅場はソフトコーラルやエダサンゴなどのコーラルガーデンになっており、白いパウダーサンドの水底にカラフルなサンゴが点在し、美しい自然の景観が楽しめます。
南東には大きな岩の露出している所があり、水中写真家にとってはユニークで興味を引かれる所です。
その大きな岩は-20mの砂地にあり、タイ語で“Hin Muan Deaw”と言い、岩のトップは-12m位で巨大なウミウチワや様々なソフトコーラルやハードコーラルで覆い尽くされている壮観な所です。
“Hin Muan Deaw”とは直訳すれば“写真のフィルム(35mm)をまるまる使い切ってしまう”と言う意味だそうで、それ程素晴らしい見応えのある岩です。
Anita’s Reefの南側にも巨大な岩が複数あり、Island No.5を南の方向へ広げていて、これらの岩は水深30~35m位の砂地に横たわり、チャネルの様な外観をしていてスイムスルー(潜り抜け)が可能です。また、それらの岩にはサンゴが点在しています。
タイプ:ドリフト、コーラルリーフ、白砂
透明度:20-40m
レベル:初級~
流れ :弱~中程度